萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

2015大相撲夏場所を振り返って

2015年05月26日 | 大相撲・五輪ほか

<国技館入口。「阿炎関」の立派な幟が目についた>


<幕内土俵入り>

白鵬の2度目の7場所連続優勝を阻止し、ここのところ急激に力を付けて来た関脇照ノ富士が逆転優勝をとげ、今場所終盤は大いに盛り上がった。照ノ富士自身は白鵬に負けているので、これは照ノ富士の功績というよりも、終盤に見せた大関豪栄道、稀勢の里、横綱日馬富士の三力士の意地が白鵬の連覇を防いだとも言える。白鵬という難攻不落の大横綱を大関・横綱陣でよってたかって引きずり降ろした、という感じの終盤であった。

来場所は大関昇進の照ノ富士がどこまでやるか?また、白鵬が巻き返すのか。非常に楽しみである。幕内では贔屓の尾車部屋の力士、嘉風が10勝5敗、豪風も最後に勝ち越して8勝6敗とした。メデタシ、メデタシである。贔屓部屋で言えば元寺尾の錣山部屋の力士たちも活躍した。まず、十両筆頭の青狼が千秋楽で8勝6敗と勝ち越したので、来場所は幕内昇進となるだろう。また、埼玉県出身でもある十両十三枚目の阿炎も勝ち越した。錣山部屋もまずは嬉しい場所ではなかったか。

埼玉県力士でいうと十両東7枚目の大栄翔が10勝5敗と健闘。もしかすると、来場所は幕内昇進かもしれない。その他、怪我をおして出場していた遠藤は6勝をあげ、幕内に留まったし、勢10勝5敗、宝富士9勝6敗、佐田の海8勝6敗と人気力士たちも好成績であった。そして、今後照ノ富士の最大のライバルになるだろう、逸ノ城も後半白星を積んで勝ち越している。

そうそう、いぞりで有名になった「宇良」は序ノ口優勝したし、先場所幕下付け出しでデビューした大学横綱の「御嶽海」も幕下三枚目で6勝1敗と大きく勝ち越したので来場所は十両昇進だ。この辺りの新人の活躍からも目を離せない。ということで、7月場所は名古屋なのであるが、さっそくチケットを手配した。販売は6月に入ってからと思っていたが、5月21日から売り出していた。もう、平日しか空いてなかった。ま、隠居の身なのでその辺は自由だ。11日目と12日目をおさえた。観戦がいまからワクワクである。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2015大宮アルディージャ、5... | トップ | 京都見物。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大相撲・五輪ほか」カテゴリの最新記事