電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

シューマン「アラベスク」を聴く

2008年06月14日 07時13分26秒 | -独奏曲
ようやく週末になりました。この春に入社した会社の研修で、一ヶ月ほど自宅を離れている娘も帰宅し、ようやく家族の平均年齢が下がりました(^o^)/

今朝は、アンドラーシュ・シフのピアノで、シューマンの「アラベスク」作品18を聴いています。DENON の MyClassicGallery という全集の中の1枚、GES-9252 の末尾に収録されたものです。手元にある資料 "The History of DENON PCM/Digital Recordings 1972-1987" によれば、1977年3月に、武蔵野音楽大学ベートーヴェン・ホールで収録されたものだそうで、作曲したR.シューマンも演奏したシフも、本当に若い頃のもの。青年期の憧れがいっぱいにつまった音楽です。

30年前、デジタル録音も勃興期で、プロセッサーも日進月歩でした。某筑波の大学院で、友人のそのまた友人が、マイコン・キットと音響カプラーと電話回線を使って、300ボーで「ピー・ガー」とコンピュータ通信をしていました。ひそかに使っているはずなのに、特有の音でもうバレバレ。それを喜んで見ている私も若かった(^_^;)>poripori
泊めてくれた友人も、病気のため、若くして鬼籍に入りました。この時期、彼の冥福と奥様のその後の幸福を祈りつつ。

■アンドラーシュ・シフ(Pf) 6'34"
コメント