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業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その286 チェルノブイリの影編

2010-12-30 14:17:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.
S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl

これは良いゲームだ。 ゲームバランス・プレーヤーバランスは無茶苦茶だが、内容の良さがそれを補って余りある。 ロシア(ウクライナ)の荒寥とした風景がそれを引き立てる。

ジャンル的には一応FPSの部類に入れられているようだが、RPG的要素もたっぷりとあり、ストーリー面から見るとADVの要素も相当多い。 要するに一口では言えない種類のゲームなのだ。

但し、今回の私のプレイでは、エンディングが至極あっさりしており、一番肝腎肝要の「主人公の出自やその存在などの謎」が全く語られないままに終わってしまった。 「チェルノブイリの影」というからには、ゲーム内でそれを物語る何かがかならずある筈なのだが・・・

これはゲームの進め方によるものと思われるので、恐らくはなにかのサブクエストなどをこなせば、その謎も解き明かされるのかも知れないが、序盤でさんざん気を持たされたゆえ、拍子抜けであることも確かだ。

風景・雰囲気は広大且つ荒寥としていて、いかにもウクライナという感があり、非常に素晴らしい。 このあたりの雰囲気はRDRとも一脈相通ずるところがある。 

ゲームバランス・プレーヤーバランスの悪さと、ゲーム自体の面白さ。 このあたりはサイレンとよく似ている。 

サイレンの場合は、何かの手段を講じないと最初のシーンから一歩も前に進めないという、恐らくは史上最悪のゲームバランスだった。

S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobylの場合はそこまでひどくはないが、かなりそれに近い状態で、MODやltxの改造を全くしない状態だと、移動シーンはともかく戦闘シーンでは死んでばかりいてゲームにならない。

雰囲気だけでも味わえればそれでいいか、位の気持ちで購入したゲームだったが、予想以上に楽しめた。 しかもSTEAMで9ドル95セント(800円ちょっと)というリーズナブルなお値段。

それが予想以上の面白さだったので、続篇クリアスカイとコールオブプリピャチも購入してしまった。 2本合わせて25ドル弱(2000円弱)というお買い得価格である。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その285 もう一つの怪物と茶番編

2010-12-27 14:23:00 | おもしろ不思議
かつてアレクサンデル・ムニョスという凄いボクサーがいた。 当時世界チャンプだったセレス小林に挑戦した選手だ。 怪物という異名を奉られていたが、戦績も20戦全勝全KO勝という、ほんまの怪物だった。

試合はあのうまいセレスがあっという間にKOされて終わった。 ドスンドスンという重低音が響く右ストレートの威力は、試合後小林選手の顔面の骨(目の周囲の骨)が骨折していたということでも分かる。

ムニョスはその後日本人ボクサー相手に7戦全勝のキャリアを誇っていたが、強盗に膝を撃たれ選手生命を絶たれた。

ところが・・・ どういうことか彼はリングに復帰した。 そして日本の選手と王座決定戦を行うことになった。 茶番としかいいようがない。 この試合の前にムニョスがやったのは1試合だけ。 それも8回戦で大苦戦だつたという。

そんなもはやボクサーとも言えないボクサーを引っ張り出して来て、噛ませ犬に仕立てたのは誰か? 


かつて全盛時代のファイティング原田をKOしたホセ・メデルという名選手がいた。 「ロープ際の魔術師」と呼ばれたカウンターの名手だった。 当時最強無敗の「黄金のバンタム」ことエデル・ジョフレに2度挑戦したが、いずれも破れた。 しかし稀代の名ボクサーであることは間違いない。

そのメデルの最後の試合は日本で行われた。 当時売り出し中のロイヤル・小林選手との一戦である。 久方ぶりに見たメデルは、端正なちょび髭こそ前と同じだが、腹はタップリと出ていて、往年の精悍な面影はなかった。 試合はメデルがダウンを奪うも目を切り、負傷判定で小林選手の勝ちとなった。 

確かにメデルは数年前に較べて実力はかなり落ちていたと思うが、日本人のファンには圧涛Iな人気があり、外人選手の中では文句なしに人気ナンバーワンだった。 そのため日本でもこの試合もかませの試合だと話題になった。 1974年のことである。


それが今再現された。

過去の栄光の選手であるムニョスは、現在では決して裕福とはいえぬだろう。 その彼の目の前にニンジンをぶら下げたのは誰か? ボクサー自体にそんな金は出せないので、恐らくはプロモーターかテレビ局あたりだろう。

