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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その469 楽園の泉再び編

2012-02-27 10:36:00 | おもしろ不思議
2050年宇宙の旅 大林組の構想 読売新聞 02月21日 10:55 より

 エレベーターに乗って地上と宇宙を行ったり来たり――。こんな夢のように壮大な構想を、ゼネコンの大林組(東京)が20日、2050年に実現させる、と発表した。 酷Sの20倍以上の強度を持つ炭素繊維「カーボンナノチューブ」のケーブルを伝い、30人乗りのかごが、高度3万6000キロのターミナル駅まで1週間かけて向かう計画という。

 「宇宙エレベーター」はSF小説に描かれてきたが、1990年代にカーボンナノチューブが発見され、同社は建設可能と判断した。米航空宇宙局(NASA)なども研究を進めている。

 今回のエレベーターのケーブルの全長は、月までの約4分の1にあたる9万6000キロで、根元を地上の発着場に固定する。一方、ターミナル駅には実験施設や居住スペースを整備し、かごは時速200キロで片道7・5日かけて地上とを往復。駅周辺で太陽光発電を行い、地上に送電する。

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なつかしや、「楽園の泉」。 お弟子さん(笑)のシェフィールドにも確か「星ぼしに架ける橋」だったか、宇宙エレベーターをテーマにしたのがあったと思う。

2001年ははや10年以上前になるが、人類は木星どころか内惑星にさえ、未だ到達していない。 20世紀に未来像として描かれたテクノロジーは、現在の状況にフィットしているものと、随分とかけ離れたものと、両方あるようだ。

クラークの想定では、21世紀初めには外惑星に到達している筈なのだが、現状は火星にさえ人類は下りたっていない。 しかしコンピューター関係はクラークの想像以上の進歩を遂げているし、パワースーツもハインラインの想像より大分早くサイバーダイン社のhalスーツで実現してしまった。

現在の21世紀は、夢と現実の狭間が狭くなったところと、未だ隔絶しているところとが同居している。 私のような古くからのSFファンにとっては、なにがしか感慨を覚える。

それにしても、片道1週間以上もかかる「2050年宇宙の旅」に旅立つ人は、果たして何人いるのかな?


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その468 グーグル一族の陰謀編

2012-02-24 17:42:00 | ノンジャンル
「柳生一族の陰謀」とか「風魔一族の陰謀」とか陰謀にも色々あるが、今回のグーグルによる個人情報ャ潟Vーの件は、正に「陰謀」の名にふさわしい。

「個人情報の統合」という名目だが、実際には「グーグルによる個人情報の収集と使用」ではないか。 

グーグルは「新たな個人情報を収集するわけではない」と説明しているが、数十にも及ぶグーグル一族による多種多様な個人情報を、一纏めにして管理するというのは、まさに収集そのものではないか。

グーグルアプリのログ情報、位置情報、固有のアプリケーション番号、はてはグーグル製ではないサードパーティ製アプリケーション情報まで、全てグーグルが取得するというのだ。 

ではなんのためにこのようなことをするのか?
曰く、

「Google サービス(広告サービスを含む)の提供、管理、向上と、新サービスの開発
Google またはユーザーの権利や財産の保護」

だそうである。 
そのためには、

「個人情報の処理業務を委託する目的で Google の子会社、関連会社、その他の信頼できる企業または個人に情報を提供する場合。」

もあるという。 恐ろしいことにグーグルの胸三寸で、我々の個人情報はグーグルは勿論その他の企業に迄全て垂れ流しということになる。

これはもう犯罪に近い。

しかもこの個人情報は多くの人々が何気なく使っているごく一般的なアプリから取得される。 グーグルツールバー・クローム・gmail・YouTube・アンドロイド・グーグルアースなど、これらを一つも使っていないという人の方が少ないだろう。

日常気軽に使っているアプリから奪われた個人情報が、どのような使われ方をするのか、知っているのはグーグルだけで、当人には全くわからない。 なんとも恐ろしいことである。

EUや韓国でもグーグルに延期を求めるなど、反対の声が上がるのも当然だろう。 何故日本では反対しないのか、不思議でしょうがない。

私はこの件を知ってから、グーグルツールバーとクロームの使用を取り止めた。 しかしこれまで使っている間に収集された情報を取り戻すことは、もはや不可能である・・・


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その467 スリープ・休止からの勝手な復帰の原因と対策編

