ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

山羊の種付け

2012年02月10日 21時15分38秒 | 山羊の話
種付けがうまく行ってなかったのでもう一度カモメを雄山羊のところに連れて行った、
生野まで。
家から高速を使って1時間20分。
心配していた雪も積もってなく、順調に着いた。

山羊牧場の柵の中に入れるとカモメは不安がる様子もなく、こちらを振り返ることもなく、すたすたと小屋に向かって歩いていった。
2ヶ月前に来たところなので、他所の家じゃなく自分の別荘とでも思っているのかもしれない。

ところで、話は変わるけど、人間の価値は好奇心と優しさだといつも思っている。
好奇心のない人間は向上しないし、優しさのない人間には何の魅力も感じない。
その点山羊はとっても好奇心が強い。
車に乗せると、いつもはあんなに食い意地が張ってるのに、食べるのそっちのけでじっと外の景色を眺めている。
今日のカモメもそうで顔をぴったりこちらに摺り寄せて、大好物の枇杷の葉もあまり食べないで、外の景色を見つめていた。
おかげで運転がやりにくくてしょうがなかった。
・・・とすると動物界の中で山羊はかなり優秀なのだろうか?
でも、どうみても単なるアホにしか見えないのだけど・・・
そう思ってあらためて山羊を見直すと・・・やっぱり単なるアホだと思った。
どうやら好奇心だけでは不十分で、それ以上に大切なのは学習能力のようだ。
その点、山羊は学習能力はまるでない。
ここら辺が問題なのかなぁ・・・と山羊を、今日のカモメを見るとつくづく思う。
さらに、せっかく旅にでても外の景色を見ようともせず、せめて本でも・・・読もうともせず、携帯メールやゲームに没頭している人を見ると、山羊以下かなぁ・・・学習能力もないのかなぁ・・・とついつい思ってしまう。

帰りは身軽になったので、下の道を走ってきた。
休憩したり図書館に寄ったりした時間を除くと1時間50分くらい。
30分多くかかったということは、その分時間をロスしたか、
あるいは30分しか変わらなかったということはその分、より多くの景色を眺めることができたと言うことなのか・・・
人それぞれの価値観によって変わるだろう。


コメント
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