評価 (3点/5点満点)
著者の高岡浩三さんは、巨大グローバル企業、ネスレの日本法人のトップです。
100年の歴史を持つネスレ日本で、生え抜きの日本人が社長になったのは史上初。しかし、高岡さんは研修などで短期間アメリカやスイスに滞在したことはあるが、海外駐在の経験は一度もないとのこと。
「どんな国や組織で働いていても、世界に通用する人材になれることは可能である」
マーケティング力、生産性、コミュニケーションを中心に、先の見えない環境においても正しい判断を下すための「行動基準」が本書から学べます。それをもとに、自分の頭で考える習慣を身につけることです。
海外での業務経験がなく、日本だけで働いていても、グローバル人材になることができる。最近やや元気のない日本人に勇気を与えてくれる1冊です。
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