2012-02-22 16:49:00 | ハードウェア
このところ(特にWindows7を入れてから)スリープや休止から勝手に復帰してしまうという現象に悩まされた。 この勝手復帰は概ね克服できたと思われるので、その原因と対策を覚書にしてみた。

■スリープ・休止からの勝手な復帰の原因と対策

まず原因別に分けてみた。 

比較的簡単なのは1のデバイスドライバによるもので、デバイスマネージャーで簡単に殺せる。 しかしデバドラによる勝手復帰は、パーセンテージで言えばあまり多くないのではないか。

2の特定のユーザーアプリによる場合は、原因であるアプリ及びそのどの部分の設定かを特定するのが大変と思われる。 CONFIGやオプションで、時間指定などを設定できるアプリが怪しいが、設定を全て調べるのはかなりの時間と労力が必要だ。 私の場合はユーザーアプリによる勝手復帰は該当するケースはなかった。

3のタスクスケジューラによるものが、勝手復帰の原因としては一番パーセンテージが高そうだ。

4のその他の不明な原因は、読んで字の如く原因が不明なので調べようがない。(笑) これに当たった場合は、根気よく現象の確認と調査をするしかないだろう。 幸いにして、私の場合は今までの所はこれに該当するケースはなかった。


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1 デバイスドライバによるもの

デバイスマネージャーで調べると、復帰可能なハードウェアは以下のようなものがある。 勿論各人の状況による違いはあるので、以下はあくまで私個人の場合である。

■NIC
・realtek nic 
 ●対策 プロパティ-電源の管理-このデバイスでコンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする(このチェックを外す) 以下同じ
 
■キーボード
HIDキーボードデバイス
標準キーボード

 ◎キーボードでのスタンバイ解除はオフにしない方が良い。 理由はマウスなどをオフにした場合、スタンバイ解除の方法がなくなってしまうからである。

■マウス
・Naga Epic 
・hidマウス(ロジクール) 
 ●対策 上に同じ
但しNaga Epicの場合は、デバイスマネージャーで切っただけではだめで、ドックのUSBコネクタを抜くか、電力線と信号線の両方をオンオフできるスイッチ付きUSBハブを使用するかしかない。

■USB
USBroot hub(002)  
 ●対策 ここはいじっていない

■その他
・hid Asmedia XHCI Controller
 ●対策 ここはいじっていない

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2 特定のユーザーアプリによるもの

■Windows media playerの設定
■テレビなどの予約録画ツール などなど

 ●私の場合は上記の設定は変更していない。 そもそもテレビ関連のツールは入れていないので、当然該当しない。

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3 タスクスケジューラによるもの

これがくせ者である。 タスクスケジューラのライブラリを開くと、相当量のタスクが登録されている。 先頭にあるのが例のGoogleアップデート関連のタスクである。 これは全て無効。 その下にASUSとかMicrosoft、 WPD などがあるが、最下段のWPDは「接続された携帯機器とアプリケーションソフトとの間のデータ転送を標準化する基盤」とされているが、タスクそのものは存在しない。

この項目も個人差が大きいと思われるので、あくまで「私の場合」である。

■無効にしたもの
×Google Update 関連全て

×Microsoft 大半のタスク 
但し、無効にしてはいけないものもあるようで、今回は「ログオン時に実行」や「起動時に実行」などは有効のままにしておいたが、それ以外はほぼ全てを無効にした。 現在のところ、これによる悪影響は出ていないようだ。


このタスクスケジューラは、サービスとも関連しているようだが、どのように関連しているかは調査中。 サービスは機能そのものの有効無効を設定するが、タスクスケジューラはあくまで「それをいつ起動するか」の設定だから、サービスの設定の方が優先するのだろう。 よってタスクスケジューラで無効にしても、大きな弊害は出ないのではないかと思うが、実際のところは未確認である。

尚、ついでに不要と思われるサービスも無効にした。 無論その前に復元ャCントを作成してある。 

但し、32ビットとは違い、64ビットOSではメモリに余裕があるので、メモリ使用量削減が目的としてはあまり意味がない。 速度的にもこの程度では体感的な差が出るとも思えないが、まあ「気は心」というやつで。(笑)

