厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2015年40冊目『基本は誰も教えてくれない日本人のための世界のビジネスルール』

2015-03-07 22:53:57 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本では、世界共通の仕事の基本や、日本で培った力を生かしながら、どこでも活躍できる人になるためのコツがまとめられています。著者は、世界展開を精力的に行っているレストランチェーン業「ベニハナ・オブ・トーキョー」CEOの青木恵子さんです。

私たち日本人の能力は、決して海外の人にひけを取らない。ただし、島国という環境にいたので、私たちは日本以外の国のビジネスの習慣や基本に自分を合わせるのに慣れておらず、力を出しにくいだけだと青木さんは言います。

世界共通の仕事の基本を押さえ、かつそれぞれの国の実情に合わせる(郷に入っては郷に従え)ことで、世界の中でも十分戦える人になるはずです。

人脈、仕事、自己ブランディング、キャリア、コミュニケーション、余暇のカテゴリーで計45のルールが紹介されており、海外で活躍したい人のみならず、日本の中で頭一つ飛び出た存在になりたいビジネスパーソンにも役立つ内容です。

【my pick-up】

◎一流大に入ることがいい人脈を手に入れる近道

ビジネスで成功し、エグゼクティブになるには、一流大学を出ていることがとても大切です。なぜならいい大学を出ている人は、いい人脈、いいコネクションを持っているからです。アメリカは「同じ大学出身の友達が○○に就職した」とか、「お父さんがどこどこのCEOをしている」など、横のつながりが大きな意味を持つ社会です。そのつながりでビジネスが行われる。だからアメリカのエリート層は、徹底した学歴主義なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする