ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「ワイン展」いよいよスタート!@国立科学博物館

2015-10-31 09:00:00 | ワイン&酒
“ワイン”をテーマにした、国内初の大展覧会 ワイン展―ぶどうから生まれた奇跡―」 が、10月31日(土)より来年の2月21日(日)まで、東京・上野公園の国立科学博物館にて開催されます。

展覧会の開催に先立ち、プレス、関係者向けの内覧会、開会式があり、参加してきましたので、その概要をザッと紹介します。




「ワイン展」では、世界のワインづくりの歴史、ブドウ栽培からワイン醸造までの工程の紹介、ワイン創世記の古い時代の酒器、アンフォラや壺、甕といった容器、アートとのつながり等々、ワインに関するさまざまな展示が行なわれます。


国立科学博物館 林館長が「ワイン展」概要説明 / 主催者らによるテープカット





ワイン用ブドウ よく知っているものから、珍しいものまで多種多彩!


ワイン蔵にいるような雰囲気

展示だけではなく、ブドウ踏みをはじめとした疑似体験コーナーもありました。



ブドウは本物ではなく、作り物です(笑)
私も踏んできました


個人的には、古い器類や、日本のワインづくりの初期(明治時代)の資料類などが興味深かったです。
また、フィロキセラを50倍に拡大した模型や、ベト病や晩腐病、うどん粉病のサンプル(模型)など、普段、なかなか見ることのできないものもあるので、面白いと思います。

一通り見ると、1時間くらいでしょうか。

この展覧会は、単にワインに関する展示を見るだけではなく、大人から子供まで、農業としてのワインづくりの点から自然科学を考え、将来の自然環境保護をも考える機会になり、また、今後の技術革新にもつながるいい機会にもなりそうです。




展示を回り終えたところには「ワイン展」の特設ショップがあり、オリジナルワインをはじめ、メルシャンやサントリーの日本ワイン、ワインショップエノテカなどのワインが販売されていました。


「ワイン展」オリジナルワイン -田崎真也氏のセレクトです


オリジナルグッズや、ワイングッズ、ワイン関係の本などもあります

ワインドロップ、サングリアが手軽に作れるキット、ホットワインセットといった食品、おつまみになるグルメ缶詰なども販売されていました。



この展示会の公式ガイドブック(税込1500円)はオススメです。
展示内容がひととおり載っているので、ワインのことを勉強している人には特にお役立ち。
ここでしか買えないようです。

開催情報、入場時間、チケット情報など、詳細は公式ホームページをご覧ください。
※入場券は大人1500円ですが、金曜限定のペア得ナイト券(2000円)がオトク



なお、国立科学博物館内のレストラン「ムーセイオン」では、ワイン展に合わせた限定料理メニューが登場します → コチラ

また、「ワイン展」記念ワイン飲み比べセットが用意され、ワインに合う料理も提供されます → コチラ

・白ワイン2種 飲み比べセット(グラス 各 60ml) ¥600(税込)
・赤ワイン2種 飲み比べセット(グラス 各 60ml) ¥600(税込)
・全 4 種(白2+赤2) 飲み比べセット(グラス 各 60ml)¥1,000(税込)

レストランは通常は17時までの営業ですが、金曜日は20時まで開いています。
※レストラン「ムーセイオン」情報 → コチラ




ワイン展―ぶどうから生まれた奇跡―

会期:2015年10月31日(土)~2016年2月21日(日)

場所:国立科学博物館 (東京都台東区上野公園7-20)
   http://www.kahaku.go.jp/index.php

「ワイン展」公式ホームページ: http://wine-exhibition.com/




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ちょいとひとひねりある黒ブドウの白ワイン

2015-10-30 09:16:05 | ワイン&酒
“黒ブドウで仕込む白ワイン”として有名なのは“シャンパーニュ”で、これは、ワイン好きの方ならよく知ることでしょう。

黒ブドウでも、中の果肉は白いので、黒い果皮の色を果汁に出さないように搾ります。
黒ブドウでつくる白いワインは、“ブラン・ド・ノワール”と呼ばれます。

この製法は、泡のないスティルワインの世界ではちょっとレアなものでしたが、近年では、ときどき見かけるようになりました。
スティルワインのブラン・ド・ノワールについてはワインのプロたちが興味を示すケースが多いように思います。その反応から、これを扱う輸入元も増えてきているように思います。

じゃあ、これは?