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4 その他の不明な原因
 ●これは全く不明
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カラス復帰とは直接関係はないが、今回のGoogleによる個人情報の扱い変更は無茶苦茶だ。 「俺が持ってる情報は、どう使おうが誰に売ろうが俺の勝手」というのは、犯罪的とさえ言える。 「MSでさえ」ここまであくどく傲岸なやり方はしない。 この件については、EUや韓国でも調査がはじまっているようだ。

グーグルツールバーは既に削除しているが、近い将来クロームの使用をやめようかと考えている。(といっても、既に私の個人情報はグーグルに持って行かれているが・・・) 
このあたりはいずれ詳しく書きたい。


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その466 Googleの勝手でしょ編

2012-02-20 10:11:00 | ノンジャンル
お節介と使い勝手の悪さ。

これは相反する点があるが、これらを債蝕権備才色兼備するのがMSのソフトウェアで、業界の雄と言えるだろう。

最近ではWindows7でのセキュリティの使い勝手の悪さに閉口した。 スタートメニューがやたら階層の奥深いところにあるし、シングルユーザーなのに、Default User・All Users・Public・UpdatusUserと、わけのわからんユーザーフォルダがやたらにある。

しかもこのユーザーフォルダはセキュリティが厳しく、デフォの状態では中身を見ることもコピーすることも出来ない。 しかもルートのフォルダの設定を変えただけではだめで、下位フォルダも一々設定変更しないと何の操作もできないという、実に使い勝手の悪い仕様になっている。

IE9でも前回使用していたタブを復元するには、新しいタブに移動して「前回のセッションを開く」をクリックしなければならない。 これが面唐ネのでキーマクロを作ったが、こんなことはIE7と同様に「次回このタブを開く」にチェックを入れるとか、或いはオプションに「次回起動時には現在のタブを再現する」という項目を作るとかの機能を入れればよいのだ。

そのくせ認証にだけは熱心で、通常のサメ[ト窓口の電話は中々繋がらないのに、認証窓口の電話だけは一発で繋がる。(笑)


お節介と使い勝手の悪さではMSに負けていないのがグーグルで、最近は特にこの2点では躍進に次ぐ躍進ぶりである。 ツールバーが常に自動的に更新され、検索窓が小さくて見づらい、或いは検索履歴数が少なくなったなどの不満が出る。

前のバージョンを使いたいと思っても、「グーグルでは常に最新機能のアプリを提供しております」(BBSオペレータ・グーグルのBBSより)などと言われる。 どうしても古いバージョンをとなると、アップデート関連のファイルを削除したりレジストリをいじったり、えらい面唐ネことをしなければならない。

最新だろうと最旧だろうとカラスの勝手、どのバージョンを使うかはユーザーに任せればよい。 それでグーグルにどれだけの不利益が生じるというのだ。 既に存在する欠点を承知の上で、あえて旧バージョンを使いたい人にはそのまま使わせればよいではないか。

クロームは速度的には満足できるが、メニューバーがないとか、お気に入りにキーボードからアクセス出来ないこととか、使い勝手はあまり良いとは言えない。 

ブックマークにしても、本体とブックマークの編集画面とが分離されていて、IEのように一つの画面でサイトの移動と編集をすることができない。 ブックマーク本体から編集画面へ移行するという、余計な手間がかかるのである。 デザイン面より使い勝手を優先して欲しいものである。

グーグルについての不満はまだまだある。 最近の個人情報の扱いなどもその一つであるが、長くなるので今回は省略。 


もう一つ、以前あったスリープや休止から勝手に復帰するという現象は、前回はRazer社のNaga Epicのドックによるものだったが、スイッチ付きハブでNaga Epicを切っているのに今回又その現象が起きた。 

イベントログにも該当する記録はなく、NICの電源復帰を切ったりしてもだめだった。 ふと思いついてタスクスケジューラを調べて見ると、グーグルのけったいなスケジュールが入っている。 かの悪名高きUpdateのスケジュールである。 これを無効にしたら、スリープからの復帰ではカラスの勝手復帰はなくなった。

