gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4885 デジャ2

2023-04-29 13:23:17 | 日記


デジャ2 その2


-----------------------


カルデック島ではまず神殿に行き、前と同様にテスカトのリングを回して地下に降りた。


そして2つのドクロを石版に置くと、ホロのような投影があり、それにはティオカル島とおぼしき小さな島が映っていた。


バーニーにティオカル島のことを聞くと、そこは無人島であり、内部には「迷いの森」という広い森があり、迷うと一生出られないという。


無論定期便もないし、滑走路もなく、周囲は全て絶壁なので船もつけられないため、小型飛行機で行くしかない。


その揺れに揺れまくる小型飛行機をバーニーが無免許操縦し、なんとかティオカル島に有事着陸できた。


トーテムポールのある樹海は、トーテムポールの目玉の向きに進む。


目玉が右に向いていたら、次の像が出る迄は「右 右 右」と進む。


このあたりではセーブは出来ないので、ANEX86データに記録するしかない。


やがて2つの赤い石像があり、その間にはドクロが壁のようになっている所についた。


2体の石像を向かいあうように回すと、ドクロの壁が崩れて先に進めるようになった。


その先には太陽のドクロと、絵文字が描かれた床がある。


ここはマニュアルプロテクトになっていて、絵文字と文字の対比表はマニアルにある。


所定のルートで進まないとあの世行きらしいが、最下段は左から3番目、2段目は3、(以下同)3、4、3、3、2、3と進む。


こうして太陽のドクロを入手して、パラオの神殿に戻った。


そして3つのドクロを置くと、ドクロが光り始め天井が降りてきた。


その天井は階段状になっていて、上まで登るとそこも石室になっていた。


そこには3体の首無しの石像がある。


そこにドクロを置くと・・・


「我はパラオなり 我は時空を超える旅人なり・・・」


人類発生以前のカンブリア紀、猿人、近代、現代の戦争、そして核爆発・・・


と、脈絡もなく、あの警備員が現れるが、彼の正体は日向雷造の息子日向金造だった。


菊地は彼に雇われ、手を貸していたのだが、菊地の本当の姿は残忍な好色漢で、趣味と実益を兼ねて、ひみこやニセひみこらを殺していたのだ。


日向は無情にもこれでお前はお役ご免と菊地を射殺し、これでドスケベりゅうすけも全巻の終わりかと思われた時、意外な救いの手が差し伸べられられた。


バーニーが現れたのである。


日向がバーニーに気を取られた隙に、りゅうすけは日向に体当たり、日向とドクロは時のゲートに吸い込まれ、姿を消す。


そして現れたバーニーは、本人ではなく、ウィリーだった。


彼の正体は未来から来たタイムパトロールだったのである。


そして、ウィリーはカメラ?のような機械で写真?を撮り、それを渡した。


ウィリーはりゅうすけとがちゃこの息子だったのだ。


ウィリーがいなければ二人はあの場で死んでいたし、りゅうすけととがちゃ子が結婚して子どもを作らないと、ウィリーは生まれない。


これがタイムパラドックスである・・・


エルフと蛭田さんの黄金時代の傑作の一つである。


次回からはデジャ1の予定



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4884 デジャ2

2023-04-20 15:30:32 | 日記


デジャ2 その1


-----------------------


「デジャ2 DE・JA2」は、PC98用として1992年に発売された。


メーカーはエルフでシナリオは蛭田昌人、エルフ黄金時代の名作である。


長大なストーリーと軽妙な会話、意外性のある展開で、最初にプレイした時には完全に圧倒された。


前作「デジャ」も良く出来たゲームで、通常シリーズものは、1 >>>2 なのだが、デジャに限っては 2 >>> 1 なのである。


考古学者「はつしばりゅうすけ 初芝竜介」はデジャでの考古学上の発見により、一躍著名人となった。


それから2年、りゅうすけは著名人としての生活にもあき、再び冒険への憧れを感じ始めていた。


そんなある日、神宮寺博士と巡り会い。水晶のドクロとパラオのことを教えられた。


ところが博士は何者かに殺害され、博士の遺品として、水晶のドクロと神宮寺のメモ、それに拓本を入手した。


神宮寺博士の著作「オーパーツ」を読むと、パラオからはその時代にはある筈のない、ガラスやニッケル、アルミで作られた出土品が出ている。


いわゆる「オーパーツ」である。


次第にりゅうすけは、この謎は実際にパラオに行かないと、解けないのではないかと考えるようになってきた。


島流会長に、南米考古学協会に連絡して貰い、がちゃ子にそのことを伝えようと、ドアに張り紙をしておいた。


そしていよいよパラオ行きである。


しかし、神殿の中に入り、色々と調べると、りゅうすけは自分は未だここに入る資格がないと感じるようになった。


日本に帰ると新宿には「新宿の乳」という占い師がいて、前回(デジャ1)の時にも世話になったので、今回も乳ではなく父に会いに行くと、父はいなくて乳のあるリャンリャンという女の子が乳占いをしている。