Valcendon Tempranillo Blanco 2014 Rioja Bodegas d Matos (Spain, Rioja)

先日出合った「ヴァルセンドン・テンプラニーリョ・ブランコ 2014リオハ」は、白ブドウのテンプラニーリョ・ブランコでつくられています。

テンプラニーリョというと、スペインを代表する黒ブドウです。
テンプラニーリョ・ブランコは、それの白ブドウバージョン(突然変異体だそうです)というわけですが、なまじ赤ワインになるテンプラニーリョをよく知っているだけに、飲む前から違和感が・・・(笑)

いえいえ、そういった先入観を排除して飲んでみると、リンゴ、洋梨などの白い果肉の果物のフレーバーが豊かで、酸も充分あります。ほんのりメロウな印象と、酸が支えるエレガントさがいい感じで、バランスよく飲めます。
輸入元希望小売価格2140円。このチョイスもありかも?

というわけで、このワインは、正確には、白ブドウの白ワインです。

※輸入元:株式会社オーレジャパン



ツァペル・ビアンコ IGT テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ 2013
アルド・ライノルディ(Italy, Lombardia)

カジュアル楽しげなラベルのこちらは、黒ブドウのキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)70%と、白ブドウのソーヴィニヨン・ブラン30%をブレンドした白ワインです。

イタリアのロンバルディア州の歴史ある生産者で、キアヴェンナスカにこだわるつくり手ゆえ、白ワインにもキアヴェンナスカを使用したわけです。
黒ブドウと白ブドウをブレンドして白に仕立てるのは、まさにシャンパーニュ的。このワインには泡はありませんけれど。

柑橘の風味があり、サッパリとした味わいです。樽は使っていません。シュッとしたタンニンの存在を感じるのは、黒ブドウからのものでしょう。アルコールは12%と軽やかです。
スッキリとしたキレのある酸は、冷涼な気候由来ですね。ややシャープなミネラルも感じます。
参考小売価格3000円。
※輸入元:大榮産業株式会社



今回は、単なる黒ブドウの白ワインではなく、ちょっとひとひねりある白ワインを紹介しました。

色々なバリエーションがありますね。
ワイン好きの好奇心を刺激します

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フランス北ローヌの自然派ワインの若き生産者

2015-10-29 10:00:00 | ワイン&酒
過日都内で開催された試飲会で、非常に興味を惹かれる新しい生産者のワインと出合いました。


La Vrille et Le Papillon  ラ・ヴリュ・エ・ル・パピヨン
(France, Cotes du Rhone)

4アイテム紹介されていた中で、私がもっとも気に入ったのは、右から2番目のロゼです。
「Les Fees Papillons 2014」(レ・フェ・パピヨン)は、早めに収穫したシラーでつくったロゼワインで、ほのかに発泡が残っています。
味わいはフレッシュですが、うま味が乗っていて、コックリとした味わいもあります。
じんわ~りしみ込んでくる、輪郭がにじむような、やさしいワインです。
2400円

右端の白ワイン「Le Caprice du Chameau 2013」(ル・カプリス・デュ・シャモー)も、好きなタイプです。
ヴィオニエから造られています。なめらかでツルツルとしたテクスチャーの果実味が豊かで、ほっこりジューシー。包み込まれるようなやさしさがあります。
3200円

