今を去ること暫く前のこと。
コンビニで見かけたハウルを衝動買い(´・ω・)⊃ 宮崎アニメなら衝動買いしても悔いはない。 しかし、見終わった感想は… 「見なくても(或いは見ない方が)良かった」 年々衰える宮崎パワー、これは千と千尋でもうよく分かっていたのではないか。
カルチャーショックと言うか、パラダイムシフトと言うか、人生の中でそれまでの認識を根本的に変えられることが、希に起きる。 私の場合、科学の領域でなら、ドーキンスの「利己的な遺伝子」と、プランク、ボーアらの量子論(量子力学)である。
文化的な領域でならば、一つはいにしえのRPG「ブラックオニキス」をプレイしたことがそれに当たる。 世の中にこれほど面白いものがあるのか、こんな面白いものが存在して良いものかとさえ感じた。 その驚きと感動が、現在この業界で仕事をしていることに、ダイレクトで繋がっている。
もう一つはこの「風の谷のナウシカ」を見たことである。
始めてナウシカを見た時、それまでのアニメというものの認識を完全に変えられた。 アニメはガキの見るもので大人の鑑賞には堪えない。 やたらとんがったデザインのロボットが出てきて変身するだけのもの、というあれである。
「愛は地球を救う」というコピーを見た時は、なにを大げさなと呆れたが、本編を見始めて、腐海の描写を見た時、本当に震えた。 これはっ! これはもう、実写映画の最高の名画さえ超えている。 宮崎駿は黒沢や小津に匹敵する天才だと…
しかし残念ながら、ナウシカ、ラピュタ迄は良かったが、その後段々パワーが落ちてきているのが感じられた。 千と千尋は数々の映画の賞を取ったが、私から見れば駄作である。 少なくとも宮崎アニメとしてはである。 それよりハウルは又落ちる。 嗚呼、宮崎も既に老いたのか…
コンビニで見かけたハウルを衝動買い(´・ω・)⊃ 宮崎アニメなら衝動買いしても悔いはない。 しかし、見終わった感想は… 「見なくても(或いは見ない方が)良かった」 年々衰える宮崎パワー、これは千と千尋でもうよく分かっていたのではないか。
カルチャーショックと言うか、パラダイムシフトと言うか、人生の中でそれまでの認識を根本的に変えられることが、希に起きる。 私の場合、科学の領域でなら、ドーキンスの「利己的な遺伝子」と、プランク、ボーアらの量子論(量子力学)である。
文化的な領域でならば、一つはいにしえのRPG「ブラックオニキス」をプレイしたことがそれに当たる。 世の中にこれほど面白いものがあるのか、こんな面白いものが存在して良いものかとさえ感じた。 その驚きと感動が、現在この業界で仕事をしていることに、ダイレクトで繋がっている。
もう一つはこの「風の谷のナウシカ」を見たことである。
始めてナウシカを見た時、それまでのアニメというものの認識を完全に変えられた。 アニメはガキの見るもので大人の鑑賞には堪えない。 やたらとんがったデザインのロボットが出てきて変身するだけのもの、というあれである。
「愛は地球を救う」というコピーを見た時は、なにを大げさなと呆れたが、本編を見始めて、腐海の描写を見た時、本当に震えた。 これはっ! これはもう、実写映画の最高の名画さえ超えている。 宮崎駿は黒沢や小津に匹敵する天才だと…
しかし残念ながら、ナウシカ、ラピュタ迄は良かったが、その後段々パワーが落ちてきているのが感じられた。 千と千尋は数々の映画の賞を取ったが、私から見れば駄作である。 少なくとも宮崎アニメとしてはである。 それよりハウルは又落ちる。 嗚呼、宮崎も既に老いたのか…