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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その326 絶体絶命都市編

2011-03-30 10:14:00 | ゲーム一般
アイレムの絶体絶命都市4(PS3)が発売中止になった。 シリーズ初のPS3版として大いに期待していたのでまことに残念だ。 これは「延期」ではなく中止とのことで、しかも他の絶体絶命都市シリーズも全て生産終了となるそうだ。 (店頭の製品はそのまま売られるらしい)

今回の大惨事に地震のゲームなど不謹慎ということなのだろうが、そこまで神経質になる必要があるのだろうか。 このシリーズは決して災害にあった人々を愚弄したり貶めたりすようなゲームではない。 知惠と勇気で大災害を乗り越えて行く人々の姿を描いており、むしろ災害にあった人を勇気づける内容になっている。

自然災害脱出をゲームするというアイデア、最初に絶体絶命都市1が発売された時には、「やられた!」と感じた。 こういう切り口もあるのだなという、後知恵というか敗北感みたいなものを感じたのだ。

それだけに今回の絶体絶命都市シリーズの終了は残念でならない。 未だプレイしていない方は、在庫がある内に是非ゲット、試して見て欲しい。(PS2&PSP)



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その325 お前が言うな!編

2011-03-28 15:55:00 | おもしろ不思議
今回の東電の原発事故について、東電社員のブログに以下のような書込が有った。

これはひどい。 ひどすぎる。 盗人猛々しいというか、あまりにも人をバカにしている。 

今回の原発事故について、東電はまともに責任を感じていないのではないかと思われる節が多々あった。 例えば社長が雲隠れして出てこないとか(姦といい勝負)、副社長が謝罪におもむいても突っ立ったままで挨拶しているとか、その他諸々である。

このブログを読んで、これだけの世界的規模の事故に対して、やはり東電は全く責任を感じていないんだな、ということがよくわかった。

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東京電力社員のブログより抜粋

森 祐介(モリ ユウスケ)

福島県に対する風評被害をもたらしているのは、政府やマスコミではないでしょうか?

また、今まで、何不自由なく電気を使えていたのは、
福島県のみなさんがあってこそなのです。福島県には、多くの方が不安を抱え、
避難所で不自由な生活をされております。比べることはできませんが、
福島県で被災に合われた方よりはるかに贅沢な生活を遅れていることを今一度再認識してください。

私たち東京電力を非難することはかまいません。
しかし、不自由だとか自分たちが被害者だといった考えはやめてください。
電気を使え、うちに帰れば家族がいる生活に幸せを感じてください。
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>福島県に対する風評被害をもたらしているのは、政府やマスコミではないでしょうか
福島県に対して被害をもたらしたのは東電ではないか。 他人に責任転嫁するな。

>しかし、不自由だとか自分たちが被害者だといった考えはやめてください。
日本中世界中が立派な被害者だ。 そして加害者はお前達東電だ。

>福島県で被災に合われた方よりはるかに贅沢な生活を遅れていることを今一度再認識してください。

計画停電で一日数時間も電気が使えない生活が贅沢なのか? 毎日電気をくれてやっているのだから、たまに停電した位でギャーギャー言うのは贅沢だとでもいうのか?

これが民間企業なら、商品が期日通りに納品できなければ叩きに叩かれる。(発売日が遅延して、各方面に平身低頭して謝った情けない思い出が・・・) 下手すれば梼Yする。 

しかし役所は違う。 期日に納品できなくても、「おまいら期日通り商品が届かないなどと贅沢いうな」で済んでしまう。 (注 東電は民間企業ではない 立派なあくどいお役所である)

この無責任さ、この厚顔無恥さ。 これが東電の本質なのだろう。

このブログについては、なによりも『お前が言うな!」


このブログのオリジナルは以下だが、こちらは既に消去されている。
http://megalodon.jp/2011-0326-0112-35/ameblo.jp/morizo-wr83/entry-10835311318.html
http://www.tepco-aggressors.com/member/439

しかし以下で全文を読むことができる。
http://hyacinth68.blog31.fc2.com/blog-entry-385.html


これにはおまけがある。 以上の内容をmixiの日記に書いたら、レスが付いた。 こんな内容だ。

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ニュースより。

>しかし、不自由だとか自分たちが被害者だといった考えはやめてください。

東電の人に言われると違和感を感じますが、現地の方としては文句ばかり言っている人に対して怒りがあるのも事実のようです・・・

私自身九州住みなので本当は何も言えない立場なのですが、

>計画停電で一日数時間も電気が使えない生活が贅沢なのか?