左から2番目は、シラーの赤ワイン「Tous Cousins 2014」(トゥー・クザン)。
これも口にしたとたんに、ウマイ!とつぶやいてしまいました。じわ~っとジューシー。
ここのワインって、カッチリというよりも、みずみずしく、ふっくらタイプが多いのか?
2700円

と思っていたら、左端の「Idée Reçue 2012」(イデ・ルスュ)は、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインで、樽で1年熟成させています。
味わいが濃く、甘みがあり、酸も充分あり、なめし革のニュアンスもあります。これまでの中では、もっともカッチリ系。
3000円




「ラ・ヴリュ・エ・ル・パピヨン」は、フランスのコート・デュ・ローヌ北部アルデッシュに2012年に設立した若いドメーヌです。

造り手のメリル・クロワジエールさんは、自然派の「マゼル」の弟子の弟子にあたる人物で、まだ30そこそこの若さだそうですが、写真を見ると、うーん…(笑)

そんな彼が、“パピヨン(蝶々)”という可愛らしい名とエチケットのワインをつくります。
なお、4アイテムは、すべてVin de Franceです。



メリルさんは、ブドウ栽培家だった祖父たち(父方&母方)の影響を受けて育ち、ワイン醸造士の国家資格を取得します。
マゼルをはじめとしたあちこちのドメーヌで修行後、自分のドメーヌを立ち上げました。

畑はすべてビオで、ケミカルなものは使用せず、発酵は野生酵母、ろ過や清澄は行なわず、SO2は必要最低限のみ使用します。

彼のつくるワインは、ほっこりやさしく、そして、おいしい。
メリルさんといい、ワインといい、今、とても気になっているドメーヌです。

※輸入元:株式会社ラヴニール

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日本のスパークリングワインも多彩です

2015-10-28 12:22:16 | ワイン&酒
昨日は栃木県足利市のココファームのスパークリングワインを紹介しました。

それで思い出したのが、今年の7月に都内で開催された日本ワインをフィーチャーした試飲会で出合ったスパークリングワインのこと。
20年前は、日本のスパークリングワインは本当に少なかったですが、今や、日本のスパークリングワインは花盛り!

その試飲会の中から、いくつか紹介します。


てぐみ delaware 2014 丹波ワイン(京都府船井郡京丹波町)

生でよく食べるデラウエア100%の辛口スパークリング酸化防止剤無添加、無濾過です。
甘口仕立てにすることが多かったデラウエアを辛口に仕上げるところが増えてきました。

ブドウそのものを食べているかのようなアロマがあり、味わいはフルーティで爽やかな辛口。泡はやさしく、全体的な印象も穏やか。アルコールも11%と低いんです。
750ml、1500円(税別)と、価格もお手頃。これは欲しくなるでしょ?

生産量は15000本のみ(500mlサイズ10000本もあり)で、ワイナリーではすでに品切れ。
ショップで見つけたらラッキーです。
新ヴィンテージは11月6日発売予定だそうで、予約受付中。



丹波ワインでは、他の品種のスパークリングもあります。
左、ジョージア(旧名グルジア)の品種サペラヴィ100%の赤スパークリング(750ml、2000円)がユニーク!ちょっと変わった味で、クセになる人がいるかもしれません(笑)



左)おたるケルナー スパークリング 北海道ワイン(北海道小樽市)

ケルナー100%でつくられた辛口スパークリング。ここは甘口のスパークリングもありますが、この辛口がオススメ。
720ml、2160円(税込)



右端)番イ 2014 Sparkling Sur Lie Ca730 大和葡萄酒(山梨県甲州市)

“番イ”は“ツガイ TSUGAI”と読みます。山梨県産甲州種の辛口スパークリングワインです。
ふっくらとした、ほどよい厚みがあります。アルコール13%。

750ml、1628円(税込)。これも嬉しいプライス。そのため、品切れ中。
同社には、「重畳(ちょうじょう)2014」という、樽熟成の甲州スパークリング(辛口)もありますが(税込1697円)、これも品切れ中。う~ん!人気ですね!