その結果が今回の茶番である。 もはやボクサーとも言えぬボクサーに勝って、世界チャンピオンと言えるのだろうか? この試合に勝ち日本初の3階級制となったとしても、長谷川や西岡・内山と同列に見る人は誰もいないだろう。 

ドネアやガンボア・ファンマ・モンティエルあたりと試合し、勝てば誰でも納得する。 しかしこの試合に勝っても、「金で買ったタイトル」とバカにされるだけで、賞賛する人など誰もいない。


2亀戦。 これはひどい。 こんなメチャクチャな判定は見たことがない。 誰がどう見てもチャンレンジャーが圧涛Iに勝っていた。 私のャCントでも8-9ャCントはチャンレンジャーが取っていた。 なのにこの判定・・・ 

無理矢理こんな妙ちきりんな判定をさせるより、負けは負けとして認めた方が、かえって人気は出るだろうに。

1亀戦。 これも又別の意味でひどい。 やはりムニョスは昔のムニョスとは全くの別人だった。 名前だけはムニョスでも中身は全くの別物。 腹はゆるんでいるし、スピードはまるでない。 4回戦ボーイクラスのスピードだ。


今回のひどさランキング

1位 テレビ局とプロモーター、そのマッチメイキング
2位 アナウンサーと解説者
3位 審判



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その285 やはり怪物でした編

2010-12-26 09:46:00 | ハードウェア
このFRAGnStein、導入がやたら面唐ュさい。 パッケージにはマニュアルの類は皆無の上、公式は閉鎖中という有様。 しかも電池さえ同梱されていない。 こんなメーカーと製品もまずもって珍しい。 どうやってインストールしどうやって使えばいいの?

ネットでの情報を頼りに、まずドライバをインストール。 しかしこれが難関で、一応インストール出来ように見えるが、ドングル(USB無線レシーバー)を抜いて再び入れると、又々ドライバインストールを要求される。 

???

何度かこれを繰り返した挙げ句、はた!と気がついた。 これはもしかすると、infやsysファイルがWindowsフォルダにコピーされていないのではないか?  調べてみると正しくこれらのファイルがsystem32やinfフォルダには存在しない。

通常(というかほぼ全ての場合)はドライバインストールで必要なSYS・DLL・INFOなどのファイルが自動的にWindowsにコピーされる筈だ。 ところがこのFRAGnSteinの場合は、ユーザーが一々手動でコピーしなければならないのだ。 しかもその件については全くなにも書かれていない。 或いはこれは私の場合のみの状況なのかも知れないが、それにしてもねえ・・・

この時のバージョンは2.3だが、このバージョンではPS3はソニーがFWをアップしたのでPS3では使用できない。 3.5以上のドライバを入れないと使用できないのだ。 

このバージョン3.5のドライバを捜すのにえらい苦労をした。 BANNCOから3.5のドライバをダウンロードしても起動すらしない。 BANNCOのHPでもTUACTのHPにも見あたらない。 さんざん探し回ってTUACTでようやく見つけることが出来た。

FragnsteinComboUpgrade_V3.51.exe これで3.51にアップできた。 PS3でも動作確認済。 但しソニーのFWをアップすると、又使えなくなる恐れがあるので、新FW対応のゲームを購入する迄は、このまま凍結の予定。

中国のメーカーBANNCOはスイスのメーカー(FRAGnSteinなどの元々の制作者)からパクリで訴えられ(まあ、あの国だからね)、その結果FRAGnSteinは発売できなくなったということのようだ。 それで販売権?をTUACTというメーカーに売り(或いは貸し)、その結果TUACTからほぼ同じもの(商品名もFRAGnStein)が発売されるようになった。

それにしても、制作者であるBANNCOのHPで最新版と銘打たれたドライバが、まともにインストールできないというのは、どういうことなのだろうか。 私の場合はなんとかTUACTでインストール可能なものを見つけることが出来たが、それが見つからないで困っている人も多いのではないか。

このあたりはゲーム系のBBSでも情報が錯綜しており、捜している人も多いようなので、以下にFRAGnStein3.51があるTUACTのHPを書いておく。

http://tuact.com/index.php?option=com_kunena&Itemid=58&func=view&catid=4&id=299&lang=

このコントローラー、FRAGnStein(フランケンシュタイン)の名前の通り、やはり岡田さんである。 失礼、怪物である。


尚、現実のチェルノブイリでは、来年1月から観光ツアーが開始されるそうだ。 メルトダウンも遠くなりにけり、というところらしい。 無責任ではあるが、ゲームS.T.A.L.K.E.R.の荒廃した世界の方がより魅力的ではある。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その284 ゲハゲハ編

