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S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4273 ある夏の日、山荘にて

2021-06-30 09:01:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

ある夏の日、山荘にて その2

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奇妙に曲がった短剣は、彼の祖父が中東に赴任した時に購入したものだそうだ。

無論戦前の話である。

それはイスファハンで作られたもので、とある魔術師が政敵に復讐するために呪いをかけたのだそうだ。

祖父は面白半分購入したのだが、帰国するとある事件が持ち上がり、生存していては困る人物が、首を切られて死んだ。

その後、祖父が短剣を調べると、べっとりと血がついていた・・・

昼になったが、食当の筈の清美が現れないので、緒梨恵と共に清美の部屋に行くと、清美は死んでいた。

しかも頭が切り取られているのだ。

そして廊下の壁に飾られていた筈の、短剣がなくなっていた。

こうして推理となるのだが、これは中々難しい。

殺害時刻は10時半以前あたりまでは理解できるが、その後がわからない。

当然犯人もわからない。

選択肢総当たりでも不可で、結局翌日の第2の殺人になってしまった。

もっともこれが正常ルートらしく、第1の殺人での犯人当ては、よほど鋭い人以外はむりだろう。

梶浦がいなくなり、皆で探したが、2階に行った大野達は、清美の死体がなくなっていると言う。

梶浦は首つり姿で物置で見つかった。

そして清美の死体もその傍らに転がっていた・・・

皆は自殺と考えたが、主人公は異を唱えた。

梶浦の服の汚れや遺書がないことなど、自殺としては不自然である。

梶浦は別荘の中で殺害され、台車で運ばれた。

そして暗闇の物置の中では、懐中電灯が必要だと、犯人を指摘した。

これであたりであり、解決エンドとなる。

しかし、第1の首切りの館が未解決なので、こちらをやり直すことにした。

殺害は午前十時半以前で、私が目撃した後、おかしな点は窓が閉まっていたことである。

真夏で暑いのになぜ窓を開けないのか、それは清美は既に死んでいたからで、その首を切り取り、トレイに入れて丸テーブルに乗せた後、窓は開かれた。

なぜ首を切ったのかは、清美は絞殺されてそれを隠すためである。

扼殺では指の後が残るが、その指に特徴のあるもの、例えば指輪がはめられていたら?