左)2014スパークリング マスカットベリーA ロゼ中口 
右)2014スパークリング デラウェア 白辛口 / 朝日町ワイン (山形県朝日町)

ピンク色がかわいらしく、ほんのりした甘さもチャーミングなスパークリングは、山形県産のマスカットベリーA100%。色といい、味わいといい、あまりワインに慣れない女性に受け入れてもらえそう。
デラウェアは辛口のスパークリングで、ブドウは山形県産%。
どちらも750ml、1620円(税込)



日本のスパークリング、本当に多彩になってきました。

シャルドネやピノ・ノワールといった、シャンパーニュで使われるブドウを使用した日本のスパークリングも見られますが、個人的には、日本ならではの品種や、シャンパーニュとは違った個性的な品種を使ったものが面白いかなと思います。

お値段が手ごろなものも多いので、あれこれ飲み比べるのも楽しいですね

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甲州100%の発泡ワイン「あわここ」@ココファーム

2015-10-27 09:31:28 | ワイン&酒
昨日のメルシャンに引き続き、日本のワイナリーからのワインを紹介します。
先週出かけた試飲会で出合った、人気の「ココファーム」(栃木県足利市)発泡ワインです。


2014 あわここ ココファーム

自分たちのココファーム “Our COCO”だから、“あわここ”
もちろん、“ココファームの泡”という意味もあるでしょう。

日本のブドウ100%を使った発泡性白ワインで、ブドウは甲州種
ブドウを低温で発酵させ、そのまま瓶詰めしたため、瓶の中で発生した二酸化炭素がガスになっています。この方法は“メソッド・アンセストラル”と呼ばれます。いわゆる“田舎式”。機械的な濾過はしていません。栓は王冠です。





フレッシュで、ほわほわっと、やさしいタッチの泡&味わいにほっこりします。
しっかりと甲州種らしい特徴を出していますが、ゆる~く、ピュアで、生成りのコットンの素朴なイメージがあり、飲んでいて疲れない癒し系。
料理とのマリアージュ云々を考えず、ただただ飲んでいたくなりました。
大勢で飲むよりは、こじんまり希望です。

要冷蔵で、よく冷やして飲むのがオススメということですが、このワインは、シャンパングラスではなく、白ワイングラスで飲む方が良さそうです。
いや、むしろ、薄手の磁器カップなんかでもいいかもしれません。
希望小売価格は2100円(税込)。

手頃なお値段といい、ほっこりの味わいといい、これはハマりますね~

右のボトルは、北海道余市の木村農園で収穫されたピノ・ノワールを100%使用し、瓶内二次醗酵でつくった「2011 ブラン・ド・ノワール」(6800円、税込)。
こちらは、ちょっと特別な時用ですね。

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メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 30周年

2015-10-26 17:47:11 | ワイン&酒
メルシャン が長野県塩尻市の桔梗ヶ原(ききょうがはら)地区でつくるフラグシップワイン「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー」 が、1985年のファースト・ヴィンテージから今年で30年を迎えました。

それを記念し、ファースト・ヴィンテージから最新ヴィンテージまでの5ヴィンテージ(1985,1990,1998,2005,2011)の垂直試飲会 が、都内で9月に開催されました。



今でこそ、“桔梗ヶ原”はメルロワインの産地として有名ですが、江戸時代は野原でした。
北緯36度、標高平均700m、松本盆地の南部に位置し、2つの川に挟まれた東西3km、南北5kmの扇状地で、土壌の表面は火山灰、下が河岸段丘という一帯です。
扇状地でありながら、一帯を流れる川はなく、水に乏しい地域だったために農耕に適さないとされてきましたが、明治以降に開拓されます。