2010-12-23 11:36:00 | ハードウェア
ゲハゲハといっても咳をしているのではない。 一部の人たちは、ゲームハードウェアのことを略してゲハと言っているらしい。 で私もゲームマニアを気取ってゲハゲハ。

PCにせよコンシューマー機にせよ、FPS・TPSをやっていると、ハードウェアについて色々と不満な点が出てくる。 最も大きな不満は、コントローラーのスティックの感度が良くないというもので、精密なエイミングをするには移動量が大きすぎるのだ。 これはPCゲームだけでなく、PS3+純正コントローラーでも同じである。

ゲームコントローラーでは、通常は左スティックで位置移動、右スティックに視点移動という振り分けが多いが、単一のコントローラーでは、この右スティックの感度調整が出来るものがほとんどない。 

そのため現在のプレイスタイルは、左手でコントローラー(の左側部分)を握り、右手でマウスというスタイルになっている。 一応これでエイムについては満足できるものとなったが、元々マウスはPC用であり、○×やR123などのボタンはついていないので、度々マウスとコントローラーを握り替えなければならない。 これは非常に煩わしいし、急場の操作には間に合わないことがままある。

市販のコントローラーを色々とチェックしてみたが、スティックの感度を自由に調整できるものはほとんどないようだ。 何故このような調整が可能なコントローラーが発売されていないのだろうか? 連射機能などは装備していないものの方が少ないのに、個別のスティック感度調整は皆無に近いというのは、なんとも不思議だ。

日本のゲームで現在主流となっているのは主としてRPG系であり、この種のゲームではあまり精密なスティック操作が要求されない、ということなのだろうか。 中国のFRAGnSteinや韓国のZALMANなど発売されているのに、ゲーム大国(の筈だが?)の日本では何故この種の機器が発売されないのか、いつも不思議に思う。

日本ではFPSゲーマーの数はそれ程多くはなさそうなので、それ用のスティックを発売しても商売にならぬということなのだろうか。

結局単一の両手用コントローラーでは満足できそうなものは見つからず、左手コントローラー+ゲーム用マウスという選択肢しかなさそうだった。 これには幾つかの製品があるが、中でも評価の高そうなものということで・・・

ついにFRAGnStein導入ということになった。
しかしこれが・・・ (以下次回)


■S.T.A.L.K.E.R.ともFRAGnSteinとも全く関係ないお話し。

12月24日(金)より、「ふぇいばりっと Sweet!」のダウンロード販売を開始いたします。


㈱エクスチェンジ[NET RIDE]


1月14日(金)より 
Dlsite.com様 Galge.com様 BGameBox様 DMM様 プロップDL On-line様 アぷろ~ど!様 ギュッと!様 メロンブックス.com様 BB5様 DL-Gechu.com様 A-cute様 楽天ダウンロード様 D-Dream様 DiGiket様 サーパラマーケット様 DUGA様 デジぱれ様 FRANKEN様 アキバイン.com様 の、各サイト様にて販売を開始いたします。



業界最高年齢社長Halのゲーム日記 その283 S.T.A.L.K.E.R.超人化計画編

2010-12-21 14:58:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.
をしましたぞなもし。 銃撃を食らってもほとんどダメージはなく、あってもあっという間に回復する。 もう敵など浮ュはないぞ! 銃撃を受けつつ接近してチビ拳銃でャ塔ン。 俺Tueeeeee!  作者のニャギ茶さん、感謝感謝です。

それにしてもこの拳銃の威力の無さ、これまた異常だ。 至近距離で5.6発撃っても相手は死なない。 現実にはあり得ない設定だ。 なのにヘッドショットだと一発で唐黷驕B どういう設定なの? 

ともあれ、これでS.T.A.L.K.E.R.の世界を大手を振って歩ける。 今まではこそこそと物陰に隠れながら、恐龍におびえる哺乳類のようにみじめ~に歩いていたのだ。 

それが今は・・・

「おうおうおう、そこのbandit、何か文句があるのかい? あるのなら幾らでも聞いてやるぜぃっ!」

しかしここ迄やらにゃまともにプレイできないということは、ゲームバランス・プレーヤーバランスがいかに悪いかを如実に物語っている。

その代わり、S.T.A.L.K.E.R.では大半の設定がベタのテキストファイルで配置されているので、改造も簡単(でもないが)に出来る。 だからMODの多さは恐らくFPS・TPSのゲームでは世界一ではないか。

蠱惑的な世界観と裏腹のバランスの悪さ。 このあたりがS.T.A.L.K.E.R.の魅力でもあり、ちと困る点でもある。