厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2017年110冊目『世界基準の働き方』

2017-05-04 18:40:49 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

著者の高岡浩三さんは、巨大グローバル企業、ネスレの日本法人のトップです。

100年の歴史を持つネスレ日本で、生え抜きの日本人が社長になったのは史上初。しかし、高岡さんは研修などで短期間アメリカやスイスに滞在したことはあるが、海外駐在の経験は一度もないとのこと。

「どんな国や組織で働いていても、世界に通用する人材になれることは可能である」

マーケティング力、生産性、コミュニケーションを中心に、先の見えない環境においても正しい判断を下すための「行動基準」が本書から学べます。それをもとに、自分の頭で考える習慣を身につけることです。

海外での業務経験がなく、日本だけで働いていても、グローバル人材になることができる。最近やや元気のない日本人に勇気を与えてくれる1冊です。

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2017年109冊目『年収350万円のサラリーマンから年収1億円になった小林さんのお金の増やし方』

2017-05-04 18:12:00 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

自分ひとりでビジネスを始めてから6年後には年収1億5000万円に到達した著者の小林昌裕さんが、資産形成の実践方法を伝授します。

1.ひとりでできる

2.定期的に課金される

3.自分が働かなくていい

この3点を満たしたビジネスは、一般に「ストックビジネス」と呼ばれています。一度仕組みを作ってしまえばお金が入ってくるビジネスで、いくつものビジネス(=収入源)を自分の手元にどんどんストックしていくというイメージです。

今の時代、大儲けするのは難しくても、小さい儲けのストックビジネスを積み上げていくのは可能です。会社の給料とは別に、ある程度の収入減をストックしていくことは、将来のリスク回避はもちろん、ブラックな労働環境から逃げ出す勇気も与えてくれるはずです。

本書では、まず不動産投資でベースを作り、資金に余裕が出たらビジネスの複線化に着手していくことを強くすすめています。著者が厳選した複線化の14のビジネスは次のとおりです。

【自動課金系】民泊、太陽光発電、コインパーキング、コインランドリー、トランクルーム

【ネットビジネス】物販(転売)、アフィリエイト

【金融系ビジネス】バイナリーオプション、FX自動売買

【ノウハウ情報発信系】ブログ・メールマガジン、教材販売、セミナー

【会員制ビジネス】コンサルティング、塾・スクール・コミュニティ

社員を増やして会社を拡大したいという願望も、世の中を変える事業を展開したいというビジョンも持ち合わせていません。(はじめにより)

大きな志がなくても事業を始められる時代です。「本業以外に収入があるといいな」から一歩を踏み出すことができるのですね。

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2017年108冊目『超速片づけ仕事術』

2017-05-04 17:50:45 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ベストセラー『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の著者・美崎栄一郎さんの最新刊は、INがOUTを上回ってしまう悩みや問題を「片づけ・整理」で解決します。

IN(入ってくる仕事やモノ、情報の量)とOUT(処理した仕事や情報、廃棄するモノの量)のバランスをとり、仕事の効率とスピードを上げるために、モノやパソコンのデスクトップ、タスク、メール、人間関係、情報など、仕事にまつわるあらゆるものを手間と時間をかけずに片づける〝仕事術〟です。

仕事も自分自身も、ステージが上がれば、これまで以上にINが増えますから、それに合わせてOUTのスピードを上げていかなくてはならなくなります。また、時代とともにこれまでのスタイルを見直し、それに合わせて自分の仕事のスタイルも進化させていかなければならないことを、本書から気づかされました。

【my pick-up】

◎よけいなやりとりを激減させる、アポ取りのルール

メールで日程を決める場合は、候補日を3つ以内に抑えること、できれば時間も指定して連絡するのが原則です。私は、ひとつしか候補を出さないこともよくあります。このように日時を限定しておけば、メールを送った人も、受け取った相手も、そのほかの時間に別のアポや仕事を入れることができますし、一往復のメールで日程が決まる可能性が高まります。

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2017年107冊目『研修では教えてくれない 会社で働く人の常識110』

2017-05-04 17:33:43 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本の原書は、1998年に刊行された『169 WAYS TO SCORE POINTS WITH YOUR BOSS』。原題を直訳すると『上司の点数を稼ぐ169の方法』となり、169項目から日本の事情に合わない部分を除いて翻訳しています。

優秀な人材と認められるためには何が必要か?

上司や経営者から高く評価されるにはどうしたらよいか?

全米で最も知識の豊富な管理職や経営陣の知恵の集大成として、会社という組織に属する人間として成功するためのアイデアが詰まっています。

内容は、非常に真っ当な、会社で働く人なら誰でも当然実行すべきことばかりです。しかし、全項目を本当に実行できている人がどれだけいるでしょうか。各項目の簡潔な記述の裏に、深い含蓄が感じられます。

優秀な人材に共通する特性が網羅されており、新入社員や入社数年の社員にとって最適な「会社員の教科書」としてお勧めします。

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