<摺鉢峠にある「中仙道」の石碑>
5月3日~ 5日「旧中仙道を走る!」企画の第5節「大井宿(恵那市)」から「摺鉢峠(米原あたり)」までを無事敢行。初日の大井宿から御嵩宿までのハイキングコースはやはり、難所であった。徳川幕府が軍事上の目的から、わざとアップダウンの多い道を造ったとのことで、旅人泣かせ極まりない道である。
御嵩を過ぎると岐阜までの道は平坦で快適に走れた。その晩は岐阜市内の居酒屋で初日の無事を祝って乾杯。
二日目は一度は行ってみたかった金華山の岐阜城に登ってから、旧中仙道に戻って西へ進んだ。その晩は垂井宿に泊まる。「いのしし亭」という民宿だ。予約していないと食べれない「しし鍋」を強引に頼んで料理してもらう。独特の味噌仕立てで美味しかった。ビール一本、コップ酒を4杯ほど呑んで寝る。
三日目は垂井宿から関ヶ原を抜けて、摺鉢峠を越えて琵琶湖畔へ行く。関ヶ原は新幹線で通過するばかりで、今まで一度も行った事がなかった。今回自転車で通過することで、その広さと傾斜(決して平坦な地ではなかった)を実感できたのは収穫だった。
米原には15時頃着いてしまう。連休中であったので帰りの新幹線は19:29。しかもグリーンしかあいてなかった。自転車で移動してグリーンで帰る、というのもオツですナ。時間があったので、駅前の焼肉やで呑む。自転車の旅で酷使した肉体と精神を良質のたんぱく質とアルコールで癒す。至福の時でもある。
出発前まではいろいろと不安もあったが、いつものことながら、終わってみれば「楽勝」だ。京都三条大橋まではもう1日の距離となった。第6節でこの「旧中仙道を走る!」も終焉だ。米原から一挙に京都まで行って一泊。翌日は終日都見物をして帰る、という旅程になるだろう。いつやるか。秋がいいが、秋の京都は混む。夏は暑いし、桜の季節を狙うとなると来年になってしまう。時期設定は結構難しい問題かもしれない。
いずれにしても、6節まで終わったら、紀行文として掲載します。(その前に「インドを走る!」を完結させなくては・・・)
<速報>さいたまダービー1対1の引き分け。惜しいね。でもよく頑張りました。王者から勝ち点1はすごいですよ。これをきっかけに次節から「猛進」して頂戴!