萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

金木犀の香り。

2020年10月06日 | 日々の記録

 

<我が家の金木犀にも花がついていた>

数日前の早朝、ジョギングしようと玄関を出たらいい香りがした。玄関横にある金木犀をみたら花をつけていた。”いい香り”の源泉はこれだった。

金木犀の香りは秋の代名詞と言ってもいいぐらいだ。思えば、毎年この季節は旅に出ていることが多く、旅先でこの匂いに出会うことはあっても、我が家の金木犀がどうなったかはわからないことが多かった。我が家の金木犀も、ちゃんと花を咲かせ、ご近所や通りゆく人に秋を知らせていたのかと思うと、ちょっと誇らしい気持ちになった。

”金木犀の香り”はいいのだが、ちょっと切ない気持ちにもなる。以前、本だったかラジオだったか忘れたが「青春時代、真夏の燃えるような季節に海辺や山で恋が芽生えても、その多くは涼しくなった秋には終わってしまう。金木犀の香りはまさにその季節にただよう。だからこそ、この”香り”は甘く切ないのだ」というようなことを言っていた。

なるほど、小生の青春時代にもそんなことが無くは無かった。いまだに「切ない匂い」と思うのは、そんな”過去”の所為かもしれませんナ。

なんてね。酒呑んで寝よっと。

コメント
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