ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

軽トラがやってきた。

2007年12月23日 06時28分19秒 | 田舎暮らし
あこがれの軽トラがやってきた。
田舎暮らしだけでは軽トラはいらない。
でも農業をやるとなると軽トラがないとそれらしくない。
国道を軽トラでのろのろ走り後続車をいらいらさせるのが軽トラの正しい走り方なのだ。

他にも軽トラにはいろいろ難しい規則がある。
軽トラにのるには作業着姿でないといけない。まちがってもスーツ姿ではいけない。まして礼服やイブニングドレスなどもってのほかだ。

靴も地下足袋を最善とするが長靴までは許される。でもまあこれは厳格には守られてはいない。スニーカーもよしとしよう。

夏は必ず窓を開けて走らないといけない。冬は窓を閉めて寒そうに走らないといけない。クーラーなどを使うのは軽トラのマナーに反している。

軽トラには初心者マークは似合わない。
ここはプロにだけ許された世界だ。
そう、軽トラには枯れ葉マークがよく似合う。
ただ残念ながらまだ未熟なのか、枯れ葉マークの年齢に達していない。
これは今後の楽しみに残しておくことにしよう。

軽トラの楽しみのひとつは荷物を何も載せないで走ることだ。
すると軽快なガタンガタンという音が聞こえてくる。
後ろがとても軽くてここちよい。
もうちょっと待っててね、すぐに荷物を積んでやるからね。
と思わず声をかけたくなる。

軽トラはどんなに汚れても気にならない。
というよりもぴかぴかの軽トラを見ると、もっと働いたらどないやねん!
といいたくなる。
そう軽トラには汚れがよく似合う。
それなのになぜか軽トラは白と決まっている。
たまにカラーの軽トラがいるけど、あれは全く軽トラとしての自覚が足りない。
軽トラにとっては汚れこそファッションなのだ。
そのために汚れが目立つ白で無いといけない。

我が家に軽トラがやってきた。
もちろん新車ではない。
もうかなり走っている。
でも軽トラがやってきた。
これからは軽トラでガタンガタンと軽快に走ることが・・・実は出来ないのだ。
免許はオートマ限定しか取ってないから。
最初から取っとけばよかったなぁ・・・。
オートマ以外のることは無いと思っていたから。

というわけでせっかくの軽トラ。
息子の専用車になりそうだ。
もっともお抱え運転手つきの軽トラに礼服で乗るというのも悪くないかもしれない。
コメント (6)
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