厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2017年129冊目『時間を使う人、時間に使われる人』

2017-05-28 19:58:17 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・時間は増えもしなければ減りもしない。常に一定に固定されているものである。

・よって時間は万民にとって平等、すべて均一に与えられている。

・この誰にとっても同じ分量の時間を、どう効率的に配分するかが時間管理の決め手である。

この本では、以上のようなこれまでの時間管理の原則・当たり前を突破し、‘時間は増やせる’という提言をします。

10人の成功者(大野耐一、ナポレオン、スティーブンコヴィー、ダヴィンチ、チャーチル、ピカソ、孫正義、ラリーペイジ、イチロー、坂本龍馬)の時間管理の方法や考え方の本質を盗み、時間の増やし方を考えていきます。

時間の壁をクリアするための5つの方法<時間それ自体を管理し、時間を増やすべきときは増やす>

1.ムダをとる→時間を貯めて増やす

2.時間脳を使う→ライフサイクルを組み立てる

3.スピードアップする→タイムロスを激減させる

4.すぐに動く→やる気を引き出す

5.時間をこじあける→1日を100%使い切る

10人の成功者全員に共通していたのは、「何のために時間を使うか」をきちんと認識していたということ。だからこそ、時間を生産的に活用してやるべきことのために使う時間を増やすことができたのだと思います。

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2017年128冊目『会議を変えるワンフレーズ』

2017-05-28 19:34:08 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

会議が上手くいかない最大の要因は、みんなの意識が会議の中身(コンテンツ:内容、意見、アイデア、結論)に集中してしまい、進め方(プロセス:論点、流れ、討議方法、関係づくり)を考えるのを忘れてしまっているからです。

この本では、会議の流れ(起承転結)に沿って、適切にプロセスを舵取りするための200個の実用フレーズを紹介していきます。

固定観念の非合理性を実証しながら、少しずつ風穴を開けていくしか、硬直化した会議を変える手立てはありません。本書で紹介したフレーズは、まさにそのためのものです。

ひと言でポイントを言うと〝ファシリテーション〟。「○○しませんか?」「話し合うべきは○○では?」とプロセスへの提案や指摘という形を取ります。

ファシリテーションはリーダーシップの新しい形。会議では中身ももちろん大事ですが、プロセスをリードすることで、中見の質も変わってくるのです。

【my pick-up】

◎何も決まらずに終わってもいいのですか?

具体策は合意できなくても、候補となる選択肢はいくつか出せた。選択肢は出せなくても、大まかな方向性は一致した。方向性は一致できなくても、重要な課題は共有できた・・・。どんな小さなことでもよいから、合意をしておくのが望ましいです。それも難しければ、引き分け再試合が滞りなく進むよう、合意に向けてのプロセスを合意しておきます。次回のスケジュールや進め方はもちろんのこと、その間に課す宿題を決めておくのです。

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