こうして犯人が指名される。

動機は・・・ 清美の妊娠である。

しかもそれは嫉妬による嘘であり、なぜなら犯人が好きなのは主人公「私」だった。

主人公は女性だったのである・・・

これにてある夏の日、山荘にてはお終いである。

まずまず楽しめるゲームだったが、動機などはこじつけ感が残る。


次回からはフォトグラフィア- 1.1の予定



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4272 べにのひをはく/ある夏の日、山荘にて

2021-06-29 08:44:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

べにのひをはく その2

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こうして高山の告白が始まった。

愛子は高山の実子ではなく、千鶴という女の子供だったが、高山は誤って千鶴を死なせてしまい、罪滅ぼしの意もあり、愛子を実子ということにしたそうだ。

千鶴の死体はザクロの木の根元に埋められた。

15年前のことである。

それがあの手紙のことであり、その後死体を掘り返したが、死体はなかったとのことである。

白い着物の女の仕業ではないかとも考えたが、それでは矛盾が多すぎる。

そして屋敷が騒がしくなり、いって見ると早苗が毒殺されたそうだ。

どうやら青酸系の薬物らしいが、毒草は山に幾らでも生えているとのことである。

一行は二手に分かれて1階と2階を調べることになったが、風呂場の浴槽に僧侶の春泥が沈んでいて、首には縄が巻き付けられていた。

外部への連絡は、交番に無線機があるが壊れていて、工学部卒の高山が修理することになった。

当間のペンダントには骨が入っていた。

交番に入ると、高山と薫が殺されていた。

当間は千鶴を愛していて、あの手紙を書き、村人を殺し回ったと、俊介は考えたが、良く考えるとそれでは不自然なのだ。

ここでかなり苦戦、何度かやり直してようやく先へ進めた。

ざくろの木に行くと人影がある。

そして犯人名の入力となるが、これは登場人物の名前を片っ端から入力すれば、どれかがあたりとなる。

むしろ、一番影の薄い、犯人では無さそうな奴の名前から入力した方が早いだろう。

但し、動機については大いに異論が残る。

内容としてはまずまず楽しめる方で、少なくともプレイして損をしたという思いはない。

変わって「dancer in the dark」である。

「廃墟探検に出かけた『俺』と友人だったが…

ホラーサウンドノベル。作品イメージとしては映画『SAW』に近いかもしれません。

グロテスクな画像はありませんが、暴力表現はあるので苦手な方はご注意ください。」

と作者の説明にはある。

このゲームではフォントの変更が出来ない。

テキストを読ませるのがメインのゲームでは、汚く読みにくいフォントは致命的な弱点となる。

吉里吉里2だからツールにはフォント変更の機能はある筈で、これは手抜きなのだろう。

主人公の「俺」は友人の田村と共に、ある廃墟の探検に行った。

廃墟自体は特に変わったものではないが、中にはヤクザがいて、車の中に連れ込まれてしまった。

そして車は別の廃墟に向かい、彼らはエレベーターで地下に降りた。

男の声が響いた。

「お前達に生き残るチャンスをやる。

お前達はこれから殺し合いをする。

生き残った方は助けてやる。

すぐ警察に駆け込んでも構わない。

それでは開始だ!」

田村はどうやらその言葉を信じたらしく、拾った鉄パイプで攻撃してきた。

「俺」は田村を殺すが、俺もヤクザ達に殺されてゲーム終了。

総計8分・・・ はぁ・・・ あほらし・・・

早々に「ある夏の日、山荘にて……」に乗り換えた。

こちらは、とあるお金持ちのボン大野の招待で、八人の学生仲間が山荘に集まった。

それは豪壮な別荘で、1階2階に十数室の客間があり、階段の踊り場には槍や短剣まで飾られている。

その短剣にまつわる恐葡kを、大野は語り始めた。


ある夏の日、山荘にて その2へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4271 べにのひをはく

2021-06-28 10:37:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

べにのひをはく その1

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べにのひをはくとは、作者の紹介では、

「道を間違え、とある寒村に迷い込んだ主人公とヒロイン。

既に廃村となったはずのその村にはいまだ数人が暮らし、とっくに死んだはずの女の亡霊に怯えていた。

そんな中、届いた脅迫状と、次々に起こる不可解な事件。

選択肢によって結末が変わるサウンドノベル」

との説明がある。

ツールは吉里吉里3なので、まず大丈夫と思ったが、フォントの変更は出来ない。

主人公の名前も変更可能だが、とりあえず「小島佑介」のままとした。

ヒロインは「沢村美由紀」で、二人はとある雑誌社で働くカメラマンと記者、という設定である。

「決定版・秘境の温泉宿」という記事を書くために、弥勒村という寒村に向かっていたが、どうも道を間違えたらしく、折しも降ってきた雨を避けるために、洞窟に避難した。

その洞窟にはレールがあり、壁にはハンドルとワイヤーもある。

ハンドルを回してみると、洞窟の奥からボロガタのトロッコが出てきた。

といきなり洞窟が揺れた。

佑介は美由紀をトロッコに放り込み、レバーを引くとトロッコは動き出した。

やがてトロッコは終点に着き、出口からは村が見える。

立て看板には「七重村」とある。

七重村は廃村らしく、人影はどこにも見えないし、地図にも七重村の名は存在しないのだ。

小高い所には巨大なザクロの木があり、「みたまもどしのき」と説明がある。

昔この村にいた娘が死んだが、悲しんだ父親がこの木の根もとに埋めると、生きかえったという、伝説も書かれている。

ふと振り返ると、背後には少女がいる。

中学生位の少女だが、「なにをしているの?」と聞いてくる。

道に迷ったことを伝えると、高山という家にいると教えてくれた。

高山家には数名の男女がいて、話をしている。

どうやら手紙の件での相談らしいが、詳しい内容は事情を知らない佑介達にはわからない。

佑介達は、そこで医師の薫の家に下宿(というか、早く言えば居候)することになったが、村では電話が不通だという。

しかも、人為的に電話線が切断されたらしいのだ。

薫によると、手紙は脅迫状らしく、高山家にいた7名に殺された恨みを晴らす、というような内容らしい。

しかしそれが15年前のことだそうで、その間なにごともなく経過したというのも、妙な気がする。

主の高山、妻の早苗、娘の愛子、教師の土屋と警官の太田、寺の住職である肥後、消防団員の馬淵保と妹で医師の薫、 自称画家で居候の当間、同じく居候の日下部、などが登場人物である。