故・麻井宇介さん(本名:浅井昭吾、生前はメルシャンにも勤務)の著書「ワインづくりの思想」(中公新書)には、桔梗ヶ原は開墾後に蕎麦が植えられ、次にトウモロコシを植え、その次にブドウを植えた、と書かれています。ただし、ブドウ単体ではなく、大きな農家は労力の配分を考慮し、他の果樹栽培との複合経営も行ないましたが、メインはやはりブドウだったようです。
この時のブドウ品種は、土地の自然条件に最も適合したという“コンコード”。
このコンコードから甘い“甘味果実酒”がつくられ、昭和の中期まで、桔梗ヶ原一帯はその原料の一大産地となっていきます。しかし、東京オリンピック(1964年)をキッカケに食の洋風化が進み、欧州からの輸入ワインも増え、1975年には、甘味果実酒と果実酒(いわゆる“テーブルワイン”)が逆転します。

これに危機感を覚えた桔梗ヶ原の果樹栽培者、ワイン生産者たちは、1976年1月、桔梗ヶ原中央公民館に集まり、今後の話し合いを行ないました。集まった人数は100人以上もいたそうです(「ワインづくりの思想」より)。

麻井氏は、これまでのコンコードでテーブルワインをつくるのではなく、欧州系の本格的なブドウ品種で転換を図るべき、と考えました。

そこで、桔梗ヶ原を一大果樹栽培地へと導いた先駆者である林農園の後継者、林幹雄氏に問い、その際に提案されたのが、欧州系のブドウ品種“メルロ”でした。

そこで、この年(1976年)、メルシャンは契約栽培農家にメルロの栽培をお願いします。
この時の栽培方法は、“棚栽培”です。

後に 初めて誕生したのが 「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー 1985」です。


シャトー・メルシャン シニア・ワインメーカー 藤野勝久(1979年メルシャン入社)が、桔梗ヶ原とメルロの歴史を語ってくれました。
手にしているのは、ご自分のデスクに置いているという桔梗ヶ原のメルロの若木。

「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー 1985」は、今年で30年。
その記念すべきファーストヴィンテージを飲めるのは、実に光栄なことでした。
近年のヴィンテージについては、現シャトー・メルシャン工場長でゼネラル・マネージャーの松尾弘則さんが解説してくださいました。


左端のグラスが1985年で、その右が1990年、1998年、2005年、2011年
色を見ると、1985年はレンガ色がかっていますが、色調は薄れず、しっかりしています。
さすがに右端の2011年は紫がかった若々しい色調をしています。

1985年は、香りに官能的なニュアンスがあり、ボディがとてもしなやかです、酸にうまみが乗り、じんわりしみ込んできます。ああ、これはうまい!

1990年は香りが閉じ気味。酸がしっかり保たれ、まだまだ若さがあります。フルーツと酸がエレガントにバランスを取り、これもおいしい!

1998年は雨が多い年だったそうで、香りにもハーブや青っぽいニュアンスを感じます。濃度も他よりやや薄く、酸がやや目立つでしょうか。

2005年は「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2005 シグナチャー」。“信州”が抜け、“シグナチャー”が追加されています。

ワイン名が長いこと、桔梗ヶ原が信州(長野県)という認知度が高くなってきたことから、2002年ヴィンテージから“信州”を外しています。
“シグナチャー”は、成熟とワインの個性が出る区画のブドウを特別に仕込み、瓶詰めまで厳しく選抜したキュヴェのこと。

この2005年には垣根式で栽培したブドウ(樹齢4年)が一部加えられています。
垣根式は、ボルドーのシャトー・マルゴーの最高醸造責任者ポール・ポンタリエ氏の助言により1999年から導入しています。熟度の高いブドウが得られるということですが、従来の棚式栽培も続けています。

2005年を飲んでみると、フルーツのアロマに加え、なめし革のニュアンスが出てきています。フレッシュ感がありながら、濃度のある凝縮した果実味、チョコレート的なビター感、充実した酸のバランスがよく、フィネスとエレガンスを感じさせるワインです。

