評価 (3点/5点満点)
この本では、著者の松本利明さんが、外資系コンサルティングファームで鍛えられ教えてきたことに加え、人事コンサルタントとして人の目利きをする中で見えてきた「稼げる男の流儀」をまとめたものです。
本書を読んで印象的だったのは、「稼げる男」になるためには、相手が勝つこと、喜ぶことを楽しみながら行う必要があるということ。自分本位では限界があります。
また、パーソナルブランドを決めるのは自分ではなく相手であり、相手が認めてはじめてブランドになり得るので、稼げる男になるとパーソナルブランディングが自然にできてしまうのです。
普通の人が現場で培って稼ぎ続けられるようになった習慣や考え方を、皆さんがまねしやすいような行動レベルにまで落とし込んでありますので、自分に足りていないと思った項目は即実践してみましょう。