この貴方の発言もまた、被災地の方から見ると怒りがこみ上げてくる内容なのでは・・・
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>東電の人に言われると違和感を感じますが、現地の方としては文句ばかり言っている人に対して怒りがあるのも事実のようです・・・

これに文句を言わなくてどうするのか? 東電社員の傲慢且つ不穏当な発言に、黙って耐えていろというのか? 被害者が怒るのはけしからんというのか? ブログの東電社員のように・・・

この人何か勘違いしているようだ。 私も被害者の一人なのだ。 私が怒っているのは、東電と人の感情を逆撫でするような社員の発言に対してである。 原発事故の被災者の方々は、事故以前に比べて不便且つ危険な生活を送っている。 私も直接の被災者ではないが、程度の違いこそあれ、事故以前と比べて不便且つ不安な生活である。 

私の会社でも停電で納期が遅れれば、大変な損害になる。 水道の水さえ安心してのめない、そのような被害をこの人は考えたことはないのだろうか? それに対して怒りを覚えることが不当なのだろうか? 不便・不安・危険を実感できない、九州在住の人には言われたくない言葉である。 

東電社員のブログにある
>福島県で被災に合われた方よりはるかに贅沢な生活を遅れていることを今一度再認識して
と言葉は違えど、この発言は内容的には相通ずるものがある。 

>車の運転ミスって一人ひき殺して一人にけがさせて
>生き残ったほうに向かって、死んだ人もいるんだから
>被害者面すんなって言うようなもんか?

こんな書込もどこぞにあったよ。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その324 9年前の缶詰は・・・編

2011-03-26 10:06:00 | ノンジャンル

震災以来物不足が続いている。 震災直後のスーパー・コンビニには、カップ麺や牛乳・パン・缶詰などが完全に姿を消していた。 これは現在でも多少改善された程度で、10日前と同様に入手不可能のものが多い。

いわゆる「買い占め」のためだ。 大きな米袋を6ヶも持った人の写真がねたたまにアップされていたが、旅館や福祉施設ならともかく個人で5キロ或いは10キロ入りのコメ袋が6ヶも必要な人はいない筈である。 決して見て美しい姿ではない。

戦争直後の状態は、これを何百倍にした物不足だったのだろうなあ・・・ それに比べれば今はまだまだましな方で、もう少し時間が経てばいずれは解消されるという目処もある。

とはいえ、牛乳は震災から10日以上立った現在でも、店頭には全く影も形もない。 私の場合、牛乳はそのまま飲むわけではなく、コーヒーに入れるためのものだ。 ブラックもたまにはよいが、常時ブラックでは(色々な意味で)苦すぎる。 で、やむなく高価なクリームを購入した。 とんだ物いりである。 

そこへもってきて、今度は茨城産ほうれん草が放射能汚染とのこと。 うーむ・・・昨日あたりからようやく牛乳が出回り始めた。 高いクリーム買う前に出しとくれよ。


今まで地震なれした平均的日本人として、ちょっと揺れた程度の地震には無関心だった。
「あ、又揺れた。 震度3かな」で3秒後には忘れていた。 しかし大地震以降は自分の反応が全く違う。

震度2
「わっ! 地震だ、浮「よ~」 (あたふたと立ち上がる 立ち上がっても別に何をするわけでもないのだが、とにかく浮ュて落ち着いて座っていられないのだ)

震度3
「ぎゃ~っ! 地震だ地震だ地震だぁっ! パマギーチェ! クトー ニブーチ ムチュー スダ!」
(日本語訳 助けて~ だれか~ 目が霞む…、ここだよ~)
以上 S.T.A.L.K.E.R. ロシア語講座より


以下昨日の買い物。
缶詰4つ クリーム2つ ココア2本 特売宮崎産蒲焼き(大きなやつが980円! これで3食分) 弁当・刺身・ほうれん草・イチゴなどなど。

缶詰4つなら買い占めとは言われまい。(笑) 戸棚の奥を探してみたら9年前の缶詰が2つ程あったが、いくらなんでも9年前の缶詰は食えないだろう。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その323 東電の責任編

2011-03-24 10:15:00 | ノンジャンル

福島第1原発と女川原発の違いとは?

