ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ヤギオフ会(3)

2018年11月22日 16時54分05秒 | 山羊の話


さて分校に入る。
この分校は今は学校としては使われてない。
でもイベントに時々使われているらしい。
古い校舎はお宝の山。
いくらでも使い道はある。
ところがどこも廃屋になっている。
ここの隣の町にも木造の廃校があるけどもはや廃屋。
別の隣の町にも木造の廃校があるけどここも廃屋。
どうしてもっと有効利用しないのか。
学校には運動場がある。
それは駐車場として使える。
教室は机も椅子もあるのでそのいままでイベント会場や会議室に使える。
講堂ではミニコンサートができる。
大きな学校だと維持が大変だろうけど、
小さな学校やとりわけ分校はまさにお宝。
ちょっと改造したら宿泊施設にもなる。
教室は店にもなる工房にもなる、パン屋さんにも喫茶店にもなる。
この会のスタッフの人たちはなぜかとってもこんな廃校を見つけるのが得意。
岡山の柵原(やなはら)・・・だったかな?
そこでは学校を宿泊施設にしててそこで、確か第3回の山羊の会をした。
とってもいい感じだったので今でも鮮明に覚えている。
あの頃がこの会、一番盛り上がっていたなぁ~
全国ヤギサミットを意識して、中身も充実!
全国ヤギサミットよりも良かった!といううれしいコメントも頂いた。
それにずいぶん遠い所からも人が集まったよ。
福島、栃木、千葉、愛知、大分・・・
それもそれも、今は昔・・・

それからそれから、次は前回だったかな?
同じ大山周辺での会。
廃校の後に手作りの店や工房などが作られててとってもいい感じだった。
あの会も良かったね。

こんな古い校舎を会場にするのでなく、普通の鉄筋の施設、なんかとっても味気ない。



なんてことは置いといて、廊下。
ここは教室は1つしかないのかな?
一つの教室で1年から6年まで学んでいたのかな?
うんうん、そうそう、それそれ。
塾の雰囲気でとってもいいね。
廊下も掲示板もいいね。



さて教室の中。
まずとってもせまく感じた。
でももしかしたら昔学んだ教室と同じ大きさだったのかもしれない。
なんせ子供の目、もっと大きく感じたのかもしれない。

ここでまずは昼食。
カレーとサラダ。
昔の給食を思い出す。
カレーもとっても懐かしい味。
米は地元の米。
日頃は一杯しか食べないのに、なんとお代わりしてしまった!
廃校でカレーを食べられるなんて、とっても幸せろ思わない?

さてあとはペンションに行って呑んで寝るだけ・・・
と、普通の人だったら絶対思うよね。
ところがこの山羊の会、これからが本番。
でもまあ本番は置いといて、
(とっても充実してた本番の話は・・・面倒臭いのでパス!
本番の話を聞きたかったら、次回参加して下さい!)



さてところで山羊グッズの販売。
今までこんなことあったかなあ~
きっとあったんだろうなぁ~
たしか1回だけ参加した栃木の、全国ヤギサミットでも有名なあの栃木のHさん。
あの人に無理やり(?)山羊カレンダーを売りつけられたような気が・・・
東のH西のI!
そうそうH・Iは永遠に不滅です!!



いえいえ、そんなことではなく、
山羊グッズ、ほぼすべて売られたようでよかったね。
こんなことなら自作の山羊の皿を売ったらよかったのにね~
山羊の絵をつけた皿。
一皿300円で売ったら、20皿で6000円。
安い焼酎だったら5本は呑める。
う~~~ん、もっと早く知ってたら!
でも正直、一皿も売れなくて、惨めにとぼとぼ帰る・・・なんてこといになっただろう。







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ヤギオフ会(2)

2018年11月22日 05時45分32秒 | 山羊の話


伯耆町添谷という集落。
里山の常、廃屋が目立つけど、意外と大きな集落で30軒ほどあるという。
いい感じの里山だった。
もっと写真を撮りたかったけど、あいにくの雨。
(この会は雨女がいるので、よく雨になる。
そうそうあんたのことだよ、わかっているんだからね。)



いったいここでどうやって暮らしているのだろう?
大山の観光客が来るとは思えない。
集落の中からは大きな畑も田んぼも見えなかった。
でも調べて見たらやっぱり米作りらしい。
そしてたまにイベントで人が集まる。
ごく普通の里山の光景がここにはありそこが魅力的だ。



校庭にはいかにもとってつけたようにイチョウの木。
イチョウの実が散乱して独特の臭いを放っていた。
どうしてみんな拾わないのだろう?
それにそもそもイチョウって何を考えているのだろう?
普通の木だったら甘い実をつけて鳥に運んでもらってより遠い所で繁殖し仲間を増やしていこうと考える。
だってこんなに木の下に実が落ちたら、そしてそれが育ったら、お互いに土の栄養分や日光を奪い合って同士討ちになる。
それで普通の木なら種を拡散しようと考える。
でもイチョウはそんな気はさらさらないらしい。
イチョウの身になって考えたら・・・結局甘い実を作るのが面倒くさかっただけ、努力しなかっただけなのではないか。
でもまあ普通に考えたら、イチョウは古い古い種でまだ甘い実を作るようには進化していなかった、ということなのだろうけど・・・
でもそれでも不思議。
こんなにたくさん実を落しているのに、イチョウはいつも孤独。
いつも一人でたたずんでいる。
イチョウの自然の群生なんて、イチョウの森なんて見たことない。
としたらこの種、ほとんど芽生えることはないのだろう。
ただ臭いにおいをまき散らしただけの生涯。
なんとむなしい生き方だろう。

・・・なんてしょうもないこと、どうでもいいことを考えた。



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