萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

令和元年 大相撲夏場所千秋楽 <埼玉県出身力士一覧付>

2019年05月26日 | 大相撲・五輪ほか
トランプ米大統領観戦という重々しい雰囲気を加えての、令和元年最初の大相撲が千秋楽を迎えた。幕内優勝は昨日平幕朝乃山の優勝で決まったが、千秋楽も勝ち越しや三賞がらみで見所はあった。

中でも炎鵬vs.松鳳山の一番はめまぐるしく攻防が変わり、見応えのある取組となった。炎鵬は惜しくも負け、勝ち越しはならなかったが、来場所は幕内に残れそうだ。朝乃山は御嶽海に負けて千秋楽を飾れなかったが、12勝3敗の好成績で幕内優勝の他、「殊勲賞」と「敢闘賞」を受賞。その他の三賞は阿炎と志摩ノ海が「敢闘賞」、竜電が「技能賞」を獲得した。

白鵬休場、新大関貴景勝負傷休場、鶴竜、豪栄道、高安がもう一つの成績の中、今場所もまた、若手たちが盛り上げてくれた場所となったと思う。小生的には栃ノ心が10勝して大関に返り咲いたのも嬉しかった。あれやこれや、大相撲は来場所もますます面白くなるだろう。


<埼玉県出身力士一覧>

埼玉県出身力士の幕内勢は阿炎が10勝をあげ「敢闘賞」受賞。来場所は小結昇進の可能性大である。また、北勝富士、大栄翔は負け越してはしまったが、二人とも負け越し一つの7勝8敗でとどめたのは良かった。埼玉力士贔屓に言わせると、朝乃山は今場所この三力士との対戦が無かった。もしあったら、12勝はできず、したがって優勝も無かったかもしれない。

彩は新十両の場所で6勝9敗。来場所は幕下陥落もやむを得ないかもしれないが、また、十両復帰に向けて頑張ってほしい。幕下24枚目の塚原は6勝1敗と大きく勝ち越した。来場所は幕下15枚目以内に入れるだろう。

期待の栃神山は7勝0敗で本日の優勝決定戦で勝利し、序二段優勝を果たした。その調子で来場所以降も頑張ろう。序の口デビューの錣山部屋「伊藤」は期待の「北の若」を破って6勝1敗で終えた。来場所は序二段優勝を目指して欲しい。

大栄翔、北勝富士、阿炎の他にも埼玉県出身で上位を目指せそうな若者が増えてきた。今後が楽しみだ(^.^)
コメント
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