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低栄養について

2018-10-15 | 言葉の意味は


高齢者の健康目標として現在、注目されているのが「低栄養の予防」と
いう記事がありましたので、記してみます。

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高齢者の栄養の現状が分かってきたのは、ここ数年のこと。
痩せの指標になる「BMI20以下」、低タンパク、栄養不良の指標になり
死亡率が増える「アルブミン4・0㌘/デシリットル以下」を低栄養とし、
厚生労働省「国民健康・栄養調査」の結果から調べたところ、「65歳
以上の2~3割」が低栄養と判明した。

高齢者の低栄養はどういう弊害をもたらすのか?栄養状態を示すBMI、
アルブミン、総コレステロール、ヘモグロビンと生存率の関係を、二つの
地域の疫学調査で見た。すると四つの指標を「高い」「やや高い」「やや
低い」「低い」の4段階に分けたうち、いずれも「高い」人ほど生存率が高く、
「低い」人は生存率が低かった。

「死因では脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患が多かった。中年期は栄養の
過剰摂取が問題になるが、高齢者では低栄養が心血管疾患のリスクを高め、
栄養状態がいい人に比べ実に2・5倍高かったのです。

対策として、まずは、とにかく「多様な食品」を取る。
高齢者は動物性タンパク質が不足しがちなので、肉、卵、魚介類、牛乳を
意識して取るようにしてください。
「多様な食品は、体重から体脂肪の重量を除いた『徐脂肪量』を増加させます。
体重は同じでも、徐脂肪量が増えていれば体力を維持する力は上昇します。

      と、東京都健康長寿医療センター研究所の新開省二副所長談

以前は高齢者になったら、食事は粗食の方がいいと言っていましたが、
現在は
肉など大いに栄養のあるものを摂取することが、大切なようです。
ご参考になさってください。



庭の「コキア」が色づき始めました。




 


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