待望久しきMetro 2033の続篇「Metro Last Light」の日本語版が発売された。 残念ながら音声はなく、テキストのみの日本語化である。 Metro 2033の場合はモブの音声などに重要な要素があり、それを最後迄聞くとカルマ上昇などということもあっただけに、日本語音声無しは非常に残念である。
前作Metro 2033は、その透明で触れれば切れるような雰囲気と空気感が衝撃的で、実に蠱惑的だったが、それと対照的にプレイアビリティの悪さが印象に残った。
Metro 2033をプレイした時は非常に強い衝撃を受けた。 異常に美しく哀しい雰囲気と、どうしようもないプレイアビリティの悪さ。 最高の雰囲気と最低のプレイアビリティが同居しているのだ。
当時はすっかりアルチョムに感情移入し、時々「あるちょぉ~む!」とは叫ばなかったが・・・ ガスマスクとフィルターは大いに呪った。
今作も制作中の制作者の発言など読むと、QTEのキーさえ画面上では明示しないなど、プレイアビリティの点ではあまり期待できそうにもないが、雰囲気や空気感に関しては、英語版をプレイした人のインプレッションなどを見ると非常に期待できそうである。
注 このQTEのキーについては、実際にプレイしてみると明示しないどころか、全てEキーのみで勿論全てのシーンで明示されている。 つまりぬるくなったのである。
始めてMetroシリーズに触れる方のために書いておくと、このゲームはロシアのSF作家ドミトリー・グルホフスキの小説のゲーム化である。
Metro 2033はロシアで50万部を売ったというヒット作であり、その続篇のMetro Last Lightも大いに話題になったそうだ。 Metro 2033は日本語訳もあるが、Metro Last Lightの方は邦訳は今の所ない模様。 邦訳は上下2巻でそれぞれ2千円近いという高価な本である。
内容は、2033年アメリカとの核戦争で荒廃し疲弊したモスクワ。 人々は地下鉄の中に避難し辛うじて命を長らえている。 青年アルチョムは居住地の危機を伝えるため危険な旅に出る。 そして幾多の冒険の末目的地に辿りつき・・・というストーリーである。
ゲームMetro 2033は、ラスト以外は原作にかなり忠実なストーリーラインだが、Metro Last Lightはどうなのだろうか。
Metro Last Light プレイ日記
---------------------------
まずはファーストインプレッション。
起動時にSTEAMの初期インストール(VC)が必ず入る。 数秒程度だが煩わしいのは確かである。
オープニングのムービーは飛ばせるが、中々迫力があるので1度は見ておくべきだろう。
メインメニューは2033のものより各メニューがわかりやすい。 2033はどのアイコンがどのメニューに相当しているかを把握するまでにかなりの時間がかかったが、こちらは直感的に理解できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/70/7248b610237648c900df8ed29d6edf14.jpg)
但し、このメニューから設定できる項目は少ないので、細かくいじりたい時には下記の設定ファイルを直接書き換えた方がよい。 fovの設定などもこれで可能である。
セーブデータや設定ファイルが、わかりにくい場所にあるのは前と同じである。
セーブデータ(Windows7の場合)
C:\Users\ユーザー名\My Documents\4A Games\Metro LL\数字列\auto_save
設定ファイル(Windows7の場合)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\4A Games\Metro LL\数字列\user.cfg
*:\Steam\SteamApps\common\Metro Last Light JP\user.cfg(こちらよりc:のものが優先されるようだ)
セーブはこれまた前と同様にauto_save一つだけである。これは悪しき慣習というか、非常に使いづらい。 Metro 2033のように死にまくるゲームでは、ユーザーが随時自由にセーブできるようなシステムでないと、時間がかかってしょうがない。
2033の時にはこのセーブデータを、1auto_save,2auto_saveとリネームして保存しておき、前のデータからやり直す時には、それをauto_saveにリネームして使っていた。
面唐ネことではあるが、これをやっておかないと、詰まった時に前のデータからのやり直しができないので、億劫がらずに実行しておくべきだろう。。
又、サイバーフロントに確認したところ、SSのキーは設定されていないとのことなので、SSを撮る時にはfrapsなどのツールが必要である。 print screenでも可能だが、一々グラフィックツールを立ち上げて記録しなければならないので、実用的ではない。
通常のキャプチュアソフトウェアではゲーム内のSSは撮れなかった。 フルスクリーン対応のツールでないと不可のようだ。 Frapsの無料版ではBMPにしか落とせないので、ペイントショップなどのファイル形式一括変換機能を使わなければならない。 ちと面刀B
尚、winshotやfscapture、lightscreenuuその他色々試したが、結局Fraps以外ではゲームのフルスクリーンSSは撮れなかった。
最初の起動での感触は、「事前に思っていたより重くはないな」というものだった。 動作もぬるぬるという感じで、カクカク感はない。 但しモンスターなどが多数出て来ると、途端にカクカクして重くなる。
画質的には非常にきれいで前作より高画質なのだが、万事きれいすぎてMetro 2033のような悲哀感や無常感を感じさせないのは残念である。
当方の環境 Windows7 8GB i7-2700k 250gGB SSD GTX660
