気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

柴田トヨ著「くじけないで」を読んで

2010-12-21 | 読書


今年も10日ほどで、終わろうとしています。
今年は本を読む回数も少なく、過ごしてしまいました。

今年最後の本は、もうすぐ百歳になろうとしている、
栃木県在住の柴田トヨさんの、処女作品集です。

テレビでこの本のことを知りましたが、最近求めて詠んでみました。



文中より

     神様・・・・・昔 お国のために と 死にいそいだ わかものたちがいた

        今 いじめを苦にして 自殺していく 子供たちがいる

         神様 生きる勇気を どうして 与えてあげなかったの

  戦争の仕掛け人 いじめる人たちを 

 貴女の力で 跪(にざまず)かせて

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「朝はかならずやってくる」-----私の軌跡より

90歳を過ぎて出会った試作で、気づいたことがあります。

どんなに辛いこと、悲しいことがあっても、私は夫、倅、嫁、親戚、
知人、そして多くの縁ある方々の愛情に支えられて、
今の自分があるんだということです。

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 この年齢になって、毎朝起きるのは、本当に辛いです。
それでも私はベッドから、ヨイショと起き上がり、バターかジャムを
塗ったパンと紅茶で、朝食をとります。

そしてその日、ヘルパーさんにやってもらう
掃除や洗濯などのお手伝いや、買い物のリストづくり。

さらには、公共料金の支払いなどを含めた家計や、
通院スケジュールなどを考えます。
結構、頭を使い、忙しいんです。

だからどんなにひとりぼっちでさぼしくても、考えるようにしています。
「人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる」って。

一人暮らし二十年。私しっかり生きています。

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私もいずれは1人になると思っていますが、人の親切は素直に
受けて、自分でできることは、自分でやるように・・・と願っています。

私も、トヨさんのように生きていけたら・・・・・。

 

 

 



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6 コメント

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Re:くじけないで (motoko)
2010-12-22 16:08:39
ポエムさん、今日は。
実のお母様ですから、翌日にはまた笑顔で・・
一緒にいられることは、羨ましいです。
母は78歳で、もう少し長生きしてほしかったと思っています。

いいところを見つけて、と考えるポエムさんも素敵ですし、愚痴も言わないなんて、他のことなども、トヨさん同様、素晴らしいお母様ではないでしょうか。
お母様も、いつまでも健康で、お元気に過ごせることは、幸せと思います。
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Re:日々是好日 (motoko)
2010-12-22 15:58:18
銭無のとっつあんさん、今日は。
とっつあんさんのブログで、拝見しました。
テレビで知ってから、ずいぶん日にちは過ぎてしまいましたが、年内に読むことが出来ました。
<「健やかで、晴れやかな毎朝でありますように…。」
こうありたいですね。
まさに日々是好日であることを願って、健康で過ごせることが、なによりと思います。
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Re:順番だと・・・ (motoko)
2010-12-22 15:51:36
鎌ちゃんさん、今日は。
私も順番としては、夫を見送って、となりますが、これだけは分かりませんが、私が先にとなりましたら、夫は困ってしまう・・・、でも夫は自分が先と思ってますので、のんびりしているようです、(笑
病気にならないように、足腰弱くならないように、と願っています。
介護制度が充実してくれますように、子どものいない身では、介護制度を頼るのみですね。
寺をかくこと、考えることなど頭に刺激を与えて、トヨさんを見習いたいと思います。
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くじけないで (ポエム)
2010-12-22 12:25:49
毎日、予想しない事がたくさん起きて
振り回されている私です。

そんな時は母のいいとこ探しをします。
ディに喜んで出かけてるじゃない!
何でも残さず食べるじゃない!
愚痴は言わないじゃない!
私にはできない事をやってるじゃない!

柴田トヨさんの気持ちは母の気持ちと
似ていると思います。
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Unknown (銭無のとっつあん)
2010-12-22 11:49:56
私も読みました。

何時までも「夢」を持ち続け、追いかけなければいけないですね。

日々是好日。
健やかで、晴れやかな毎朝でありますように…。
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おはようございます (鎌ちゃん)
2010-12-22 07:43:53
夫婦二人だけの暮らし、子供もいない我が夫婦・・・・
時々、その将来を思って、とてつもない不安に襲われることがあります。
順番だと、私が先に逝く・・・・そうなると、残された妻、
病気がちの妻はどうなるのだろうかなどと。

「人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる」・・・・
素晴らしい言葉ですね。
一度、夫婦で読んでみたいです。
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