愛犬を飼って、16年ほど一緒に生活をして、平成16年に
共同墓地に入れましたが、お墓参りは続けています。
言葉は発しなくても、こちらで言うことは分かっていて、
愛くるしい表情などは、いまだに思い出されます。
飼い主に捨てられるなどして、年間30万近い犬や猫が
「殺処分」されています。
愛媛県動物愛護センター(松山市)の職員の姿を描いた
児童書「犬たちをおくる日」(金の星社)、
が反響を呼んでいるそうです。
一匹でも多くの命を救おうと、奮闘する姿が描かれている。
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身勝手な飼い主たちも登場する。「アホだから」と飼い犬を処分する
よう持ち込んだのに、帰りに子犬を「譲ってくれ」と言った男性。
処分場所である管理棟で、捨てた犬と記念写真を撮り、そのまま
置いていった親子・・・・・。
収容した犬猫のえさ代や、処分費用に年間500万円近い税金が
投入されていることも紹介。職員が来場者に「捨てるのは簡単だが、
助けるのは簡単ではない」、と伝えている。
センターを訪ねると、けたたましい鳴き声が、管理棟から聞こえてきた。
元の飼い主が現れなければ、多くの犬や猫たちは、収容されてから
5~7日で、幅1.35㍍、奥行き1.4㍍、高さ1.2㍍の金属製の箱の中で、
二酸化炭素を充満させて、殺処分される。
岩崎 靖業務課長は、「責任を持って命を預かることに、理解を深める
ことが大切。犬猫を殺す社会をつくったのは自分たち。1人1人に何が
できるのかを考えてほしい」と語る。
*** 朝日新聞記事より抜粋にて ***
白梅です・・・・・
中に、随分、無責任というか、自覚の無いペット飼いがいますものね。
平気で、垂れた糞を残している飼い主がいます。
これなんか、飼われたペットの将来の悲劇が見えるようですよ。
>「責任を持って命を預かることに、理解を深めることが大切」・・・・
命を大切にすること、これは、ペットに限りませんよね。
ペットの命を重んじない「輩」は、人の命も粗末に扱う・・・・
これはもはや「人」ではありません。
困ったものです。
浅草界隈には、身寄りのない青テント暮らししている者を横目に見て通勤した
身には、ペットを大事にする方とのギャップを思ったりしました。
愛玩ですから、高価な身なりをするのに似て仕方がないことではありますが、
つい命の秤にかけてしまいます。
ペットが癒す効果も計り知れません。
愛犬を亡くして、最期までみてやれない年齢を
思って、勧められましたが、その後は飼っていません。
確かに公園の糞などを見ますと、買っている人の、人間性が分かるようです。
人間でも犬猫でも、簡単に命を奪ってしまう
世の中になっているようですね。
人間の手で、犬のスタイルも変えてしまう、
人間のおごりも、感じます・・・。
外国で、犬に遺産相続がありましたね。
他の使い方を・・・と思う反面、動物にも
命があるということを、忘れてはいけないかもしれませんね。
病院などで、動物が患者の心をいやしたり、
人間のために頑張っている、警察犬もいるわけです。
青テント生活の人と、可愛がられている動物の
差を感じてしまいますが、どうしてやることもできない、が実際のところです。
どんな立場でも、命の大切さだけは、心したいですね。