ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

姫新線

2012年02月05日 04時21分05秒 | 田舎暮らし
ここは田舎の都会。
JRの駅(無人駅だけど・・・)まで歩いて6~7分ほど。時々走ったら5分で行ける!
電車、というかディーゼル車は1両か2両編成ながら昼間は1時間に1本、朝夕はもっと多い。
それでここは田舎の都会、銀行はないけど農協がある、郵便局もある。
こうなるともはや田舎の大都会といっていいだろう。
ところがなんと3月のダイヤ改正で、昼間は2時間に1本になるらしい。
もともと2時間に1本だった。
それがテストとして2年間1時間に1本になってたのだった。
新型車両も導入して姫路までの時間も短くなった。
JR西日本も努力をし、地元でも官・民あげて各種イベントをして乗客アップのために取り組んだ。
300万人乗車キャンペーンとして。
そして結果は220~230万人。
目標を大きく下回った。
というわけでまた2時間に1本になるらしい。
ああ当然の結果と言うべきだろう。

そもそもイベントをして乗客を増やそうというその魂胆が気に入らない。
それはまやかしだ。
イベントをしないと増えないのならこれからもずっと補助金などを使ってイベントを続けなければいけない。
人の金や無償奉仕を当てにしないと維持できない。
こんなものが長続きするわけはない。
それに必要なのは数ではなくて売り上げ金額なのだ。
とりあえず数だけ増やして、テスト期間を延ばしてもらおう・・・というのがまやかしなのだ。
利用者が本当に必要と思うのならどうして、値上げしてもかまわないから本数を減らさないでくれ、といわないのか。
自分が必要なのに人の金を当てにする・・・この考え方が日本人を堕落させてきたのではないか。

これは農業に対してもいえる。
ほとんどの農家の人は今までの農政に対して批判的だ。
でもその本当の理由を聞いていくと「もっと補助金を出せ」と言っているに過ぎない。
減反政策以来、農業がこじき商売になってしまった。
農業だけではない、利権で食ってる他の業種も・・・
こんなこじき根性もうやめたらどうか。
自分が必要と思うなら人の金をあてにするな。
それ相当の金を出せ。

話を元に戻す。
イベントで乗客を増やすのでなく、もっと地道に乗客を増やせ。
それには定住者を増やすことだ。
たとえば姫路まで通勤する人一人と学童2人いる4人家族が1世帯引っ越してきた場合を考えてほしい。
すると仮に一人年間300往復鉄道を利用すると、家族で年間900往復。
900人の規模のイベントをするとなるとたくさんの補助金、それ以上にたくさんの人の無償奉仕が必要になる。
しかもそれを毎年繰り返さないといけない。
こんな無駄なイベントをするよりも、どうして定住者促進をしないのか。
家賃を補助する方がずっと安上がりで済むだろう。
あるいは補助もいらない、空き家の斡旋だけでもいい。
田舎暮らししたい人はたくさんいるのだから。
それだけではない。
定住者は税金を払う、買い物をする。
毎日何らかの形で地元に金が落ちる。
どうして「300万人乗車キャンペーン」なんて無駄なイベントをするのでなく、もっと定住者促進をしないのか!
コメント (1)
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沢のフェンス

2012年02月05日 03時29分54秒 | 田舎暮らし
相変わらず寒い日が続いている。
でもマイナス10度の後は、少々寒くっても我慢できる。
まだ雪は残っているけど昼間なんかとっても温暖に感じた。

沢のし残したままになっている害獣避けのフェンス、
ここを通って鹿が入ってくるのでフェンス作りをやってみた。
半分に切ったワイヤーメッシュを上から吊り下げて、竹の棒で押さえる。
増水すると竹が浮いてワイヤーメッシュの門が開くというしかけ。
これで土砂の通り道ができてフェンスを壊すことはない・・・だろう・・・かな?・・・そうなるといいなぁ・・・と楽観的に考えている。
最初は簡単に海苔網をたらしておけばいいかなぁ、雨になったら海苔網を上げたらいいか・・・と単純に考えていたけど、雨の予報のたびに前もって網を上げてたのでは鹿にわざわざ、おいでおいで!といっているようなもの。
雨が降ってからだと、昼も夜も、雨が降るたびに網を上げて、止むたびに網を下ろして・・・そんなことできるかい!
家も空けられないじゃないか!!
というわけで少々の雨ではなく、危険だなぁ・・・と思ってから網を上げることになるだろう。
でも危険だなぁ・・・と思ったときは、もうすでにたらした網に土砂がたまって、上からは持ち上げられない状態になっているだろう。
としたら激流の中に入って網を上げないといけない。
そんな危険なことできるかい!!
というわけで考えたのが自動開閉器。
まだ完成していない。
強度も弱い。
でもうまくいったらいいなぁ・・・
失敗したらまたそのとき考えよう・・・と楽観的に考えている。

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