ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

冬の卵

2012年02月21日 08時43分05秒 | 鶏の話
日差しが長くなるにつれて鶏が卵を産み出した。
一時は自家用にも事欠くくらいだったけど、
やっとどうにか余るくらいに産んでくれるようになった。

鶏は冬はあまり産まないので、冬の卵は滋養があるといわれる。
本当かどうかは知らないけど、貴重なことだけは確かだ・・・昔は!
でも今では冬だからといって、スーパーの卵売り場の卵が減るわけではない。
養鶏場の卵は夜も明かりを点けて日照時間を調整している。
そして鶏を、まだ冬じゃないぞ、と騙して産ませている。
そのために鶏は自分の寿命を縮めてまで冬でも卵を産み続ける。
それで消費者は鶏の命と引き換えに冬でも卵を普通に食べている。
でもほとんどの消費者はそのことに気づいていない。
こんなことがわかるのも自分で鶏を飼っているからだ。
命と命をいただくことへの感謝の気持ちは動物を飼ってみないとわからないだろう。
コメント
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