行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2019年1月12日(土)の日記

2019年01月12日 | 日記

3連休のときは1日目が外へ飲みに行き、2日目は家呑みで3日目休養というパターンが多い。でも、3連休初日の今日の天気は、週初めから週間予報が二転三転し、雨か雪かなんとか降らずに曇りなのかが読めない。南岸低気圧が近づいているが、少しの通過コースのずれで天気が変わるので気象予報士泣かせだということも聞く。

結局、今日朝のようすを見て決めることにした。結論は今日の夜は家呑み。

だけど、日差しがないので底冷えという寒さ。雨が降り出す前にクリーニング出しや買い物に行ったが凍えるような感じだった。午後からは家に引きこもって映画を見る。

 

夜の家呑みでつまみは自分の定番。笹かまの海苔手巻きその他。

酒は缶ビールがサントリー ザ・プレミアムモルツのDEEP AROMAと地酒300ml瓶が佐原の地酒で東薫純米吟醸

この2種類を飲み終わったあと、家にある麦焼酎の神の河。でも残りは少しだけだった。

それで買ってあった芋焼酎を開ける。木挽BLUE

何年か前に東西線にもドアの上の液晶ディスプレーが2つ付いた新型車両が登場し、その後、前からある車両も徐々に取り付けが進んできている。その液晶の片方はずっとCMが流れているが、木挽BLUEのCMがしばしば映る。女優の吉田羊がやっているやつ。

何度も見せられるから、それじゃあ一度買って飲んでみようかという気持ちになった。あのディスプレイのCMも少しは効果があったということになる。

瓶には写真のような販促用のものが掛かっている。こういうのはなんて名前か調べてみたら、ボトルネッカーというらしい。ボトルの首(ネック)部分に付けるのでそういう名前のようだ。

すっきり芋焼酎で飲みやすいというのがウリのようだけど、ある程度飲んでからだからあまりよく分からなかった。たしかに芋焼酎の臭みが苦手という人はいるが、自分は別にそういうことはない。何度か飲めば、すっきりしているというのが分かるかもしれない。あまりすっきりなら飲み過ぎてしまいそうだ。でも、今日は飲みすぎないようにロック1杯でやめておく。

 

飲みながら見た映画は一昨年に話題になった作品でミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」。

エマ・ストーン演じる女優を目指すヒロインとライアン・ゴズリング演じる古い時代からのジャズにこだわりジャズピアニストを目指す男の物語。2人が出会って恋人関係になるが、それぞれの夢が実現に近づくにつれてすれ違いが生じ、離れて行ってしまうというストーリー。

自分が地元にあるジャズライブの店(Hot House)と15年以上付き合いがあって、しかもベテランのアーティストの演奏をしょっちゅう聴いているから、古き良き時代のジャズを愛する男が登場することで物語に入って行きやすかった。

ラストが印象に残る。女のほうは女優として成功し、夫と子どもがいる。たまたま夫と入った店が、男の方が夢を叶えた古い時代からのジャズを演奏する店。店を出るとき、互いに微笑み合う場面を見て思う。30年、40年かそれ以上昔の作品なら、こういう場面だと女の方が泣き乱れてしまっただろうなと。ジメジメして、とてもこんな爽やかなラストにはならなかっただろう。

それはごく最近のことというより、10年、20年ぐらい前から当たり前になっていることかもしれない。