今回の原発事故で思うことは、東電の福島第1は大事故を起こしたのに、殆ど同じ条件下にあった東北電力の女川原発は何故無事だったのか、ということだ。

今回の原発事故では、地震そのものによる被害は最初に想像していたよりずっと少ないようで、殆ど何もないと言っても過言でない位だ。 最大で且つ最も重大な被害は、津波による「バックアップ電源の損壊」というものだと思う。

地震の第一波では原子炉は緊急停止していた。 つまり地震「だけ」なら炉心や燃料棒プールの冷却は可能だった。 冷却がうまくいっていれば、燃料棒の露出による水素の発生などもなく、建屋の損傷もなかった。 したがって放射能の漏出なども避けられただろう。

しかしその後の想像を絶する大津波により、バックアップ電源関係の建物などは全て流出してしまった。 この発電所の建設時の津波の想定は7m程度らしいが、それを遙かに超える20m近い津波だったようだ。

とはいえ、女川原発は一部には海水が侵入したものの、設備自体は無事だった。 女川に押し寄せた津波は15mクラスで、福島第1原発と同じ程度のものと思われる。 後発である女川原発は建設時の津波対策の設定が、9.1メートルと想定して設計されたそうだ。 これは福島第1原発とほぼ同程度だが、敷地自体の海抜が14.8メートルあるので、合計24メートル近くのマージンになる。 このマージンの差が被害の大きさに決定的な違いを生んだのだろう。

福島第一原発では津波の想定は5.7メートル、原子炉がある建物やタービンがある建物は、海抜10メートルから13メートルのところに建てられていたとのことだ。

もし、福島第1原発でも女川と同じクラスの建設基準で建設されていたら?

恐らくは女川同様に無事であり、少なくとも今回のような重大な事故は発生しなかったということになる。 大註ュ和・東北大名誉教授(地震学)も「福島第1原発の建設前の津波の評価が過小だったことが証明された。」と述べている。

つまりは古い建築基準のままの原発を、そのまま放置したということだ。 この点で東電の責任は非常に重く大きい。


単に原発の事故に留まらず、電力不足による日本経済への影響は深刻で、長期的には地震・津波による直接の被害より、金額的にはこちらのほうが遙かに重大ではないだろうか。

電気がなければものは作れない。 車も作れない、電気製品も作れないとなると、「経済大国」などという一枚看板はあっというまに消えてなくなる。 

日本の場合、国土が狭く人口が多いなどの条件で、原発以外の発電方式はかなり困難だ。 水力発電はとっくの昔に限界に達していて、今後新しく大規模な水力発電所が建設される見込みは皆無に近い。

風力や潮力発電は、現状ではごく小規模なものだけで、大規模な実用にはほど遠い。 火力は後少しは建設出来そうだが、これも限界に近づいている。 しかもCO2排出などの問題も抱える。

核融合は50年後に実用化されるのやらされないのやら、とんとあてにならぬ。 その他の方式も、例え理論的には優れていたとしても、今すぐ実用に供することができるものは見あたらない。

となると、どうなるのか?

このままでは東電管内の電力不足は1.2年は続きそうだ。 それに加えて原発の再建・新設が全くなければ、一時的に生産量が落ちるだけではなく、今後相当長い年月(代替え発電方式が開発されるまで恐らく数十年)は日本国の生産能力は、事故前の2/3程度にとどまるのではないだろうか。

その間に国際的シェアは他国に奪われ、製品が売れなければ技術開発に回す金もなくなる。 日本の売り物の一つである技術力も低下し続ける。
5年後10年後には、経済的にも技術的にも二流三流の国に落ちぶれるのは必至である。


『もし』、福島第1原発に津波などへの対策がとられていたら?

今回の事故は発生せず、日本の原発の安全性は高く評価されて輸出も行われ、電力不足も起きず、経済と国力の低下も避けられただろう。


こう考えると、大津波に対する対策を怠たり、単に原発事故のみならず日本経済にも計り知れない大打撃を与えた、東電の責任は万死に値する。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その322 震災ジョーク集編

2011-03-22 13:48:00 | おもしろ不思議
いささか不謹慎かもしれませんが、この際震災ジョーク集。


たけし「わざとらしいのは国会議員がジャンパー(作業着)着てるけど何の役に立つのあれ。だったら現地行けって。誰も行かないでさ、コンビニ行ってモノがないの確認してどうすんだ。みんな(物資がないのは)知ってるもん。襟立てたりしてさ、宝塚かよこの野郎」

