「もう30分早い電車に乗って池の畔で読書」作戦は寝坊によりあえなく実行できず。電車はやはり満員で本は読めず。公園にはいつもの時間に着く。読書をする時間はないので明日の為に候補地を探す。池のすぐそばの木陰のいい場所にはすでに先客がいて本を読んでいる。同じことを考える奴はいるものだ。私服の男性だ。まだ若そう。学生か浪人かフリーターかニートだろう。勤め人には見えない。
もし、明日きて居なかったら座ってみようと思って通り過ぎる。池の畔には他にもベンチはあるが、イマイチしっくりこない。池を離れて、新緑の木立の道を進んでいくといい場所があった。緑の楓の天井の下に大き目のベンチがある。その先には小さな池もあり、水鳥が羽を休めている。
ここはいい。
明日から、ここで本を読もうと決めた。
<恰好の“天然書斎”を見つけた>
もし、明日きて居なかったら座ってみようと思って通り過ぎる。池の畔には他にもベンチはあるが、イマイチしっくりこない。池を離れて、新緑の木立の道を進んでいくといい場所があった。緑の楓の天井の下に大き目のベンチがある。その先には小さな池もあり、水鳥が羽を休めている。
ここはいい。
明日から、ここで本を読もうと決めた。
<恰好の“天然書斎”を見つけた>