Geforce Experienceでの最適設定を試して見たが、CTDが多すぎて使い物にならなかった。
現在の設定は以下のようなものだが、これで比較的安定しているようだ。 要は下げまくったという設定である。
画面サイズ 1024*768
画質 低
SSAA オフ
テクスチュアフィルタリング AF16X
モーションブラー 低
テセレーション オフ
---------------------------
■第1章 スパルタ
ゲームは2033同様に自室から始まる。 周囲のものを確認し、武器庫で武器を貰う。 開始時の武器は今回は5種類あり、あの有名な?バカマシンガンもある。 私は長距離用のライフルと接近戦用のショットガン、それにAK47を選んだ。
ショットガンは2033と違い、あの三段式ロケットならぬ三段式装填ではなく一挙動である。 しかし決して速くはない。
地下鉄の中は前作と大分様子が異なり、小綺麗で作業場や訓練場など設備も整っている。 これもアルチョムの活躍のたまものだろう。
射撃訓練では、射撃の後AMMOは完全には補給されないので、あまり練習しすぎるのも善し悪しだ。
ミラー大佐と話してアンナ(カーンかミラーの娘らしい)と共に、行方不明の仲間の捜索とダークワン撃破に出かけることになった。
今回初めてGeForce Experienceを使って見た。 重い感じがしないのはそのためかも知れない。 しかし、実際にどの程度の効果があるのかは不明である。
■第2章 灰
お馴染み地下鉄のシーンから始まる。 アンナは女性ながら巨大な大口径スナイパーを操るかなりおっかない女の子である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a0/c484e5aed7a0aa9f218449b940bd4f37.jpg)
尚、このゲームは画面が非常に暗く、設定で最高の明度にしてもSSは何が映っているのだかさっぱりわからんという状態である。 (お手数ですがガンマを上げて見てください)
ガスマスクを装着してはしごを上がる際に、最初のCTD。 起動するとsafeモードで起動とのメッセージが出る。
設定を下げまくり、セーフモードで一応はしごを上がるところはクリア出来たが、その後のシーンで又もCTD。 このゲーム、やはりMetroなのだ。 (注 ここで上記の設定にした。 その後はかなり安定して動作している)
このMetro Last Lightでは、ガスマスクの表面が汚れると、ぬぐうという動作もできる。(Gキー)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c0/a6cb8152871a93920cefcb2152e17961.jpg)
地表は植物園跡だが、荒廃しきっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/90/bee2fea16cc0f47019f4b68f3487b245.jpg)
アンナの援護射撃を受けながらダークワンを唐キと、イベントムービーとなる。
Metro Last Lightプレイ日記その2に続く
前作Metro 2033は、その透明で触れれば切れるような雰囲気と空気感が衝撃的で、実に蠱惑的だったが、それと対照的にプレイアビリティの悪さが印象に残った。
Metro 2033をプレイした時は非常に強い衝撃を受けた。 異常に美しく哀しい雰囲気と、どうしようもないプレイアビリティの悪さ。 最高の雰囲気と最低のプレイアビリティが同居しているのだ。
当時はすっかりアルチョムに感情移入し、時々「あるちょぉ~む!」とは叫ばなかったが・・・ ガスマスクとフィルターは大いに呪った。
今作も制作中の制作者の発言など読むと、QTEのキーさえ画面上では明示しないなど、プレイアビリティの点ではあまり期待できそうにもないが、雰囲気や空気感に関しては、英語版をプレイした人のインプレッションなどを見ると非常に期待できそうである。
注 このQTEのキーについては、実際にプレイしてみると明示しないどころか、全てEキーのみで勿論全てのシーンで明示されている。 つまりぬるくなったのである。
始めてMetroシリーズに触れる方のために書いておくと、このゲームはロシアのSF作家ドミトリー・グルホフスキの小説のゲーム化である。
Metro 2033はロシアで50万部を売ったというヒット作であり、その続篇のMetro Last Lightも大いに話題になったそうだ。 Metro 2033は日本語訳もあるが、Metro Last Lightの方は邦訳は今の所ない模様。 邦訳は上下2巻でそれぞれ2千円近いという高価な本である。
内容は、2033年アメリカとの核戦争で荒廃し疲弊したモスクワ。 人々は地下鉄の中に避難し辛うじて命を長らえている。 青年アルチョムは居住地の危機を伝えるため危険な旅に出る。 そして幾多の冒険の末目的地に辿りつき・・・というストーリーである。
ゲームMetro 2033は、ラスト以外は原作にかなり忠実なストーリーラインだが、Metro Last Lightはどうなのだろうか。
Metro Last Light プレイ日記
---------------------------
まずはファーストインプレッション。
起動時にSTEAMの初期インストール(VC)が必ず入る。 数秒程度だが煩わしいのは確かである。
オープニングのムービーは飛ばせるが、中々迫力があるので1度は見ておくべきだろう。
メインメニューは2033のものより各メニューがわかりやすい。 2033はどのアイコンがどのメニューに相当しているかを把握するまでにかなりの時間がかかったが、こちらは直感的に理解できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/70/7248b610237648c900df8ed29d6edf14.jpg)
