電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

古いリクライニング型イスの修理ができあがる

2016年08月12日 06時05分05秒 | 料理住居衣服
過日、依頼していたリクライニング・タイプのイスの修理というか補修ができあがり、先日、我が家に届けられました。土台となる木製の構造はそのままに、体重を支える帆布は新しくなり、クッションも新調して見違えるようにきれいになりました。



さっそくリビングに置いてみましたが、少々にぎやかではないかとの懸念は取り越し苦労だったようで、落ち着いた色合いでなかなか好印象です。実際に座ってみた感じでは、リクライニングの角度を起こした時に、クッションの背当ての部分はもう少し丸くふくらんでいたほうが良いと感じました。このあたり、妻は別途クッションを置けばよく、むしろパッチワークの目標ができたと前向きに考えているようです。



うーむ。これは長年使って古びたイスを廃棄して安い新品を購入するよりも、ずっと良かったみたい。依頼にすぐ対応してくれた山形市立谷川の「椅子工房クリエイト」(*1)の代表取締役のGさんと職人さんに感謝です。



Gさんの話では、山形・天童地区には個人でやっているお店を含めて、椅子の修理を請け負う会社や店が12店ほどあるのだそうで、県内全部ではは20店もあり、東北地方では最も多いとのこと。県民会館の椅子の張り替えも請け負った同社には、県外からの注文もずいぶんあるのだとか。そういえば、当地は山形仏壇などの伝統工芸が盛んなように、指物細工の伝統もあります。近年の洋風生活への転換に伴って、椅子の修理という仕事が生み出されたのかもしれません。このあたりの事情も、興味深いところです。

(*1):椅子工房クリエイト~iタウンページより

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