日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「雨です」「クラスの顔ぶれが少しずつ変わっていきます」。

2014-01-09 19:09:17 | 日本語の授業
 小雨。今朝は6度近くもあったそうです。昨日、帰りに「明日は冷え込むから気をつけてね」などと言ってしまった私は、また学生達から「嘘ついたァ」と言われそうです。

 けれども、本来、冬とは、一雨毎に寒さが厳しくなるはず…。だいたい、寒くなるか、それとも寒さが緩むのかは、神ならぬ我が身、わかりっこありません。ところが、だいたいいつも暖かいとか、暑いとか、涼しいとか、そういう中で暮らしてきている彼らには、「わかりません」が通じないのです。気象予報士のおじさん、おばさん、お姉さん、お兄さん達だって、誤ることはあるのに。

 どうか、私が間違えても、怒らないでくださいね。もっとも、振りだけだから、ちっとも怖くはないのだけれども。

 とはいえ、昨日の昼過ぎから降り始めた雨は、シトシトと降り続き、まだ停みそうには見えません。とは言いましても、この雨は、昼頃には一旦上がるそうで、その時には、お日様もお顔を覗かせるそうですから、一息つけそうです。もっとも、また、夕方から降り出し、そして夜には気温がグッと下がり、もしかしたら今年初の雪になるかもしれないとのこと。

 都会は雪に弱いので、降られると通勤通学の足が失われてしまいます。それで、願い下げなのですが、しかし、一年に1度くらいは、雪を拝みたいことは拝みたい。

 特に雪を楽しみにして来日している学生はそうです。学校に来るなり、初日に、「雪はいつ降りますか」と聞いた学生もいたくらいですから。ただし、彼が聞いた時、その冬は1度も降らなかった年でしたので、こちらも慎重になり、「さあ、どうですかね。降ることもあるし、降らないこともあるし…。それにまた、いつ降るとは言えませんし…」と言って、通訳を介して聞いた彼を、がっかりさせたこともありましたっけ。

 ただ、今朝の空気はしっとりとしています、ここ2、3週間、雨が降っていなかったので、かさついていたのです。皆(草木も鳥も犬も猫も、そして人間も)、この雨で、少し、ホッとしています。

 さて、学校です。  
 欠席者は少し見られましたが、いつも通りということで、授業は成立しています。「10月生クラス」では、昨日、クラス分けのテストをしました。『初級』の20課が、休み前に終わっていましたので、その範囲のテストだったのですが、不意打ちのような気がしたのかもしれません。まあ、その割には、一生懸命、参加してくれましたが。

 そのテストが終わっている「7月生クラス」では、午後のクラスから5人、来て、大賑わい。午後のクラスは、最後には、5人ということになってしまい、クラスとしては成立出来なくなっていたのです。何と言いましても、留学生は、在学する期間が決まっていますが、在日の人はいつまで勉強するかが予測できないのです。それで、よく、こういうことがおこるのです。

 それでも、まあ、これまでとは違って、普通の学級らしくなるのでしょう。

日々是好日
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