評価 (3点/5点満点)
多くの中小企業では経理業務はいまだに1.0(紙の時代)か2.0(システム入力の時代)のところばかりで、経理マンは経営に関するアドバイスがなかなかできていないと思います。
現代、会計業務は3.0の時代に入っています。2012年にクラウド会計ソフトが登場し、もはや入力する必要すらなくなっています。
クラウド会計はただの入口に過ぎず、やはりその先のデータ分析と、そこから導き出された課題の抽出、それに優先順位を決めて課題を解決し、会社のなりたい姿を明確にして、全社一丸となって進んでいくことが大事です。
本書ではそれを「データドリブン経営」と呼び、中小企業で最初に始めるべきことについて解説しています。
「まず実績を作り見える化する」「実績(データ)を分析して計画を立てる」「会社のビジョンを明文化する」
経営の基本は、立てた計画と出た実績を比較すること。昨年と今年を比較することで気づきが得られるのです。
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