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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その15

2009-04-29 17:41:00 | ノンジャンル
今回はゲームのおまけ、つまり特典類のお話し。 

どのメーカーでもそうだと思うが、少しでも売上げを伸ばそうと必死だ。 で、おまけをつけようという話しになる。 良くあるのが店舗特典では、テレカ。 これはもう定番中の定番だが、これだけ携帯が普及した時代の今時、テレカなど実際に使う人など皆無ではないか? 恐らくはコレクションになるのだろうが、ならば単なるカードでも良い筈。 何かもったいないような気もする。

テレカ以外では、抱き枕というのが流行っているらしい。 アインちゃんの抱き枕で楽しいツーショットの夢をというところだが、彼女の左腕は金属製。 その部分が頭に当たると痛くて寝られないのでは?

ヘッドフォンをおまけに付けたメーカーがあった。 これが厨獄製。 「あの」国のものだ。 で、メーカーさんに「明日見本がつきます」という連絡が入った。 ところが何時まで待っても見本が届かない。 痺れを切らしたご同業者さんが電話すると、「ああ、あれウソあるね」(;´Д`) 流石としかいいようがない。

時にはケッタイなものをおまけに付けるメーカーがある。 どう勘違いしたのかゲームにサイコロをおまけに付けたケッタイなメーカーがあった。 どこのアホメーカーかは知らんぜよ。 

同じく「ソノ」国に発注したが、ところがこのサイコロ、とんでもないシロモノで、サイコロの穴から塗料がはみ出すとか、形が正方形ではなく台形で、転がすと必ず6が出て、それ以外の目は全くでないとか・・・ もう、無茶苦茶な代物でした。 どういう製造方法で作ればこのようなものが出来るのか、あっぱれとしかいいようがない。

結局サイコロのために延期数回。 以後ゲームで発売延期することを「サイコロする」と表現されるようになった。 以上halpediaより 

おしまい・・・


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その14

2009-04-28 09:23:00 | ノンジャンル
更にホラーのお話し。 ゲームとは少し外れる。

先日のインタビューではホラーのお話しも出た。 インタービュアーのかーずさんもホラーは大好きで、特にクーンツが大好きということだった。 我が意を得たり、という所である。

私もクーンツは大好きだ。 キングやクライブ・バーカーに比べて俗っぽいところが又良い。 メジャーになる前には、職人作家として長年bc級SFやホラーなどを量産してきた人だから、サービス精神は非常に旺盛で、そのために俗っぽいと言われるのだろう。

しかしとにかくクーンツはうまい。 それも生半可なうまさではなく、「ちょー」うまいというレベルである。 技術だけでいったら、キングもストラウブもあっちむけだ。 その位のうまさである。

本の題名は失念したが、クーンツのうまさを物語る格好の1冊がある。 主人公がある人物?に襲われるシーンから始まるが、最初の10ページ程を読んだだけで、「ああ、これはアレじゃないか」と終着駅がわかってしまう。 通常なら、その時点でその本はドブにぶん投げられる。

しかし・・・ クーンツは違うのだ。 誰がどうやってというのは、ほぼ確実にわかっていながら、それでも尚かつ読み進まされてしまう。 その位ストーリーテリングはうまく、読者はそれに拘束され背中を蹴飛ばされながら最後まで読んでしまう。 実際エンディングは想像通り「アレ」なのだが。(笑) ページターナーとはクーンツのために生まれた言葉だろう。

そのクーンツが、超常的なホラーはもう書かないと宣言したのはいつ頃だったか。
それを知った時には非常に残念だった。 あるャ泣m作家が娘に恥ずかしいと言われ、その後一般文学に転向したそうだが、そのようなものか・・・

~>゚)~~~の足 私はエロゲー会社社長だがちぃっともはじかくはないぞよ。 特に自慢することもないけど・・・ まあ、単に恥知らずというだけかも知れないね。(´・ω・)⊃

事実その後刊行された本は、サイコホラー的要素はあるものの、クーンツとしては食い足りなかった。 でも「オッド・トーマス」はもろに超常的ホラーじゃないか。 となると超常的ホラー作家クーンツ復活なのか? それならば嬉しいのだが・・・(本国ではオッド・トーマスものはシリーズ化されているらしい。 早く末オてくれーい!)



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その13

2009-04-26 21:34:00 | ノンジャンル
ホラーゲームというジャンルがある。 ただオバケの絵を並べてもしょうがないので、形式としてはアドベンチャー或いはアクションアドベンチャーという形式になる。 ゲームでも小説でも、ホラーはSFと並んで私のごひいきジャンルなのである。

前回書いた「沙耶の唄」や「CHAOS;HEAD」もホラーゲームの範疇に入るし、「ひぐらし」もサイコホラー(と終盤はSF)の要素が強い。 古くはエニックスの「アンジェラス」も良くできていた。

しかし、ホラーゲームとしての比率は圧涛Iにコンシューマーの方が多いようだ。 サイレントヒル、biohazard、零シリーズ、魔女達の長い眠り、弟切草、クロックタワー、流行り神その他多士済々。 

小説との対比で行くと、ホラーゲームとホラー小説とでは伝奇もの以上に乖離しているようだ。 ゲームの場合リアルタイムアクションが多いので、小説のような精細な状況描写はしている暇がない。 その替わりCGにより「目は口ほどにものを言い」、おどろおどろしい絵がプレーヤーを襲う。 しかも概ね同時におっかないサウンドが鳴り響くので、わかってはいても一瞬ギョッとすることがままある。

