ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

唐箕と石臼

2007年12月19日 06時09分29秒 | 田舎暮らし
久し振りに数少ない我が家の文明の利器、唐箕を使った。
そして伸ばしに伸ばしていた蕎麦の選別をした。
唐箕や脱穀機を使うと原始的な我が家の農業も、
ようやく文明開花したんだなぁ・・・と実感する。
唐箕は風で吹き飛ばして、種だけを取り出すという単純な仕組みだけど
これがなかなか便利なのだ。
何度か唐箕にかけるうちに次第にきれいに種だけが選別されてくる。

これを手作業でするのはかなり大変で、フーフーと息で吹き飛ばすとそのうち頭がくらくらしてくる。またきまぐれな風任せだと、いつまでかかることやら・・・。
やっぱり唐箕は文明の利器!
そしてバケツ一杯の蕎麦が取れた。

取れた蕎麦のうち不良品を少しだけ石臼にかけてみた。
ところが何度も何度もまわしても粉にならない。
う~ん、どうしてだろう・・・?
そしてやっと気づいた。
まわし方が逆だったのだ。
時計回りの逆に回すと粉が出てきた!
これをふるいにかけたら、うまいそば粉になるはずだ。

去年習った蕎麦うち。
これでやっとこの秘儀を発揮できる。
そして残ったそばの枯れ枝や葉は焼いて灰にする。
それを何度も漉して灰汁を作る。
それでコンニャク作りに挑むつもりだ。
コメント (2)
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