電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

図書館とパソコン利用

2009年03月12日 06時10分20秒 | コンピュータ
前回の単身赴任時に作成した図書館の貸出しカードを更新し、再び単身赴任先で図書館利用ができるようになりました。あれからもう6~7年が経過し、かつての中心街もすっかりシャッター通りになってしまいました。変化の速さ、大きさには驚くばかりです。

そういえば、図書館内でも変化がありました。写真のように、図書館の閲覧コーナーに、「パソコンをご利用のお客様へ」という掲示がありました。

他の利用者のご迷惑にならないように、音を消してお使いください

とのことです。
実はこの図書館、前回の単身赴任時には、利用者の迷惑になるからと、電源の利用はもちろん、閲覧コーナーでノートパソコンを利用することを禁じていたのではなかったかと思います。たぶん、新しい機械があまり好きでない、うるさ型の年配の利用者がおられたのでしょう。
当時、希望図書にGimp等のフリーソフトウェアの解説書を要望しても、Photoshop の本が入っているから同種の画像編集の本を購入することはできない、と断られた記憶もあります。現在、パソコン書籍コーナーはけっこうな冊数があるようで、それらを考えあわせれば、皮肉ではなく、実に大きな変化です。

図書館は、小説類を借りて読むだけでなく、地域資料や統計データ等の宝庫です。ノートパソコンを持参し、表計算でデータを入力して分析したりする上で、図書館のパソコン利用規定は重要なポイントです。某市の図書館のように、無線LANのホットスポットまでサービスしているところもありますので、それに比べればまだまだ保守的だともいえますが、管理的な立場にある人の規制中心の発想を、より現代的なものに変えていこうとする(たぶん)若い人たちの努力を感じます。まだまだ歩みは遅いけれども、時代の変化に確実に追従して行ってほしいものだと思います。
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