萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

イチロー対松坂の勝負拝見!

2007年04月12日 | 野球

<会社の会議室のTVでみたのだ>


イチローと松坂がレッドソックスの本拠地フェンエイパークで対戦する。日本時間8時から試合開始。その模様は当然ながらNHKBSで中継される。敵地での試合であるから1番バッターのイチローは放送が始まると同時に松阪との対決場面となるわけだ。

MLBファンとしてはやはり観たい。しかしながら、この中継を観てから、家を出たのではとても勤め先に間に合わない。そこで、一計。「8時までに会社に行き、会議室にあるTVで観戦する」という作戦だ。会社の始業開始時間は9時からであるから、30~40分は観戦できる。イチローはもちろん、城島との初対決もみられるかも知れない。

ということでいつもより、30分早く家を出る。早い分電車が空いていることを期待したのだが、それほどでもない。「みんなも会社に早く行って、イチロー対松坂をみようとしているのか」と思ってしまう。

電車を降りて、いつもの公園を散歩してから会社に向かうが、犬の散歩をしている人たち同士の会話が耳に入る。

犬を連れたご婦人:「あら、今日は早いわねぇ~、○○ちゃん。(犬の散歩をする人たちは人間にではなく、犬に挨拶するのがマナーのようだ)」

○○ちゃんの飼い主:「いやー、野球をみたいので」
犬を連れたご婦人:「エー。やっぱり。あたしもそうなの」

やっぱ、みんな考えることは一緒だ。してみると電車が混んでたのも会社で野球を見るためだったかもしれない。

とにかく、こんな会話を聞いてしまうと小生も気がそぞろになり、散歩どころではなくなる。一路会社へ分速100mの速さでスタスタ歩く。

会社には8時を少し回って着いた。ちょっとあせって会議室のTVをつける。ジャストタイミングで「まもなく対戦」のテロップ。間に合った。昨年の3月にはWBCでJAPANを優勝に導いた二人の対決である。やっぱり、ドキドキする。間に合ってよかった。

6球の攻防で結果はピッチャーゴロで松坂に軍配。イチローにメジャーの厳しさを教えてやる展開を望んでいたのだが、残念。それでも二回には城島が先輩の意地を見せてレフト線二塁打を放つ。コレがきっかけで松坂は一点を失う。小生が会議室のTVで見たのはここまで。

昼休みにチェックしたら、3-0でマリナーズが勝っていた。イチローは4-0で完璧に抑えられたらしいが、城島は二塁打二本。得点にからんだ活躍。ま、日本の先輩がメジャーの厳しさを教えた形にはなった。松坂にも勝たせたいがマリナーズの勝ちもうれしい。MLBに日本人選手が増えるとこういう気分になる試合が多くなるだろう。

いずれにしても、日本人選手はみな活躍して欲しい。

とりわけて松井よ、はやく復帰してくれ。




 
コメント
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