厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2015年42冊目『残業しないのに給料が上がる人がやめた33のコト』

2015-03-10 21:25:49 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、同じサラリーマンという環境下にありながらも‘残念な人’と‘できる人’の思考・行動パターンが生まれる背景を分析し、残念な人(=できていない人)が「できない」という言い訳を捨て去るために「手っ取り早く、何をやめればよいか?」を指し示すことを目的としています。

・多くの人たちの心労の原因となっている対人関係の当たり前を見直す(会社主催の飲み会で二次会に出るのをやめた等)

・有限である時間の使い方の当たり前を見直す(遅くまで残業して仕事をした気になるのをやめた等)

・突き抜けた評価を得るために、今の当たり前を見直す(真面目に会議に参加するのをやめた等)

・最もコントロールし難いお金の使い道についての当たり前を見直す(保険料を払い続けるのをやめた等)

・今の状況から抜け出したいと思った時によくある勘違いについて見直す(資格を取ることをやめた等)

本書で取り上げた33のコトは、著者の俣野成敏さんが、過去において勘違いをしていたために、ずいぶんと遠回りをしてしまったという実感があり、その分やめるのに十分価値があると確信を持っているのです。

33のうちのたった1つだけでも自分を変えることができたら、それをきっかけに大きな変化が一気に訪れることでしょう。

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2015年41冊目『僕が月300時間の残業を50時間まで減らした方法』

2015-03-10 13:19:19 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本のテーマは、「残業を減らしながら、いかにして成長できるのか?」です。

著者の金山直志さんは、過去に正社員の経験を持ちつつ、現在は派遣社員として建設業界で勤務されていますが、なるべく早く帰るようにしている人ほど、早く出世したり、資格を取ったり、社外から高い評価をもらっていることに気づき、周りに振り回されて余計な仕事を抱えることなく、生産的な仕事を行うよう心がけるようになったそうです。

「仕事量をコントロールする」「ゆとりを作る」「悩む時間を少なくする」「無理をやめる」など、月250時間の残業を減らした方法は、本書のいたるところに紹介されていますが、効果の大きかった順に250時間の内訳をまとめたページがあれば、更に良かったかなと思います。

※著者のブログ『月の労働時間を200時間以上減らしたサラリーマンの行動法』(http://ameblo.jp/kinkin-3535/

【my pick-up】

◎やる気をもちつつ自分を客観視する

会社はもちろんやる気のある人を重宝しますが、残念なことに「仕事ができる人」とは明確に区別して扱います。仕事ができる人は、やる気と結果がイコールではないことを知っているし、やる気が自分を成長させる要素とは必ずしも言えないことも理解しています。やる気があろうとなかろうと結果を出すのが仕事です。また、仕事ができる人はやる気があることを基本としつつも、自己管理にはかなり気を遣っています。これが心身を健全に保ちながら、しっかり成果を出すことにつながっています。

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