碧の軌跡 その4
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マリアベルとの戦闘となり、勝利するとその後は、ロイドは何処とも知れぬ荒野にいて、そこへキーアとガイが現れ、夢とも現ともつかない話が続いて、エンディングにいたる。
マリアベルは身喰らう蛇の使徒となると言い残し、何処ともなく消えて行った。
納得できない所もかなりあるが、全体の印象はまずまず楽しめるし、閃シリーズのような厭みは少ない。
やはり軌跡シリーズは、空3作とクロスベル2作で終えるのが正解だと痛感した。
碧の軌跡では金属探知機が登場するが、使い方は、手帳メニューを開くと、左上に「P 探知機」が表示され、Pで使用できる。
これを忘れていて、当初は随分悩んだ(笑)
この碧の軌跡では、後の閃シリーズのような厭みは少ないが、後半からエンディングにかけては、その種の厭みがかなり顔を出す。
派手さと効果演出の効果を追求すると、どうしてもそのようになってしまうのかも知れない。
意外性を求めるあまり、無理なこじつけを連発したり、このあたりは閃の軌跡を連想させるが、どうも零とは製作チームが異なるのではないかとさえ、思ってしまうのだ。
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零の軌跡 その1
何回目かの零の軌跡だが、やはりかなり良く出来たゲームだと思う。
序章は、ワジとヴァルドのチンピラたちの仲裁がメインだが、イアンやアリオスらも登場し、最後にはヨシュアとエステルも顔見せをする。
第1章では、神狼ツァイトが仲間になり、ランディは「この世には二種類の人間がいる。 アルカンシェルを見たことがある人間と、見たことがない人間だ」、という警句を吐く。
これはメルセデスのキャッチである、「この世には二種類の車がある。 メルセデスとメルセデスでない車の二種類だ」のパクリだろう(笑)
第3章では、「殲滅天使」レンは、ハロルド夫妻の娘らしいことがわかり、支援課を訪れてきたエステルとヨシュアも、驚き且つ安心した。
そのレンからはお礼として一枚のカードが送られてきた。
ミシュラムでの「黒の競売会」への招待状である。
ティオを「妹」ということにして、ミシュラムに潜入したロイドは、奥の部屋のトランキの中から、人間の子どもを発見した。
これがキーアだが、彼女は記憶を失っている。
こうして「第4章 忍び寄る叡智」となる。
月の僧院や古戦場などの遺跡を調査し、ルバーチェに進入すると、奥の部屋で「グノーシス入荷リスト」、「グノーシス出荷リスト」などを入手できた。
グノーシスとは、人間や軍用犬などの生命体の体力や気力を、極限まで増強する、麻薬である。
そして「終章 クロスベルの一番長い日」となる。
ここでは薬物事件の捜査なのだが、市内にもグノーシスで操られた兵が進入し、ロイドらはibcタワーに避難する。
この後はヨアヒムを倒すために、太陽の砦に乱入する。
広大な太陽の砦をさまよい、ついにヨアヒムを打倒した。
これにて軌跡クロスベル編は終了とした。