評価 (3点/5点満点)
自分ひとりでビジネスを始めてから6年後には年収1億5000万円に到達した著者の小林昌裕さんが、資産形成の実践方法を伝授します。
1.ひとりでできる
2.定期的に課金される
3.自分が働かなくていい
この3点を満たしたビジネスは、一般に「ストックビジネス」と呼ばれています。一度仕組みを作ってしまえばお金が入ってくるビジネスで、いくつものビジネス(=収入源)を自分の手元にどんどんストックしていくというイメージです。
今の時代、大儲けするのは難しくても、小さい儲けのストックビジネスを積み上げていくのは可能です。会社の給料とは別に、ある程度の収入減をストックしていくことは、将来のリスク回避はもちろん、ブラックな労働環境から逃げ出す勇気も与えてくれるはずです。
本書では、まず不動産投資でベースを作り、資金に余裕が出たらビジネスの複線化に着手していくことを強くすすめています。著者が厳選した複線化の14のビジネスは次のとおりです。
【自動課金系】民泊、太陽光発電、コインパーキング、コインランドリー、トランクルーム
【ネットビジネス】物販(転売)、アフィリエイト
【金融系ビジネス】バイナリーオプション、FX自動売買
【ノウハウ情報発信系】ブログ・メールマガジン、教材販売、セミナー
【会員制ビジネス】コンサルティング、塾・スクール・コミュニティ
社員を増やして会社を拡大したいという願望も、世の中を変える事業を展開したいというビジョンも持ち合わせていません。(はじめにより)
大きな志がなくても事業を始められる時代です。「本業以外に収入があるといいな」から一歩を踏み出すことができるのですね。
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