しかし、スリープからの勝手復帰はなくなったが、休止からの勝手復帰はなくならない。 そこでタスクスケジューラでMSのタスクの大半を殺してみた。 但し、ログオン時に実行や起動時に実行など、必要そうなものは有効状態のまま残しておいた。

これであたりだった。 スリープ・休止共にカラスの勝手復帰はなくなった。

となると今回の勝手復帰の原因は、MSとグーグルのタスクとしか考えられない。 なんとも迷惑なことである。 MSよ、グーグル先生よ、これを突き止めるまでにイベントログやらデバイスマネージャーやらを調べて浪費した時間はどうしてくれる? カラスより始末悪いぞ!


残念ながら現在ではユーザーフレンドリーという表現がふさわしい企業は、コンピューター関連では少なくなってしまった。 棍棒を持ったらとにかく振り回したがる企業ばかりだ。 比較的ましなのはメガソフトやジャストあたりか。

業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その465 節電は善か?編

2012-02-18 13:43:00 | ノンジャンル
HDの寿命は1年半。 というと「なにをバカな」と言われるかもしれないが、ちぃとばかり我慢してもう少し先を読んでいただきたい。


東電が値上げを申請したそうだ。 あれだけの大事故を起こしたのに、値下げならともかく値上げとはねぇ。

東電(だけではないが)が節電を呼びかけたので、電力の消費量が減ったことも業績悪化の原因の一つらしいが、これはまあ、自業自得というもの。

節電というもの自体がどうも怪しげである。 

使用しない時には機器の電源を切るということが勧められている。 一見節電になるように見えるが、本当にそうなのだろうか?

大分前に蛍光灯の寿命のデータがあった。 つまり、使わない時にはこまめに蛍光灯を消すのと、つけっぱなしの時と、どちらがよいのかということである。

つけっぱなしならば当然電力を消費する。 しかし頻繁にスイッチオフにすると、蛍光灯自体の寿命が短くなる。 どの位の時間使用しないのならば消灯した方が良いか、そんなデータである。

これが約7分だった。 随分前のデータなので、現在とは異なるところもあるだろうが、おおよそそんなものだろう。


コンピューターでも、有る時間操作しないとモニタの電源やHDのを切る設定などがある。 これがくせ者だ。 およそ全ての機器は電源のオンオフでかなりのダメージを被る。

特にHDの場合は、起動時に相当なダメージがあるという。 相当長い間連続使用している場合(数時間とか)よりも、起動時に受けるダメージの方が遙かに深刻らしい。 

HDのS.M.A.R.T.情報を見ると、対応しているHDでは起動回数も記録されている。 私のHDでは千回弱から1500回程度だった。

メーカー発表の起動回数による寿命は10万回というが、これはちと信じられない。 体験的に、又メーカー以外の情報も参考にすると、おおよそその1/10或いはそれ以下だろう。 仮に1万回とすると、一日に1回の起動(つまりPCを使っている時はHDはまわりっぱなし)で約30年となる。 

一年一昔秒進分歩のコンピューターの世界では、1つのHDを30年も使う人はほぼ皆無だろう。 ほとんどは数年に一度は買い換えるので、事実上一生使えるということになる。

ところが電源設定で30分でHDの電源を切る設定にすると、1日10時間の設定でも20回は起動を繰り返すということになる。 1年で7300回、前記の寿命1万回を当てはめると1年半足らずでアウトということになる。

実際にはHDの寿命に影響するのは、起動回数だけではなく使用時間・温度その他種々の原因があるので、こんなに単純にはいかないが、少なくとも30分でHDの電源を切る設定はやめた方が良さそうである。 私の場合はノーパソを除いて、HDはPCが立ち上がっている限り連続運転、電断なしの設定にしてある。


で、節電の件である。

HD1台を作るのに消費する電力と、数時間HDを回している電力と、どちらが多いのだろうか? 恐らくHD1台作る電力の方が遙かに多いと思う。

これはPCのHDの例だが、他にもテレビその他全ての機器で同じようなことが言えるだろう。 「使わない機器はすぐにスイッチを切りましょう」などという、怪しげな宣伝に迷わされてはいけない。 過度の節電はむしろ増電になるのだ。