ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

雲海

2012年02月26日 07時55分55秒 | 酒の話
雲海・・・といってもあっちの雲海ではなく、こっちの雲海。
そう、蕎麦焼酎の雲海。
久しぶりに雲海を飲んだ。
昔は居酒屋で焼酎を頼むと「なんにする?」と聞かれる。
メーカーではなく、米か麦か蕎麦か・・・ということ。
たまに蕎麦を頼むと「雲海」が出てきた。
白波。霧島、いいちこ、雲海・・・これらは居酒屋の定番みたいな焼酎だった。
さらに「なんにする?」と聞いてくる。
今度は、米か麦か蕎麦か・・・、ではなくレモンを入れるか、梅干を入れるか、ということ。
たいてい梅干を頼んだ。
でも今ではこんな飲み方をする人は少ないだろう。
たいていの人は何も入れないお湯割り、いい焼酎だったらストレートかロック。
飲み屋の焼酎の種類も多くなったので、だんだん定番の白波。霧島、いいちこ、雲海・・・の影が薄くなってきた。
これはある意味いいことかもしれないけど、ある意味寂しい。
というわけで久しぶりに雲海を飲んだ。
米と違って蕎麦独特の粗さがある。
この粗さが懐かしさを感じさせる。
でもいつも焼酎を飲んでる割にはどうも焼酎は苦手でその味をうまく表現できない。
これはいつも焼酎は安酒ばかり飲んでて高級な焼酎をほとんど飲んでないせいだろう。
そればかりでなく、焼酎は日本酒にくらべて味の幅が狭い。
それでそれを利きわけるのはとても難しい。
まあ、焼酎の深みにはまるよりも酔うだけの酒と割り切って気楽に呑むほうが無難だろう。
コメント
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