ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「京都伏見の名水でじっくり仕込んだ米と水の酒」

2012年02月07日 19時15分55秒 | 酒の話
「京都伏見の名水でじっくり仕込んだ米と水の酒」という長~い名前の純米酒。
京都伏見の大手、月桂冠の酒。
1280円で売ってたので買ってみた。
どうせ、まずいだろうなぁ・・・と思いながら。
でも飲んでもみたら、美味い!と言うわけではないけど、飲める!と言う酒。
同じくらいの値段の醸造酒にくらべるとだんぜんお勧めの酒だ。
味については確かにそれなりの味。
でも1280円!
(ネットで調べたら、これよりも安くで買えそう)

月桂冠には昔何度も仕事で行ったことがある。
伏見のとっても情緒のあるところ。
坂本竜馬や寺田屋事件で有名な「寺田屋」のすぐそば。
でも月桂冠の大倉酒造(今では月桂冠酒造と言ってるらしい・・・)は嫌いだった。
というか京都の会社はみな陰険で嫌いだった。
よそ者を寄せ付けない雰囲気、
九州のからっとした風土からきた身には、京都のじめじめとした風土にどうしてもなじめなかった。
京都は大好きだけど、京都の人となると、う~~~ん!

でも慣れたら・・・
いったん受け入れてくれたら、とことん付き合ってくれる。
そこが京都のいいところでもある。
京都のお茶屋に行ったことがある。
年明けで舞妓さんや芸子さんがいっぱい来てくれた。
ちょっと話をするだけだったけど、あのお茶屋の文化、よそでは味わえない。

なんてことはどうでもいいのだけど、
「京都伏見の名水でじっくり仕込んだ米と水の酒」という長~い名前の純米酒の話。
じめっとした味ではない。
からっと系の味。
そんなに美味くはないけどまずくもない。
1280円としては、まあいいんじゃない、という味だ。
コメント (2)
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講演会「種からの有機、自然農の実践」

2012年02月07日 13時17分56秒 | 田舎暮らし
講演会「種からの有機、自然農の実践」

2月12日(日) 「ぐうたら農法」の西村 和雄さんの講演会が姫路(兵庫県立大)である。(ひょうご在来種保存会主催)
どうしようかなぁ・・・と迷っていたけど参加することにした。
一応保存会の世話役なので欠席するのはちょっと具合が悪い。
世話役といっても名前だけ、世話が焼ける方の世話焼くではあるのだけど・・・
それに西村さんの話、前に何度か聞いたことある。
それで多分同じような話だろうなぁと思うと、ついつい聞きに行くのが面倒になってくる。
なんせ「ぐうたら農法」の信奉者で人一倍ぐうたらだから。
*HPの「ぐうたら里山暮らし」もこのブログの「ぐうたら里山記」も「ぐうたら農法」の『ぐうたら』からとった。

最初西村さんの話を聞いたのは田舎暮らしをする前、愛農の就農講座に泊りで10日間研修を受けたとき。
西村さんはそのときの講師の一人だった。
(その前から「ぐうたら農法」の本は読んでいて、うん、これでいこう!と思ってた)
話の内容はイネ科植物による土作り。
手で耕す代わりにイネ科植物を植えて耕そう、といったような内容だったかと思う。
そのときはとっても感銘を受けた。
しかし今では必ずしもそうではない。
というよりも、ぐうたらはさらに進化して「ぐうたら農法」に書いてあることさえもとっても面倒に思えてきた。
それよりも「循環型農業」という考え方に引かれている。
それはともかくとして、昔は農業系の本や田舎暮らし系の本はよく読んだ。
でもその後参考にするのは2冊だけになった。
「ぐうたら農法」と「日本種採りハンドブック」
そのうちそれさえも面倒になり、ほとんど本を見なくなった。
本よりもやっぱり実践!
野菜つくりは風土、環境、規模、気候、目的・・・によって皆違うし、今年上手くいったからといって来年上手くできるとは限らない。
本に書いてあることや人から聞いたことが正解なのではない。
正解は実践を通して自分にあった農法を自分で見つけ出さないといけない。
野菜作りに自信を持って話す人ほど素人。
家庭菜園を始めた人ほど(本に書いてあることを)自慢気に話すものだ。

ところで西村さんは今まで何冊かの本を出されている。
最初の3冊、
「ぐうたら農法」
「新ぐうたら農法」
「有機農業コツの科学」
はその内容はほぼ同じ。
少しずつ加筆されてはいるものの、表題を変えて3倍儲ける!
実にスマートなやり方、まさに「ぐうたら」を実践している・・・なんてついつい思ってしまう。
手持ちの本は最初の「ぐうたら農法」
もちろん最新刊のほうがいい。

ぐうたら農法の話、聞かれたことない人にはお勧めです。

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“種”からの有機、自然農の実践

  ●日  時   2月12日(日)  11:30  受付
  ●会  場   兵庫県立大学環境人間学部  姫路新在家キャンパス
                        F202号室
  ●参加費    800円
  ●演  題   土壌から学ぶ「野菜の栽培技術の基本」
・ 有機農業とは
・ 自然農とは
  ●講  師   ◎西村 和雄氏
           元京都大学講師  農学博士
    
  講師紹介
    先生は日本有機農業研究会の発足当時からの指導者で、有機農業の基本である「土と技術」の研修を一貫して主張してこられました。
この原点を忘れないユニークな研究は全国的にも数少ない貴重な存在だと言えます。
京都、船井郡胡麻の自家菜園では、独特の有機、自然農で野菜を栽培されております。
最近では見学者もどんどん増えています。
今一度土に触れる基本的な知識、作業を学びなおし、なおざりになりがちな考えを是正するためにも是非必要な講座です。
  ●予  定  12:30~15:00    講演    西村 和雄氏
         15:10~15:50    実践報告  牛尾 武弘氏
         15:50~16:30    実践報告  田中 秀樹氏
         16:30~17:30    質問受付  小林 保氏
       牛尾さんは有機農業、田中さんは自然農で、二人とも自分の農業の基点に
       「自家採種」を置いております。偶然ですが市川町と船津町、西播磨のなか
       二人もこんな生産者がおられてことはとてもすばらしいことです。お二人  
       日ごろの実践報告も楽しみです。
  ●交流会   18:30~   姫路市福沢町「豆の蔵」 定員  30人
                             参加費 3500円
        
     参加希望者は本部にファックスかメール下さい。
     (FAX) 079-284-3330
コメント (2)
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