今日の関東は晴れて暖かい空気も入り、3月中旬か下旬並みの暖かさ。明日は南岸低気圧の接近で北の冷たい空気が吹き込むというから、今日は格好の洗濯日和。
夜は日が落ちて寒くなるが、昼間の暖かさはまだ残る。
今夜は年の瀬から気になっていた店に行く。東西線沿いの湊新田一丁目に寄り処ひろがあって去年の3月に行っているが、12月頃、電車から見ていて看板が急に変わった。その店に行ってみる。
うまいもの 酒Bar ほり将という店になっていた。
本日時点ではまだGoogleマップでほり将は出てこない。なので酔い処ひろのマップを載せる。
今の店名看板はこの通り。
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店名の「ほり将」は「ほりしょう」ではなく、看板写真で「将」の上に”MASA”と書いてあるように「ほりまさ」。
寄り処ひろは去年の夏ぐらいだったか、南行徳へ行ったときに店が出来ているのを見つけた。マルエツ南行徳店の並び、1階正面が餃子の大阪王将が入っているビルで、ビル脇の細い通路を入っていくとある店。前はカフェ&バーのLaniという店があったが、そこが閉店して寄り処ひろになっていた。そちらはまだ入ったことはないが。
寄り処ひろの湊新田の店と南行徳の店は、本店と支店なのかのれん分けしたのかは分からなかったが、ほり将のマスターはひろのマスターとは別の人。ひろのマスターが南行徳のほうへ移って、湊新田のほうを名前を変えて引き継いだようだ。名前を変えたのは去年の12月3日からだということ。
お通し、そして最初の飲み物は生ビール。
お品書きは黒板や貼り紙のもの。
ちょこっと刺盛というのがあったので注文。
ちょこっとずつだけど、1人で食べるには十分豪華な感じ。
内容は黒板に書かれている刺身類で、その日に入っているものだった。
まぐろ中とろ、まぐろ赤身、甘海老刺、するめいか刺、たこぶつ。
ビールを飲み終え日本酒にする。こちらが日本酒メニュー。
あまり聞いたことのない銘柄が目に付き、興味をそそる。たいていの居酒屋で地酒は500円~700円が中心だが、こちらの店はやや高め。あまり出回らない銘柄を中心に入れているのかもしれない。看板にも「酒Bar」とあったし。
その中で大阪の酒で秋鹿というのが目について注文。大阪で地酒というと頭に浮かぶ銘柄は玉の光ぐらい。秋鹿というのは大阪でもどこの酒だろう。
秋鹿 しぼりたて純米生酒。
ラベルの隅を見ると、大阪府豊能郡能勢町の秋鹿酒造というところの酒。
能勢というと大阪府の一番北、兵庫県と京都府の間にくさびのように食い込んでいるあたり。その地域に酒造会社があるというのも今回初めて知る。
次のつまみはかき酢。
今シーズンはカキフライは何度も食べているが、生ガキは初めて。地酒のつまみでゆっくりと味わう。
酒をもう一種類で、次は六歌仙 山法師 爆雷辛口純米を注文。「爆雷辛口」という刺激的な文言に興味を引かれたからだが。
すると、「これ28度です。」と言われ、そんなに強い酒なら取り消しというと、「いやいや、アルコール度じゃなくて、(辛さ甘さの)日本酒度のほうがです。」
その六歌仙 山法師 爆雷辛口純米。
確かに、ラベルにも「+28」とあった。
飲むとかなりの辛口。爆雷辛口というのも分かる。でもこうした酒もよい。若いときに吟醸酒のフルーティーな香りや甘さに感動して好んで飲んだ頃から年月を経て、今はこういう味わい深い酒の方が好みになっている。
料理はもうひと品。鶏もも岩塩焼。
アルコールももう1杯で焼酎の緑茶割り。
初めての店の常で飲み食いが多くなったので、お代は5,900円弱だった。
それと、店内はひろのときとほとんど変わっていない。カウンター席とうしろにお座敷。壁の装飾が少し変わったぐらい。
カウンター席。
お座敷。