これまで、地球温暖化の原因はCO2と言われていた。 ところがその基となるデータがかなりいい加減らしいというニュースが報じられている。 測定器のすぐそばに熱源があったり、機器の信頼性が低かったり、とさんざんである。
地球温暖化は、CO2やその他のガスによる温室効果の結果、というのがこれまでの定説だったが、最近になってかなり強力な反論がなされている。 もっともCO2説にせよその反論にせよ、素人の私にはなんとも判断のしようがない。
ところで、「地球温暖化」とその「主原因がCO2」という点は、わけて考える必要がある。 つまり、「主原因がCO2」でないとしても、「地球温暖化」はありうるし、そもそも「地球温暖化」現象など起こっていないという説もありうる。
私自身の感覚では、原因がCO2かどうかは別にして、明らかに地球温暖化現象は起こっているというところだ。
理由は簡単。 私自身の少年時代から現在迄、夏の最高気温、冬の最低気温共に、明らかに上がっているからだ。 前にも書いたが、昭和20年代から30年代は、平均的な夏の最高気温が31.2度、冬の最低気温が0度位だった。
その頃から見ると、最近の気温は夏冬共に明らかに高い。 平均して3度以上は高いのではないか。 35度以上の異常高温など、昔は考えられなかった。 真冬にもゴキブリが出てくるのは、部屋の密閉度が高まり、室温が高くなったということもあるだろうが、気温そのものが高くなったことも、原因の一つではないだろうか。 暑いのが苦手な私に取っては、辛いことではある。
地球温暖化の原因が、CO2などによる温室効果であるかは、私には判断できない。 しかし、根本的な原因は「人大杉」だと思う。 要は人類が増えすぎ、使うエネルギーが増えすぎたためである。
従って根本的な対応策は、ヒトを減らすか使うエネルギーを減らすかの、2つに1つ(或いは両方)しかない。 ヒトを減らすのはまず不可能なので、使うエネルギーを減らすしかないのだが、現状は減らすどころか、益々増えつつある。
先進国ではある程度高度なの生活水準に達しているから、使用するエネルギーを減らそうという発想も可能だ。 しかし、中国など新興産業国では、使用エネルギーは幾何級数的な増え方をしている。 これを簡単に減らすことなど可能なものだろうか。
「我々は未だ充分高い生活水準に達していない それを阻害するのか」という考え方は、あながち間違っているとは言えないだろう。 そのあたりを考えると、効果的な地球温暖化対策は至難と思われる。
地球温暖化も大きな問題ではあるが、それとは別にもう一つ大きな問題がある。 我らが鳩おとどが「CO2削減率25%」などとぶち上げているが、これがもし、地球温暖化の主原因がCO2でないならば、温暖化防止の効果がない上に、大変な重荷を日本国は背負うことになる。
主原因かどうか定かでもないものを、莫大なコストをかけて営々と削減し、そのあげく、「ハイ、それは原因ではありませんでした」となったら、鳩おとどはどのように責任を取るつもりなのだろうか。
CO2削減のコストは並大抵のものではないだろう。 そちらに比重をかけていて、もっと重要な点に資金を注入できなかったら、只でさえ弱体化している日本の企業は、壊滅的打撃を受けるのではないか。 その間にCO2削減はそこそこのおつき合いで済まし、他の肝腎な部分に注力した他の国の企業に、シェアを奪われ、価格で敗北し、存続さえ危ぶまれる、というような悪夢はあまり見たくはない。
地球温暖化は、CO2やその他のガスによる温室効果の結果、というのがこれまでの定説だったが、最近になってかなり強力な反論がなされている。 もっともCO2説にせよその反論にせよ、素人の私にはなんとも判断のしようがない。
ところで、「地球温暖化」とその「主原因がCO2」という点は、わけて考える必要がある。 つまり、「主原因がCO2」でないとしても、「地球温暖化」はありうるし、そもそも「地球温暖化」現象など起こっていないという説もありうる。
私自身の感覚では、原因がCO2かどうかは別にして、明らかに地球温暖化現象は起こっているというところだ。
理由は簡単。 私自身の少年時代から現在迄、夏の最高気温、冬の最低気温共に、明らかに上がっているからだ。 前にも書いたが、昭和20年代から30年代は、平均的な夏の最高気温が31.2度、冬の最低気温が0度位だった。
その頃から見ると、最近の気温は夏冬共に明らかに高い。 平均して3度以上は高いのではないか。 35度以上の異常高温など、昔は考えられなかった。 真冬にもゴキブリが出てくるのは、部屋の密閉度が高まり、室温が高くなったということもあるだろうが、気温そのものが高くなったことも、原因の一つではないだろうか。 暑いのが苦手な私に取っては、辛いことではある。
地球温暖化の原因が、CO2などによる温室効果であるかは、私には判断できない。 しかし、根本的な原因は「人大杉」だと思う。 要は人類が増えすぎ、使うエネルギーが増えすぎたためである。
従って根本的な対応策は、ヒトを減らすか使うエネルギーを減らすかの、2つに1つ(或いは両方)しかない。 ヒトを減らすのはまず不可能なので、使うエネルギーを減らすしかないのだが、現状は減らすどころか、益々増えつつある。
先進国ではある程度高度なの生活水準に達しているから、使用するエネルギーを減らそうという発想も可能だ。 しかし、中国など新興産業国では、使用エネルギーは幾何級数的な増え方をしている。 これを簡単に減らすことなど可能なものだろうか。
「我々は未だ充分高い生活水準に達していない それを阻害するのか」という考え方は、あながち間違っているとは言えないだろう。 そのあたりを考えると、効果的な地球温暖化対策は至難と思われる。
地球温暖化も大きな問題ではあるが、それとは別にもう一つ大きな問題がある。 我らが鳩おとどが「CO2削減率25%」などとぶち上げているが、これがもし、地球温暖化の主原因がCO2でないならば、温暖化防止の効果がない上に、大変な重荷を日本国は背負うことになる。
主原因かどうか定かでもないものを、莫大なコストをかけて営々と削減し、そのあげく、「ハイ、それは原因ではありませんでした」となったら、鳩おとどはどのように責任を取るつもりなのだろうか。
CO2削減のコストは並大抵のものではないだろう。 そちらに比重をかけていて、もっと重要な点に資金を注入できなかったら、只でさえ弱体化している日本の企業は、壊滅的打撃を受けるのではないか。 その間にCO2削減はそこそこのおつき合いで済まし、他の肝腎な部分に注力した他の国の企業に、シェアを奪われ、価格で敗北し、存続さえ危ぶまれる、というような悪夢はあまり見たくはない。