「浮「楽しみ」という奴ですな。 通常人間誰しも浮「のは嫌いな筈。 なのに大枚叩いて浮ウを買うとは・・・(笑) 

小説の場合、メ[にしてもマッケン・ブラックウッドにしても更にはキングにしても、浮ウとその対象そのものより、美的恐浮ニいうか或いは恐浮フ美というか、描写の美しさ精緻さに重点をおいたものが多いようだ。 もっともクーンツやジョージ・R・R・マーティンのように比較的新しい作家は、必ずしもそうとは言えないが。

ゲームの場合は、ほぼ常に恐浮フ対象をひたすら描いている点は、小説とは大分違う。 その対象はモンスターであり、或いは奇怪な現象そのものであったりするが、直接的描写という点では同じだ。 もっともこれはどちらが良いかということではなく、どちらもそれぞれ存在意義がある。 要は面白ければ「浮ッれば」良いのだ。

別件
蠅声の王 シナリオⅡの周知はどうも思わしくない。 ならライブカメラはどうだ? 私が檻の中に入り、回り車をせっせと回す。 それをライブでLOST SCRIPT HPに流す。 どうだ! いいアイデアだろう? ・・・・・・・ 考えただけで疲れて死にそうだ。 1/1ライブドールの方が未だ楽そう。 故部長、ご苦労様だったね・・・


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その12

2009-04-25 13:51:00 | ノンジャンル
前回の伝記物ゲーム談の続き。

TOPCATの辣腕プロデューサー鵜園誠人さんには、会社創立直後からお世話になっている。 お世話になるというより、お世話になりっぱなしと言った方が正確だろう。
彼には逸話笑話の類は数々あるので、いずれ機会を見て書いてみたい。 重要なる注 これは脅迫であります。 

で、今回はTOPCATのゲームのお話し。

18禁伝奇ゲームの一つのスタイルを確立した作品として、「果てしなく青い、この空の下で…。」という名作がある。 鷹取兵馬氏の代表作でもあり、最高傑作でもある。 

このゲーム、あるサイトでは、「青空もいいが****のまねじゃん」などと書かれた。 ものを知らないということは恐ろしい。 時間軸迄狂わせてしまうのだから。 土台2000年に作られたゲームが、どうしたら200*年に第一部が発表されたゲームをパクれるのだ? タイムトラベルでもしない限り不可能ではないか。

内容については多くは書かない。 伝記系ゲームが好きな人は間違いなくプレイしているだろうから・・・ しかし、一点だけは書いておきたい。 日常的学園生活がいつの間にかこの世のものならぬ世界へと落ち込んでいく。 このあたりのおぞましくも又あでやかな感覚は、半村良の伝説シリーズにも匹敵する。 続篇の発表が待たれる。(お前が遅らせているんじゃないか、とつっこまれそうだが・・・)

別件
昨夜アスキーメディアワークス「ASCII.jp」のインタビューがあった。 インタビュアーはかーずSPのかーずさん。 1時間の予定が話が弾んで2時間近くになってしまった。 

かーずさんは相手の話しを引き出す名人で、時にはタイミング良く相づちを打ち、時には自分の体験経験を話して、うまーくリードしていただいた。 おかげで調子に乗った私は、ぺらぺらと生い立ちまでまくし立ててしまった。(´・ω・)⊃

まあ、こちらとしては宣伝材料としておいしいなというのがぶっちゃけた所だ。 公私共に(ろすくりWEBもこの無盧愚も)ネタ不足、なんとか周知活動につなげたいというのが嘘偽りのない気持ち。 蠅声の王 シナリオⅡのチラシをなめる!シーン迄、写真に撮られて(ホントは撮って貰った)しまった。 ああ、恥ずかしいいじましい・・・ このインタビュー、いつ掲載されるのかは不明だが、蠅声の王 シナリオⅡの発売日近くらしい。


業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その11

2009-04-24 09:57:00 | ノンジャンル
最近のエロゲーの傾向として、伝奇ものが好まれるというものがある。 私も伝奇ものは大好きなので嬉しい限りではある。 月姫・fateやあやかしびとなど、傑作ぞろいだ。 しかし、ゲームでの「伝奇もの」と小説での「伝奇もの」は、内容的に少しばかり異なるような気がするのだ。

小説での伝奇ものでまず頭に浮かぶのは、古くは国枝史朗の「神州纐纈城」など、比較的最近のものではなんといっても半村良の一連の作品だ。 「黄金伝説」・「平家伝説」などの伝説シリーズや最高傑作でもある「石の血脈」など、胸を躍らせながら耽読したものだ。 尚、「ドグラマグラ」や「黒死館殺人事件」迄伝奇ものに入れてしまう方もいるが、それは少し伝奇ものの範疇が広すぎるような気がする。

これらの小説とゲームでは、どのように異なるのか? 私も明瞭明確にそれを指事することができないのだが、一つにはゲームの方が超常的要素が強い、或いは強すぎる、というあたりかも知れない。 だから悪い、面白くない、というのではない。 むしろ逆である。 より奔放に、より制限なく、想像(妄想?(笑))を極限まで発展させ、独自の世界を構築している。 だから面白いのだ。

もう一つは、作者の想定する読者層(ユーザー層)の年代が、小説の方がかなり高そうだというあたりか。 ゲームの対象年齢層は、幼稚とはいわないが青少年向けという感は確かにある。 もっともこれは、ゲームにとってはむしろアドバンテージになるのだろう。

このあたりのちょっとした違和感が、小説の伝奇とゲームの伝奇の印象の違いになっているのかも知れない。