但し、このメニューから設定できる項目は少ないので、細かくいじりたい時には下記の設定ファイルを直接書き換えた方がよい。 fovの設定などもこれで可能である。
セーブデータや設定ファイルが、わかりにくい場所にあるのは前と同じである。
セーブデータ(Windows7の場合)
C:\Users\ユーザー名\My Documents\4A Games\Metro LL\数字列\auto_save
設定ファイル(Windows7の場合)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\4A Games\Metro LL\数字列\user.cfg
*:\Steam\SteamApps\common\Metro Last Light JP\user.cfg(こちらよりc:のものが優先されるようだ)
セーブはこれまた前と同様にauto_save一つだけである。これは悪しき慣習というか、非常に使いづらい。 Metro 2033のように死にまくるゲームでは、ユーザーが随時自由にセーブできるようなシステムでないと、時間がかかってしょうがない。
2033の時にはこのセーブデータを、1auto_save,2auto_saveとリネームして保存しておき、前のデータからやり直す時には、それをauto_saveにリネームして使っていた。
面唐ネことではあるが、これをやっておかないと、詰まった時に前のデータからのやり直しができないので、億劫がらずに実行しておくべきだろう。。
又、サイバーフロントに確認したところ、SSのキーは設定されていないとのことなので、SSを撮る時にはfrapsなどのツールが必要である。 print screenでも可能だが、一々グラフィックツールを立ち上げて記録しなければならないので、実用的ではない。
通常のキャプチュアソフトウェアではゲーム内のSSは撮れなかった。 フルスクリーン対応のツールでないと不可のようだ。 Frapsの無料版ではBMPにしか落とせないので、ペイントショップなどのファイル形式一括変換機能を使わなければならない。 ちと面刀B
尚、winshotやfscapture、lightscreenuuその他色々試したが、結局Fraps以外ではゲームのフルスクリーンSSは撮れなかった。
最初の起動での感触は、「事前に思っていたより重くはないな」というものだった。 動作もぬるぬるという感じで、カクカク感はない。 但しモンスターなどが多数出て来ると、途端にカクカクして重くなる。
画質的には非常にきれいで前作より高画質なのだが、万事きれいすぎてMetro 2033のような悲哀感や無常感を感じさせないのは残念である。
当方の環境 Windows7 8GB i7-2700k 250gGB SSD GTX660
Geforce Experienceでの最適設定を試して見たが、CTDが多すぎて使い物にならなかった。
現在の設定は以下のようなものだが、これで比較的安定しているようだ。 要は下げまくったという設定である。
画面サイズ 1024*768
画質 低
SSAA オフ
テクスチュアフィルタリング AF16X
モーションブラー 低
テセレーション オフ
---------------------------
■第1章 スパルタ
ゲームは2033同様に自室から始まる。 周囲のものを確認し、武器庫で武器を貰う。 開始時の武器は今回は5種類あり、あの有名な?バカマシンガンもある。 私は長距離用のライフルと接近戦用のショットガン、それにAK47を選んだ。
ショットガンは2033と違い、あの三段式ロケットならぬ三段式装填ではなく一挙動である。 しかし決して速くはない。
地下鉄の中は前作と大分様子が異なり、小綺麗で作業場や訓練場など設備も整っている。 これもアルチョムの活躍のたまものだろう。
射撃訓練では、射撃の後AMMOは完全には補給されないので、あまり練習しすぎるのも善し悪しだ。
ミラー大佐と話してアンナ(カーンかミラーの娘らしい)と共に、行方不明の仲間の捜索とダークワン撃破に出かけることになった。
今回初めてGeForce Experienceを使って見た。 重い感じがしないのはそのためかも知れない。 しかし、実際にどの程度の効果があるのかは不明である。
■第2章 灰
お馴染み地下鉄のシーンから始まる。 アンナは女性ながら巨大な大口径スナイパーを操るかなりおっかない女の子である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a0/c484e5aed7a0aa9f218449b940bd4f37.jpg)
尚、このゲームは画面が非常に暗く、設定で最高の明度にしてもSSは何が映っているのだかさっぱりわからんという状態である。 (お手数ですがガンマを上げて見てください)
ガスマスクを装着してはしごを上がる際に、最初のCTD。 起動するとsafeモードで起動とのメッセージが出る。
設定を下げまくり、セーフモードで一応はしごを上がるところはクリア出来たが、その後のシーンで又もCTD。 このゲーム、やはりMetroなのだ。 (注 ここで上記の設定にした。 その後はかなり安定して動作している)
このMetro Last Lightでは、ガスマスクの表面が汚れると、ぬぐうという動作もできる。(Gキー)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c0/a6cb8152871a93920cefcb2152e17961.jpg)
地表は植物園跡だが、荒廃しきっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/90/bee2fea16cc0f47019f4b68f3487b245.jpg)
アンナの援護射撃を受けながらダークワンを唐キと、イベントムービーとなる。
Metro Last Lightプレイ日記その2に続く