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S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3754 続・御神楽少女探偵団

2020-04-26 16:13:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その25

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隅田川で、三人娘の遺体が発見されたが、それは仮面をつけられた別の人物だった、という所からである。

■生き人形 捜査編1続き

浅草署の諸星警部は、三人の遺体には、外傷や注射の跡が全く無いとのことである。

ただし、顔は強力な接着剤で仮面を長時間つけていたせいで皮膚炎をおこしていたそうだ。

ということは、三人は生前から仮面をつけていた、ということになる。

栗山刑事は、死んだ三人の名前は、後藤緒羽子、森崎アキ、北田枝里だという。

それは持っていた学生証から身元がわかったらしい。

三人とも岸辺音楽院の学生で、ルームメイトとのことである。

岸辺音楽院では中には入れなかったが、事務局の女性は女子寮は四人一部屋になっていて、三人共15号室だったと教えてくれた。

しかも、成績が悪く、追試験の申込みまでしていたそうだ。

そして、ひとり残されたルームメイトの内倉貴子を紹介された。

女子寮で内倉貴子に話を聞くと、

「そうですね、この一ヶ月ほどはなんだか夜遊びの回数が増えてたような気がします。 でも彼女達は入学当初から夜中に寮を抜け出しては遊びに行ってましたから。」とのことである。

