気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「老いを生きる・老人日誌」を読んで

2006-05-25 | 読書


    本書の主役は、この本の著者の“湯浅 明”さんたち夫婦である。
         亭主  80歳で耳が聞こえない
         女房  77歳で痴呆症
   のツンボとボケの、夫婦の日々の生活が書かれている。
   じめじめした暗さのない書かれかた、ボケているということは、
   ユーモアにとれるところもある。
   ご主人に聞かれても、返事はトンチンカン、それを腹をたてずにいる
   ご主人、ボケとはこういうものと割り切っているところに、救いがある。
       化粧のことで、次のようなことが書かれていました。


    化粧とは、紅、おしろいなどを使って、
              顔を美しく飾ることと辞書には出ている。
   美しく飾られた顔は、本来の顔ではない。
   そこで化粧とは、化(バケル)という字が使ってある。
   そこまでして男に媚を売る必要はないではないかと、思われるが、
      男がいないと化粧に張り合いが湧かない、
          故に美は女の特権であるということになるのである。

                 *** 文中より ***

    この文章を、どのように思われるでしょうか。
   男性のために、媚をえるための化粧なのでしょうか。
   男性が、毎日ヒゲを剃るように、女性の身だしなみとして、と思って
   いるけれど、化粧の仕方ひとつで、色々取られるかもしれません。
   男がいないと、化粧に張り合いがわかない・・・の言葉には御幣が
   有ると感じてしまう私です。
    確かに、化粧とはうまく化けるものであることに、
                        間違いはありませんが。

  
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        
         ↑  庭の石楠花・新芽が出始めていますので
             満開に近いと思います。
             前の方から写した状態ですので、後ろの部分は
             写せませんでした。(100個は有る花数です) 

     
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         ウオーキング~36分=4,500歩                

                     

     


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4 コメント

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石楠花 (suwaro)
2006-05-25 22:53:05
motokoさん、( ゜▽゜)/コンバンハ

私も化粧は女性の身だしなみと考えています。

男性に媚を売る・・このように考える人もいることに驚きでした。

石楠花・・・満開、綺麗ですね

motokoさんのお庭にお邪魔したいわ

そしてお茶でも頂きながら、日向ぼっこしながら一日中眺めていたいなぁ~
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化粧 (ポエム)
2006-05-26 11:01:43
お化粧は身だしなみと思っています。

 ある日の事、ノーメイクで、

近くのスーパーに駆け込みました。

誰にも会わないことを祈っていましたが、

知人に声をかけられ、「元気がないようだけど

どこか悪いの?」と言われました。



だんだん歳を重ねると肌のくすみや、艶が

なくなります。

元気そうに見えるためにも、メイクが必要な

私です。
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Re:石楠花 (motoko)
2006-05-26 15:45:45
suwaroさん、こんにちは。

私も、化粧は女性の身だしなみと思っています。

男性に媚を・・・なんて思ってもいませんでしたので、この言葉は、好きになれませんでした。



お邪魔してください・・・と近くなら言えますのにね。

有難うございます。

2人でお茶を飲みながら、私なりのsuwaroさんのイメージで、

suwaroさんが、隣に座っています。

写真は、やはり目がないと駄目ですね。

輪郭などはわかっても、ポイントの目は、イメージが??です。
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Re:化粧 (motoko)
2006-05-26 15:55:59
ポエムさん、こんにちは。

私も、身だしなみと思っています。

男の人でも、“化粧ぐらいしておけよ”という人もいますものね。

男性と、女性との、肌の違いもあると思います。

男の人、女の人双方にとっても、身だしなみをきちんとしていることは(相手に恥をかかせないためにも)、エチケットではないかと思っています。

年齢相応の肌に、いずれ誰でもなりますので、心の張りは

もっていたいですね。
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