ノートルダム清心学園理事長である、渡辺和子さんが書かれた本です。
2013年11月14日に、ブログにアップしていますが、再度のアップです。
心に残る言葉を、文中より選んで書き記してみます。
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人はどんな境遇でも輝ける
どうしても咲けないときは時は、下へ下へと根をのばす
つらい日々も、笑える日につながっているのです
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● 人はどんな険しい峠でも超える力を持っている。
そして、苦しさを乗り越えた人ほど強くなれる。
● 他人まかせでは幸せは得られない。
自分が光となって世の中を照らそう。
● 心の美しさは、自分の心との
戦いによってのみ得られる。
● 子どもに何かを伝えるのに言葉はいらない。
ただ、誠実に努力して生きていくだけでいい。
● 笑顔でいると、不思議と何事もうまくいく。
ほほえまれた相手も、自分も心豊かになれるから。
● 人は何歳になっても、精神的に成熟することができる。
謙虚になることが成熟の証である。
● 目立たない仕事をしている人への挨拶を忘れてはいけない。
私たちはお互いに「おかげさま」で生きているのだから。
● 言葉ほど恐ろしいものはない。使い方を間違えれば凶器
にもなる。言葉を無機質なものにしてはいけない。
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2・26事件で東京の自宅がおそわれたのは、朝方だったと
ききました。父の暗殺の目撃、命のはかなさを知る。
渡辺錠太郎=昭和初期の軍人で、2・26事件の犠牲者の1人。
こんな悲しい思いもされていました。
どこかで聞いた言葉だと思っていましたが、渡辺和子さんの言葉だったのですね。
まさにこの
【置かれた場所で咲きなさい】
この言葉を卒業生に贈った教師が、同僚の教師に酷いいじめをしていたとテレビで知りました。
いじめを知りながら、口をつぐんでいた他の同僚、
報告を受けながら、解決する心を持たなかった学校。
腐った教師も校長も人間。
人は弱い生き物ですね。
教師がいじめをには、驚きでした。
指導する立場の人間が、私の子供の頃には、いじめという言葉は聞かなかったように思えます。
いまは、いじめという言葉が、蔓延しています。
渡辺さんも急に大学のトップに立って、悩みもあり、発想を転換して、自分が微笑み、感謝し、
お詫びを言う人になろうと、そうしたら不思議なことに少しずつ周囲も明るく、優しくなってきました。と述べています。
いじめを受ける人の気持ちは、言葉に発することができずに、苦しんで悩んで苦悩しています。
いじめのない世の中になってくれると良いですね。
有難うございました。