電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

上映が楽しみな映画「ラ・ボエーム」

2009年03月17日 06時21分58秒 | -オペラ・声楽
最近、上映を楽しみに待っている映画があります。それが、映画「ラ・ボエーム」(*1)です。
以前、ザルツブルグ音楽祭のハイライトを放送したテレビ番組でヴェルディの歌劇「椿姫」を観て(*2)、ソプラノのアンナ・ネトレプコを知りました。このときの相手役、ローランド・ビリャソンとのゴールデン・コンビの再現で、プッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」の映画がやってくるというのですから、期待が高まります。

「ラ・ボエーム」は、実に名作です。ミミとロドルフォという主役二人の悲恋だけでなく、詩人ロドルフォを取り巻く貧しい若者たちの生活に、中年おじんも若い頃を思いだし、最終幕~屋根裏部屋での再会、外套の歌、ミミの死を知ったロドルフォの絶叫~では、思わずホロリ(*3,*4)となってしまいます。

ネトレプコ&ビリャソンという当代随一のカップルが、ベルトラン・ド・ビリー指揮バイエルン放送交響楽団と合唱団という素晴しいバックを得て収録されたオペラ映画です。昨年の「敬愛なるベートーヴェン」、「魔笛」に続き、今からわくわくです。山形では、山形フォーラムにて、5月23日からの公開予定とのこと。楽しみです!!

(*1):プッチーニ生誕150年記念~映画「ラ・ボエーム」~スタッフ&キャスト
(*2):ヴェルディの歌劇「椿姫」を見る
(*3):NHKの芸術劇場で藤原歌劇団の「ボエーム」を見る
(*4):プッチーニの歌劇「ボエーム」を見る
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