酔っぱらった美由紀を送ろうとすると、人影が目に入った。

白い着物を着た長い黒髪の女である。

ここで最初のバッドエンド。

このゲームでは、選択肢を間違えると即ゲームオーバーとなる。

従ってセーブは出来るだけ頻繁に行わなければならない。

今回も一つ前のデータからのやり直しとなったが、選択肢の間隔は長くはないので、時間はほとんどかからない。

丘の上には警官の太田が唐黷トいて、大きく開けた口には出刃包丁が刺さっている。

当間が現れたが、一目様子を見ると、太田の拳銃を抜き取り、無造作に空に向けて撃った。

やがて人々が集まってきたが、俊介は当間にあなたは画家などではないと言った。

理由は拳銃で、当間は安全装置のかかっている拳銃を、無造作に撃った。

この項はおかしい。

日本の刑事でない警察官は、リボルバーを携行しているが、通常リボルバーには安全装置はない。

発砲する部分のシリンダーは弾がこめられておらず、撃鉄を挙げることでシリンダーが回転し、弾のある部分が発砲位置にくる。

つまり、撃鉄が安全装置なのである。

当間は「そうだ。 俺は前は捜査一課の刑事だったが、今は私立探偵をやっている」と答えた。


べにのひをはく 1.1 その2へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4270 GRAY-POOL

2021-06-27 08:54:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

GRAY-POOL その2

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紅葉での再開である。

橘篇は進行がよく飲み込めないが、はっきり言ってあまり面白くはない。

恐賦エもないし爽快感もない、興奮もないの、ないないづくしのゲームとしか思えないのだ。

プロが作ったフリーゲームにしては、あまり話題になっていないのも、このもやもや感のためかも知れない。

紅葉もまたあの倉庫にいた。

橘のケースと違うのは、取り残された紅葉は人の顔を持った虫に襲われる点である。

虫から逃げようとしても逃げ切れず、身体の内部にまで虫は入り込んできた。

「薬売りの少女」では、紅葉は精神病院にいる。

男が入ってきた、「カンダタがどうとかで、他の仲間を殺せ」というが、紅葉には理解できないし、Halさんにも理解できない。

紅葉はその男の言う「薬」を、セレスや政宗に飲ませようとするが、ここで「思い出の呪い」となる。

なぜそうなるかなんて、聞かないでおくれ。

Halさんにだってわからないんだから・・・

「幻実と空層」は妹の死と橘の想い出が交錯し、エンディングとなる。

「岡田正宗編」は政宗視点でのストーリーとなる。

スタートはこれまで同様に、長たらしいイントロが延々と続き、やがて倉庫となる。

「これまでの経緯を思い出してみる」

幾つかの選択肢を経て、「鏡面予告」となる。

もう詳しい描写などしたくない。

面白くないからである。

独占余波、虹色時雨と進み、やがて片右京相馬というメガネの男が現れる。

彼はこのVRプロジェクトアリスシステムの総指揮をまかされていて、統括プログラムのメインプログラマでもある。

ここで、セレスを助けるか自分が助かるかの選択肢となる。

作者のサイトを見ると、このゲームでは、パラメータとして感情値と達成値があり、トゥルーエンドは達成値を高めねばならないらしい。

四人全部のトゥルーエンドを見ると、最後のメニューが解放されるらしい。

これまで俊介しセレスのトゥルーエンドを見たので、次は紅葉篇と政宗編で、次ぎの選択肢迄飛ばしてやってみる。

四人のトゥルーエンドを見ると、研究成果に「VR世界」―結果報告が追加される。

このテーマパークの真の目的は、アトラクションではなく、人の心を支配するプログラムを作ることにある。

人類統制である。

既にとある国からは引き合いがあるのだ。

しかし相馬とティーゲルは、ただ完全な人工精神を作るのが目的だった。

ティーゲルは帰るために白いドアから出る。

そこは白い廊下で、一人の黒髪の少女が待っていた・・・

こうしてウロボロスの竜が輪を閉じた・・・・・・

このGRAY-POOLは、期待していたよりまるで面白くなかった。

延々と続く無意味な繰り返しが多く、忍耐が必要な割には感動も興奮もない。

はっきり言って失望したのである。


次回からはべにのひをはく 1.1の予定



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4269 天雨月都/GRAY-POOL

2021-06-25 12:57:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

天雨月都 その2

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瀕死の重傷となった都紀子を助けるために、薫は自分の血を都紀子に飲ますと、都紀子は生き返る。