典型的な不良少女ですな。

また、でかける時間は決まっていなかったが、妙なバッジをつけていたそうだ。

そして三人のバッグを調べると、奇妙な伊達メガネがある。

フレームが煌びやかなスパンコールや鳥の羽で飾られているゲテモノである。

バッグのベルトにはバッジがつけられているが、これがまた悪趣味な形なのだ。

しかし、作りは至って精巧で、女学生がおいそれと買えるような値段では無さそうである。

それを見た滋乃は、これは仮面舞踏会用の眼鏡ではないか、と言う

滋乃自身は仮面舞踏会に参加したことはないが、話に聞いているそうだ。

一旦探偵事務所に戻ると、美和と蘭丸の他に大輔までいる。

美和の話では、「大輔君がどうしても探偵事務所に行きたいって言うものだから・・・。」とのことだった。

女子寮で内倉貴子と再度話すと、仮面舞踏会の会場に心当たりがあるそうで、案内してくれるとのことである。

貴子が案内してくれたのは、隅田川沿いにある廃墟と化した繊維工場跡だった。

三人娘を案内した貴子は、潜入用にと持参した、仮装道具を渡し、寮へ帰ろうとした。

三人娘が工場跡に足を踏み入れようとし時、貴子の悲鳴が聞こえてきた。

三人組が貴子の所へ駆けつけると、座り込んだ貴子と逃げ去る怪しい人影が見えた。

貴子は満足に話もできない状態なので、三人は寮に送り届けてから、繊維工場に戻った。

中に入ると幽かにオーケストラの音が聞こえてくる。

そして大きな扉を開くと、そこはまさに豪華絢爛たる仮面舞踏会の会場だった。

皆が仮面をつけている中で、仮面をつけていない女性がいたが、傍らの参加者があれは人間そっくりに作られた生き人形だと教えてくれた。

そして見回すと、なんと美和の仮面をつけた女性もいるのだ。

しかし、彼女に近づくと、その女性は突然唐黶A息絶えてしまった。

彼女の仮面を取ると、その女性はまるで見知らぬ人だった。

と・・・ 三人娘の回りを、他の参加者が取り囲み、「ここで仮面を取るのは部外者だろう」と迫ってくる。

三人娘は逃げ出したが、行き止まりに追い込まれてしまう。

突然行き止まりの筈の壁が開き、中にいた仮面の女性が三人娘を匿ってくれる。

その女性は、「私の舞踏会には二度と来ないでください」と言い、脱出路を教えてくれた。

こうして三人娘は、無事工場跡から抜けだすことが出来たのだった。

■生き人形 捜査編2

翌日巴達は、工場跡での出来事を時人に報告した。

しばらく考えてから、時人は大輔を祖父の家に帰そうと言った。

三人娘や美和が大輔の面唐ゥていたのだが、被害者はその人たちの仮面をつけているのだ。

時人は何かが起こってからでは遅いと言い、大輔を祖父の家に戻すことにした。

大輔の祖父の家は、美和が教えてくれた。

大城家は豪勢なお屋敷だが、その前で大城千賀子という女性が聡怩オていた。

千賀子は大城家長男の嫁だと自己紹介した。

祖父は大城暢という老人で、大輔にはあまり優しくないようだ。

長女の大城時江、次男の大城直己も、大輔に対して冷淡である。

千賀子の話では、当主の暢が家に人を入れることを好まない為、この家の家事は一切彼女が引き受けているそうだ。

長女の時江に話を聞くと、千賀子の実家は化粧品屋だそうだ。

大城暢の話では、「紀夫は、この家を勝手に出て女房の家に養子に入った男だ。そんなやつをわしは息子とは思っておらん。」と、あくまでも冷たい。

当然紀夫もその息子の大輔も、その姓は変わっている筈なのに、大輔は自分のことを「大城大輔」と名乗っている。

大城家を出た三人娘は、その後岸部音楽院に向かった。

事務室に入ると、どう言う風の吹き回しか、河村須美子がいた。

彼女は「私もここの生徒よ」などと冗談を言うが、実際はここの設備がよいので利用させてもらっている、ということらしい。

事務局の女性からは、赤桜の呪いなど、怪談じみた話を聞かされた。

その赤桜では、今朝も首吊り死体が見つかったそうである。


御神楽少女探偵団その26へ続く



S.T.A.L.K.E.R.最高齢プレーヤーHalのゲーム日記 3753 続・御神楽少女探偵団

2020-04-26 08:44:00 | ゲーム S.T.A.L.K.E.R.

御神楽少女探偵団その24

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暗闇の手触り解決篇である。

■解決篇

新潟からの帰りの汽車の中。

蘭丸は時人に対して、仏像泥棒が犯人だという結論は間違っているのでは、という。

すると時人は、あっさりそれを認めて、本当の犯人は、三人が捜査の中で出会った人々の中にいるという。

ここでは、時人の問いかけにプレイヤーが答える形になる。

まず、作次の遺体をあそこまで破損させた理由はなにか?

それは腹部の別の傷を隠すためである。

では、なぜ犯人は凶器が鉄砲であることを隠す必要があったのか。

それは、作次が殺害された時間に停電が発生しためである。

停電で真っ暗な中で、銃によって人を殺害できるのは、どんな人物なのか?

それは常日頃から、闇の中で暮らしている人物、盲目の郁しか該当しない。

そして恒子と五一とみのるは、アリバイ工作をした。

事件当夜現場に居た郁を、翌朝五一の車で市内の恒子の所に送り届け、その姿を他人に目撃させたのである。

事件当夜、みのるが漁業組合に泊まったという件も、妹思いのみのるは、盲目の妹を一人だけで豪雨の夜を過ごさせるようなことはしないだろう。

家に帰った彼は、妹が身を守るために作次を射殺したことを知り、郁と共に五一と相談し、アリバイ作りを打ち合わせたのである。

そして時人は、郁の行動は正当防衛であることを考え、あえて真相を告げずに新潟を立ち去ったのだった・・・

エルフ謹製 ご褒美グラフィック





■第9話「生き人形」

平和で静かな探偵事務所で、時人は新聞を読んでいた。

そして、隅田川で心中を図った若い母子の記事を見つけた。

子どもは助かったが母は死体で見つかったとのことである。

時人がその記事に注目したのは、その母親はかつて時人が解決した事件の、犯人の妻だったからである。

自殺した母親の名前は葉山志保美で、夫が事件の犯人であることを苦にしてらしい。

と、その時事務所に来訪者が現れた。

その来訪者は未だ幼い少年なのだが、千鶴を見ていきなり「お母さん!」と抱きついたのである。

滋乃「むまあ! 桧垣さん、結婚してらしたの!」

千鶴「してませんっ!」

巴「ケッコンもしてないのに、子どもがいるなんてフケツ!」

千鶴「子どもなんかいないちゅうてんのに!」

この子は大城大輔といい、家を出て行った母親を探して欲しい、と頼むのだ。

現在は父も他界しているので、祖父と一緒に住んでいるそうだ。

ともあれ、この子の為に三人娘は母親探しをすることになった。

大輔の話ではと、母親は写真家の助手で、顔は千鶴にそっくりだという。

母親は何枚かの写真を残していて、その一枚には隅田川と、川辺にある茶屋が映っているので、まずは隅田川に行ってみることに決まった。

■ 捜査編1

三人娘の出かけた後、血相を変えた諸星警部が飛び込んで来た。

そして、先ほど隅田川沿いの堤で、三人娘の遺体が発見されたというのだ。

取るものもとりあえず、時人と諸星が現場に急行すると、そこはあの写真に写っていた場所だった。

そして、現場にある桜の気の根元に横たわる三体の死体の顔は、確かに三人娘の顔だった。

遺体の服装も、普段三人娘が好んで身に付けているものばかりである。

呆然と佇む時人の後ろから、どこかで聞き覚えのある声が響いてきた。

振り返ると、三人娘と大輔の姿があった。

時人は静かに遺体に近づくと、おもむろに顔に手を伸ばし、そして、遺体から仮面を取り外したのだ。

すると、遺体の顔は三人娘のとは似ても似つかぬ顔だった。

しかし三人娘には大輔の母を捜すという仕事もある。

そして事務所に帰ると、美和が訪れてきた。

事情を聞いた美和は、大輔の面唐ニ母親探しを引き受けてくれることになった。

まずは検死報告を聞かなければならないので、浅草署へ向かった。


御神楽少女探偵団その25へ続く