行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2013年3月9日(土)の日記

2013年03月09日 | 日記

前の週末のトップページレポートで、加藤新田で始まった大規模複合開発のことを取り上げたが、そのマンションの広告が昨日(いや、一昨日だったか)の新聞折込で入っていた。

だが、見ると頭に「?」が浮かぶ。

少し前に東西線車内で見た広告には「ヴェレーナシティ行徳」の文字が大きく出ていたのに、この折込チラシには

「Mint Garden City」(ミントガーデンシティ)

の文字がデカデカと。これは一体、どうしてかと、ようくチラシを見てみたら、やっと分かった。

マンションがヴェレーナシティ行徳。予定されている医療街区や商業街区も合わせたエリア全体がミントガーデンシティということだ。

別にこのマンションを買おうと思っているわけではなく、単に地域についての個人サイトで話題として取り上げているだけだが、こういうふうに「シティ」の文字を含む名前が2つあると、どうもややこしい。

折込チラシの下のほうには公式サイトのURL。ヴェレーナシティ行徳公式サイトのURL(http://www.ns-jisho.co.jp/sp/mint364/)とは違う。

このwww.mint364.comにアクセスしてみた。すると現時点ではヴェレーナシティの公式サイトへジャンプするようになっていた。商業街区や医療街区のもっと具体的な情報が公開されるようになったら、また違うようになるかもしれない。

 

冬の間は洗濯物は脱衣場の突っ張り棒に干して、除湿乾燥機で乾かしている。除湿乾燥機は去年の夏に前のが古くなったので買い替えたものだが、衣類乾燥の標準モードでも、それまでのものより乾燥時間が短い。今日は標準よりも強力な速乾で乾かす。

乾燥をやっている間に昼飯。バイパスの吉野家牛焼肉定食キムチ・味噌汁セット

そして洗濯物の乾燥が終わったあと、前からやろうと思って、用具などを買い揃えておいたが、そのことをやる。浴室のカビ取り。

ゴム手袋はふだんの風呂掃除、トイレ掃除で使っているものだが、それに加えてマスクに安全ゴーグル、そして壁や天井などにカビ取り剤を塗るための塗装用ローラーや刷毛。塩素系のきつい薬剤を使って、天井や壁全体を含めた広い面積をやるのだから、気分が悪くなったりしないように重装備でやる。

一度に全部やると、薬剤も大量に使うことになるから、最初は天井だけ、次は壁2枚半、そして壁半枚分とやっていく。徐々に塩素系のきつさが効いてくるから、今日だけで全部やらず残りの壁やドアなどは明日。明日でまだ終わらなければ、次の週末にしよう。

 

夜はしばらく前から気になっていた店に行ってみる。行徳駅前公園の東側、去年の夏まではB2ドゥブルベがあったところに、冬ぐらいに新しい店がオープンした。店頭の提灯は昼間でも置かれていて、「湊や」と書いてある。

ネットで「湊や」で検索すると、海鮮居酒屋のチェーンがヒットする。でも、ここはチェーン店ふうの大きな店ではない。

提灯をようく見ると、「湊や」の文字とともに「行徳」や「ためろ」の文字がある。

「ためろ」というと、神輿の行徳揉みで神輿の動きをしっかりと止めるときの、音頭取りの掛け声。それで、この店は地元の人、それも湊の人がやっている店ではないかと推測した。

ネットで検索して、個人ブログの12月の記事がやっと1件、ヒットした。それによると、マスターは神輿好きな人だということ。そうなると、自分の推測はかなり当たっていそうだ。

店に入ると、午後6時半をちょっと過ぎたぐらいだったが、なかなかの賑わいだった。カウンターの向こうに、店名板があった。やはり店名は「みなとや」が正式なようだ。

店内に飾られた祭りでの神輿揉みの写真。この写真で音頭取りをやっている人が、みなとやのマスターとのこと。

写真では茶髪の感じだが、今は黒い髪だった。

カウンターの後ろの壁にも、祭りの写真が飾ってあった。

やはりマスターは地元の人。小上がりも地元らしき人たちの飲み会だった。外の提灯に「湊や」となっているのは、地元の”湊”に対するこだわりだろう。

改装はされているが、カウンターや厨房、小上がりなど店内のレイアウトはB2ドゥブルベのころと変わっていなかった。

それで、今日の自分の飲み食いはというと。最初は生ビール。となりの小鉢はお通し。

脇の透明ケースに入ったのが本日のおすすめメニュー。

カウンター越しにホワイトボードに書かれたのが、レギュラーメニューのようだ。

まずは、本マグロの中おち。お好みで手巻きにできるように海苔も付いてきた。

地元にこだわりがある店なので、気になったから聞いてみると、この海苔は行徳海苔。マスターによると、季節によっては必ずしもそうでないということだったが。

次は牛すじのピリ辛煮こみ。ビールの次は地酒で梅一輪

その次は、初ガツオ刺身。地酒は出羽桜

自分の悪い癖だが、初めての店で地酒がいろいろあると、つい飲んでしまう。次は三十六人衆。食べるほうは、塩辛とキムチの冷やっこ

飲み過ぎないように、今日はこれで打ち止め。マスターも地元の人で、他のお客さんも地元の人が多いとはいえ、旧道沿いの地域ではなく、東西線より海側で駅前公園のそばにある店だ。自分のような新住民にとっても、居心地が悪い店ではない。B2ドゥブルベの店を受け継いだ、小さいが居心地のいい店だし、これは好きになりそうだ。

今日は賑わっていたから、マスターとはお会計のときぐらいしか話が出来なかった。まず、B2ドゥブルベに来ていたことを話し、それから箸紙に行徳雑学館とこの行徳生活日記の名前を書いて、暇なときにでも検索して見てくださいと言うと、知ってますと言われ、出口のところで深々とお辞儀をされてしまった。

それから、湊、湊新田、香取、欠真間の4つの集落の呼び方だが、自分は「四ヶ町」だと思っていたが、地元の人は「四ヶ村」のようだ。ネット上の地元関係の情報も数年前よりも増えていて、そういうところで見る情報でも、今日、となりに座った地元の人の話でも、やはり「四ヶ村」というのが伝統的な呼び方のようだ。

このサイトでも、できるだけ早く、四ヶ町となっているところを四ヶ村に直しておこう。