やがて、りゅうすけは神宮寺博士からの手紙が、不自然な理由に思い当たった。


各行の頭の文字のみを拾っていけば、「ひみこはにせもの」となるのだ。


ふたりは急遽ひみこのマンションに行き、鍵がかかっていなかったので中に入った。


部屋を調べると、「榊原ひみこ」と何度も書いたトレーシングペーパーが見つかった。


つまりサインの練習をしていたらしい。


しかも、神宮寺のパスポートが落ちている。


どうやら、神宮寺の部屋を荒らしたのは、ニセのひみこだったようだ。


部屋を出ようとすると、物音がした。


クローゼットを開けると、絞殺されたひみこの死体あったが、結局この死体の真の身元もわからず、警察に届けてから1週間たった。


ふと思い立って区役所で榊原の戸籍を調べ、尋ねてみた。


ひみこの母が応対してくれたが、本物のひみこは1月前に行方不明になっているそうだ。


特徴は胸に大きな痣があると聞いて、りゅうすけは健三郎に聞いた、胸と指を焼かれた全裸死体と全裸の飛び降り死体のことを思いだした。


早速健三郎にその調査を依頼して研究室に戻ると、がちゃ子がやってきた。


そこへ健三郎からの電話があり、あの首なし死体は真実の榊原ひみこのものと確認されたそうだ。


となると全裸の死体は、神宮司博士なのだろうか。


拓本の重ね合わせと絵の挿入は、「312」の順だった。


りゅうすけとがちゃ子は翌日の飛行機で、再びパラオに行く事にしたのである。


しかし、この探査では特に得るものはなく、やはりドクロは2つ必要らしい。


一旦ジパングに戻り、近代美術館で館長に石版を貸し出すよう頼んだが、断られる。


思いあまって新宿の父に聞くと、なんと館長は乳の弟子で、浣腸しあった仲だそうだ。


こうして浣腸と乳のおかげで、館長も石版のパラオ輸送に許可をだしたのである。


最後の難関星のドクロは、日向頭糞夫人からせしめたが、これは菊地が日向の家に電話し、星のドクロを渡さないと、今後一切印税を払わんと会長が言っている、と言ったそうだ。


これで全ての障害はなくなり、りゅうすけとがちゃ子は翌日の飛行機で、再びパラオに行く事となった。


デジャ2 その2へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 4883

2023-04-13 17:12:26 | 日記


YU-NO その3


-----------------------


翌朝たくやは宮殿で待ち伏せていた。


やがて足音が響き、神帝が近づいて来る。


剣を構えて躍り出ると、その神帝は・・・


亜由美だったのだ。


亜由美と話そうとすると、衛兵がやってくる。


亜由美は詳細は明日の朝、中庭で話すいうので、たくやはユーノを連れて逃げ出した。


そして絵理子と遭遇したが、絵理子は、この世界でもたくやたちの世界でもない、全く別の次元から来たそうで、ある犯罪者を追っているとのことである。


絵理子は「時限監査官」なのだ。


そして絵理子は、事象について延々と講義をするが、たくやにもHalさんにもまるで理解不能である。


当然である。


それは剣乃氏の頭の中にだけだけある、疑似科学的な不連続蘊蓄であるからだ。


しかし、時間の流れには必ず枝分かれがともない、根元は同じでも結果は異なる。


「時は可逆だが、歴史は非可逆」ということである。




ものごとの根源には、人間には認知不能な「もの」があり、それが「神」なのである。


これは剣乃氏のみの、あるいは剣乃氏が最初に考えたアイデアというわけではない。


かなり前からあったものである。


翌朝、亜由美と会うと、この世界の全てを話すとのことである。


遙か昔、


亜由美の話は、地球には数十万年前から先住民族がいて、高度の文明を気づきあげていた、という所から始まった。


しかし、ある時「神の涙」という大災厄が地球を襲うが、この民族はそれすら克服する方法を見つけ出した。


それは、別の次元への退避である。


地球丸ごとその次元へ転送するもので、転送先は「テラ・グラント」と命名された。


そこには人工植物や人工太陽まで設置したのである。


このアイデアは、当時の「グランティア」という女性が考案したものである。


しかも彼女は、400年ごとにテラ・グラントと地球が接近することを予測し、自分の意識をあるマシンに投影した。


実際にはマシンとシンクロナイズした、「巫女」により実行される。


そして神帝の真の姿とは、グランドマザーコンピューター本体のことだったのである。


テラ・グラントは8000年ごとに滅亡し、その一部は三角山に落ち込み、あの地下迷路や超念石を生み出した。


今回はその時より遙かに大きなエネルギーが生じる可能性があり、それにより地球もテラ・グラントも滅びるかも知れない。


それを防げるのは巫女としてのユーノだけである。


というのが、大雑把にまとめた亜由美の話である。


その後亜由美がいなくなり、マシンルームに行くと龍造寺が亜由美を羽交い絞めにしている。


そこへアマンダが来て、龍造寺(の思念体)は彼女を巫女と勘違いし、次元の狭間に転送してしまうが、現れた時限監察官の絵理子によって倒される。


時空の衝突の時間がくると、ユーノは自ら志願して時空の狭間に飛び込んだ。


すると・・・


たくやは三角山の地下にいた。


宝玉セーブ7が自動で設置されているので、それをロードすると三角山の裏側で、冒頭の裸の少女に再会する。


つまり、冒頭の少女はユーノだったのである。


ユーノは「私は去らなければならない」というが、たくやはならば俺も一緒に行くと、ユーノと共に事象の狭間に飛び込んだ。


クレジットと共にたくやとユーノの会話があり、小さな木が成長していき、大木となった所で、YU-NOは全巻の終わりとなる。


剣乃氏はこの1作だけでエルフを退社し、「アーベル」という自分の会社を興したが、そこでのゲームは凡作と駄作に終始し、イブやYU-NOのような意欲作はついに製作できないまま世を去った。


次回からはデジャ2の予定