但し、医師の診断では心臓は止まっているのに、血液は循環しているそうだ。

これが「越境者」としての、凶暴な怪物の特徴なのだ。

その時又別の人物から声がかけられた。

睦月という、繁華街の喫茶店でウェイトレスとして働いている女性である。

彼女は事故で死にかけていた薫を助け、実験材料にしたそうだ。

三ヶ月前の事故の時、薫がヒューガとなるように手術をしたのである。

究極の戦闘生物を創作し、自分の下僕として使うためだったと、あっさり言う。

薫は都紀子が越境者に変化する寸前に、彼女「喰って」助けようと考えた。

そしてその日、啓二の助けもあり、激闘の末都紀子を越境者から解放することができた。

エンディングシーンは、お定まりだが夕焼けの中を、手を繋いで去って行く薫と都紀子である。

こうしてゲームは終わり、「おまけシナリオ 都紀子篇」が表示される。

都紀子編とは・・・

数日後都紀子が薫の部屋に現れる。

正座して三つ指をつき、しおらしく挨拶するのだ。

「ふつつか者でございます。 なにとぞよろしくお願いいたします」

これだけ。

次はGRAY-POOLをやってみた。

こちらはプロのシナリオライターが趣味で作ったゲームらしい。

新型ヴァーチャルリアリティ体験マシンに乗った、4人の少年少女の物語ということである。

プレーヤーはその一人を選んでスタートする。

橘 俊介、蒼月 紅葉、 岡田 正宗、セレス・シュリスティアの四人である。

橘は白い通路を走っている。

通路の終点のドアを抜けると、落下する。

気がつくと前に白い服の少女がいて、「お話しようよ」と誘う。

橘は逃げ出した。

階段を駆け下るが、その階段は降りても降りても果てしなく続いている。

と・・・ 急に階段がなくなり、橘は落ちて行く。

「起きろ」と声が聞こえ、目の前には岡田が立っていた。

岡田の他にもセレスや紅葉もいて、全員集合となっているが、速く逃げないとあの少女「アルファ」がやってくる。

ここへやってきたのは、華見川エンタープライズの新型VRマシンの体験のためだった。

VRの最新版は「エース」で、ダイバースーツに酸素マスクと大げさな装備をつけて、VRカプセルに乗り込んだ。

気がつくと目の前に少女がいて、アルファと名乗った。

エースの全プログラムを統括するプログラムだそうだ。

ところが前回はあった筈の扉がなく、橘と紅葉、岡田とセレスの2組に分かれて、この倉庫を調べることになった。

橘と岡田が揉めていると、声がかかる。

アルファは橘とセレスは助けるが、岡田と紅葉は助けないと言い、通路の先にきえて行く。

二人は岡田と紅葉を担いで進んだ。

再びアルファが現れ、周囲は白一色となって、やがて回想となる。

橘と紅葉の想い出である。

そして脈絡もなく、シーンは学校の医務室らしき部屋となるが、出口はない。

男が一人いて、早く出た方が良いと勧めるが、出口がないのだ。

「出口ならそこにあるじゃないか」と、男が示す方向を見ると、さっきまでなかってドアがある。

しかし、振り返っても男はいない。

ともあれ廊下に出たが、生徒らしき者の声が聞こえて来る。

橘の教室で悲鳴が上がり、中に入ると周囲は全て赤く染まっていて、その赤の原因は一人の生徒だった。

ぱっくりと開いた喉から噴き出す血が、教室を染めていたのだ。

その生徒の傍にはナイフを持った紅葉がいる。

死んだ生徒は同級生のサカキュウの友人であり、サカキュウは紅葉のナイフを奪って紅葉を刺した。

紅葉は駆け寄った橘も刺す。

こうして画面は初期シーンとなるが、シーンAクリアという表示があるので、一旦終了し、紅葉で再開した。


GRAY-POOL その2 へ続く