評価 (3点/5点満点)
この本では、理想の課長像の「あるべき論」「すべき論」だけではなく、「こうやったら課の業績が上がる」「こう考えたら楽になる」「仕事がおもしろくなる」「部下が成長する」などの実践的なヒントが紹介されています。
また、課長の守りのマネジメントだけでなく、リーダーシップ、イノベーション、グローバルビジネス、ダイバーシティなど、これからの課長に求められる攻めの部分にも言及している点も、本書の特徴と言えます。
これからの課長に求められる5つの力
・マネジメント力
・リーダーシップ&イノベーション力
・グローバル&ダイバーシティ力
・フォロワーシップ力
・セルフマネジメント
課長をはじめとするミドルマネジメントを担う人がいないと、トップの経営陣と現場の社員との連携がとれず、企業そのものが動かなくなります。
そんな重要かつやりがいのある課長職を、はじめからやりたがらないなんてもったいない。そう思った時点で、会社での自らの成長を半分諦めたようなものですよ。