これを私は『「宝塚 かよこ」の野郎』と読んだ。(´・ω・)⊃ そんな宝塚スターいたのか? ジョークでなく死んで欲しいのは『「宝塚 かよ」この野郎』の方。


民主党・渡辺周議員
サービスステーション崩壊でガソリン運んでも貯蔵するところがない。  国対委員長の安住くん、彼も言ったんですが「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか」

ジョークだよね、これ? ジョークなんだよね?  (もし本気ならパロ山クラスのアホ)


介助犬の読み方。 これを「スケスケイヌ」と読んだ人がいるそうだ。 盲導犬は「獰猛犬」とか・・・


5キロか10キロ入りの米袋を6ヶも抱えた、買い占めアホの姿。 ジョークというより醜悪そのものだね。

ねたたまより キャプションは ★お前ぜってーそんなに食わねーだろ・・・
http://netatama.net/archives/4324894.html 



アメリカのコメディー俳優ギルバート・ゴットフリードがツイッターに投稿した文。
「日本は本当に進んでるんだ。海岸に行かなくても、海岸の方からやってきてくれる」

これを知った医療保険大手のアフラック社は、即座に彼氏との契約を解除したそうだ。 もっともこのゴットフリード氏、911事件の際にも似たようなジョークをかっとばしたそうだから、特に反日というわけでもないらしい。 とはいえ、日本人としては決して良い気持ちではないのも確か。



首相雨が降ったので遠足中止。 もっとも地元にしてみれば、そんなエライさんが来ると対応に手間がかかるから、中止で良かったと思っているかも。



絶体絶命都市4(PS3)が発売中止。 延期ではなく完全に中止らしい。 ものがものだけにまっとうな判断と思う。 (発売を楽しみにはしていたんだけどね・・・)

注 絶体絶命都市シリーズは、アイレムによる大地震や大雨被害などからの脱出を描いたゲーム。



halがプレイ中のゲーム。 S.T.A.L.K.E.R.シリーズ SOC priboi zod。 これもジョークにならぬ。 なにせゲームの内容が、汚染されたチェルノブイリの炉心部の探索というものなのだから。

昨年暮れから4ヶ月間スタルカァに入り浸っているが、益々もって帆立貝に面白い。 私は第一作の「シャドウオブチェルノブイリ」から第三作の「コールオブプリピャチ」まで、バニラ(素の状態)は勿論それぞれ数種のMODを入れてプレイし続けている。

注 MODとは、メーカーではなくユーザーが独自に作るサブプログラム的なもので、作り方によっては本篇と全く異なるストーリーラインにもなる。 無論通常の商品ゲームではそんなことは不可能だが、S.T.A.L.K.E.R.は非常に特殊な作り方をしているので、これが可能なのだ。 SFPS-ちょんまげとか、priboi-zodなど、MODのその又MODというものさえある。

ゲームの内容は以下のようなもの。

チェルノブイリでの原発事故の後、原発の核心部(炉心)は「石棺」と呼ばれるようになり、プリピャチなどの周辺部も含めて不思議な現象が続発するようになった。 そこは後に「ゾーン(Zone)」と呼ばれ、ストーカーと名付けられた一種の賞金稼ぎ的な連中が、危険を顧みずそこに潜入する。

主人公もそのストーカーの一人で、自分の過去と、石棺の最奥部にある全ての願いを叶える願望機(モノリスとも呼ばれる)を捜してゾーンの旅に出る、というものだ。

元々の原作(小説)は、ロシアのストルガツキー兄弟の「ストーカー」(ハヤカワ刊)で、原題は「路傍のピクニック」。 これを映画化したのがタルコフスキーで、公開時のタイトル名はやはり「ストーカー」、原題は「願望機」である。 小説映画共に稀代の名作である。 必読必見。

ゲーム「S.T.A.L.K.E.R.」は小説より映画の影響を強く受けているようだが、こちらもゲーム史上に長く名を残すであろう名作となっている。 前にも書いたが、小説・映画・ゲームと、異なるジャンルにおいてそれぞれが歴史的名作となっているのは、希有のことと思う。

S.T.A.L.K.E.R.は、FPS(ファーストパースンシューティングゲーム)でありながら、RPGやADVの要素を強く持つ、ジャンル分けしにくい作品であり、日本での売れ行きはあまり芳しくはないが、コアなファンは熱狂的に支持するという特異なゲーム。


注 上はほぼmixiと同文。 「震災ジョーク集」と書いたが、ジョークというよりいささかの抗議の意味もあるのであえてブログにも書いた。