電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

モモの栽培について、きちんと知りたい~「果樹」というノートを新調する

2016年08月09日 06時02分33秒 | 週末農業・定年農業
当方は、「週末農業メモ」あるいは「農作業メモ」という文庫本サイズの小型ノートに、亡父から果樹園農業を受け継いで以来の作業記録を残しています(*1,2)。新米農業経営者にはこれがたいへん便利なもので、ちょっとしたノウハウなども書き留めて、実際にいろいろな場面で役に立っています。サクランボについては、ある程度は亡父から教わっていた面もあり、不十分ながらなんとかかんとかやれましたが、モモについては本当に素人からのスタートです。



このたび、「モモの栽培について、ある程度きちんと知りたい」と思い、図書館からカラー写真がいっぱいある初心者向けの本を借りてきました。三輪正幸著『剪定もよくわかる・おいしい果樹の育て方』(池田書店)という本です。初心者向けと言っても、はじめに基本的な考え方を整理した概論があり、次に様々な果樹についての各論があるという構成で、この概論部分がたいへん興味深いものです。



さっそく、勉強用のノートを新調しました。コクヨのセミB5判サイズのダブルリングノートで、Slim B5 color という製品。6.5mm罫33行/頁、30枚(60頁)です。例によって目次に数枚を確保し、少し後のページから要点の抜き書きを始めました。このあたり、学生時代に専門書を読んでいた頃のスタイルと変わりがありません。昔のスタイルで今も踊っているようなものでしょう(^o^)/



でも、内容はたいへん有益です。今まで、誰に教わるでもなく、見よう見まね、断片的な知識でやっていた作業の意味がよくわかります。それだけでなく、今までの私のやり方では、枝の管理が、とくに摘芯の作業が不足していたことを強く意識しました。では、さっそく本にあるとおりにやれるかといえば、週末農業の現状では日程的にも難しい面があるのですが(^o^;)>poripori



我が家の「北限の桃」川中島白桃は、袋掛けもしていませんし、摘果も遅れがちでしたが、繁茂した葉面積のおかげもあってか(^o^;)、ただいま順調に成育中です。今月の下旬には、なんとか出荷できる予定です。

【業務連絡】
サクランボをご注文いただいた方々で、桃も送ってほしいというご希望がありましたら、メールでお問い合わせください。

(*1):ノートとして見た「週末農業メモ」~「電網郊外散歩道」2012年6月
(*2):「農作業メモ」ノートの二冊目が残り少なく~「電網郊外散歩道」2015年5月

コメント