萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

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2024.3 第2回ディスカバー酒と見(しゅとけん)「旧岩崎邸庭園」

2024年03月12日 | Alco会

<不忍池近くにある「旧岩崎邸」>

<広くて壮麗なベランダ>

<部屋は洋風で天井が高い所為か各部屋に大きな暖炉があった>

<今年1月に訪ねた、高知県安芸市にある岩崎彌太郎の生家>

令和6年(2024年)3月11日(月) 晴れのち曇り 総歩数15,590

 「ディスカバー酒と見」2回目は、上野不忍池脇にある「旧岩崎邸庭園」に行ってきた。以前から行こう行こうと思っていてが、なかなかその機会がなかった。今回は岩崎邸訪問をメインとして計画した。

「旧岩崎邸庭園」は1896年(明治29年)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として建てられた。木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築とのこと。

「旧岩崎邸」に行く前に昼時だったので、まずは東京駅構内にある黒塀横丁へ行った。何軒か物色して「しゃもん」と言うおでん屋さんが美味しそうだったので、そこでお酒付昼食をいただいた。旨みが凝縮された水炊き出汁でじっくり煮込んだおでんは大変美味しかった。

たのんだのは「東京しゃも もも」「大根」「こんにゃく」「せせり串」とビール、日本酒。おでんは全て美味しい出汁と共に出てくるので、出汁も酒のアテになる。なかなかいいおでん屋さんでした(^.^)

ほろ酔いで上野へ移動。不忍池に寄ってキンクロハジロでも見ようと思ったがいなかった。もうシベリアへ旅立ったか。雀、カラス、ハト、ユリカモメなどは飛んでいた。不忍池を横切って「旧岩崎邸庭園」へ。入場料は一般400円、65歳以上200円。ヨッシャ!

完璧な洋風建築で天井の高い部屋がいくつもあった。夏は涼しそうな部屋だが、冬は寒いのだろう大きな暖炉が各部屋に装備されていた。今年の1月に土佐の安芸市にある生家も見てきたが、なんの変哲もない田舎で生まれた一人の才人が幕末の荒波を乗り越え財をなし、息子の代とはいえ、東京の真ん中に豪邸を建てた。一代の出世物語。50年の短い生涯だったが、面白くも楽しき人生だったろう。

帰途、アメ横で身厚のうなぎ蒲焼を買った。岩崎一族のような贅沢は出来ないが「せめて、うなぎでも食うか」と思った次第。

<本日の昼めし「東京しゃも もも」:しゃものもも肉と高菜漬けのようなものが美味しい出汁で煮込まれていて、辛子明太がのっていた。明太子を混ぜながら食した。酒のアテによく合う逸品である。>

<「大根」「こんにゃく」のおでん。沸騰した鍋の中に入っていた。出汁が酒のアテになるのだ。>

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