2011年もシグナチャーで、垣根式のブドウの樹齢が上がってきたこともあり、この年は垣根式ブドウ100%。房選り、粒選りと、二段階の選果を行なっています。
エッジは紫で、なめし革、樽のフレーバーがあり、口にするとキュッと引き締まる収れん味があります。華やかでモダンな風味で、若さがあり、凝縮感のあるワインなので、私としては、もう少し寝かせておきたいと思いました。



“信州”が名前に入っている1990年、1998年。
ラベルデザインも2002年にリニューアルしています。


この後、サプライズで、ワイナリーの秘蔵品である1989年ヴィンテージの6リットルボトルと、19971年のシャトー・メルシャン甲州(甘口)が登場しました。


6リットルボトル!


手前左)「信州桔梗ヶ原メルロー1989年」 右)「シャトー・メルシャン甲州 1971(甘口)」

1989年の桔梗ヶ原メルローは棚式100%で、今みたいな厳選はできなかったといいます。
6リットルというビッグボトルのせいか、熟成の速度が遅く、まだ若さを感じる部分(タンニンがシュッとしている)があります。が、やはり熟成による官能的なニュアンスも見られ、ふっくらまろやかで、丸く、ほっこり。酸がジューシーでおいしい。やや煙っぽい、タバコっぽいニュアンスも感じました。

1971年の甘口甲州は、ピュアで上品な甘さがあります。べたっとした甘さではありません。酸がしっかり残っており、そのおかげで若さが残る印象も受けました。
これは甘味果実酒が主流だった時代のワインですから、本当に貴重です。それが現代でもまだ全然飲めるとは、素晴らしいことです。ていねいなワインづくりの賜物でしょう。




ファーストヴィンテージ「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー 1985」が1989年の“リュブリアーナ国際ワインコンクール”で大金賞を受賞!

以降のヴィンテージも国内外で数々の賞を受賞し、最新ヴィンテージも“リュブリアーナ国際ワインコンクール”“日本ワインコンクール”で金賞を受賞しています。





現在の日本のワインづくりは、ここ10年で飛躍的に変化し、若い生産者が日本各地で活躍する時代になりました。
それに伴うかのように日本ワインの人気が上昇し、その一方で、原料となるブドウが足りない、と聞きます。

“ワインづくりは農業” ということを、1976年のメルロへの転換の話も含めて、改めて認識した日でもありました。

今回、さまざま貴重なお話をしてくださった藤野さんにお礼申し上げます。
また、桔梗ヶ原メルロのファーストヴィンテージにはじまり、日本のワインの歴史において、いずれも貴重なものを試飲する機会をいただけましたことにも感謝いたします。

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秋の味覚アケビー今年は巨大!

2015-10-25 16:09:28 | おいしい食べもん
家の庭と前の道との間にあるフェンスに絡ませている アケビ が、この秋も実をつけましたが、それが、過去最高の大きさでした!



重量800g のビッグサイズ!
リンゴの大きさと比べると、どれだけ大きいかわかるでしょうか?

このアケビ、フェンスの外側に出るように実をつけていたので、道路を通る人に盗られてもおかしくない状態でしたが、大きくてグロテスクな外観のせいか、無事でした(笑)
本来なら、木の上で熟して、口がパックリ開いたところで収穫するのですが、重すぎて下がってきたために、早めに採ってしまいました。



“アケビ”といっても、名前すら知らない人も多いかもしれません。
また、その食べ方も知られていないかもしれません。

アケビは蔓性植物で、秋に実を付けます。
中に蛙の卵のように見える白いふわふわに包まれた種がたくさんあり、白いふわふわの部分を食べます。

白いふわふわは、ゆる~い寒天のような食感で、甘いのです。種は出します。

外側の皮の部分も調理して食べられます(味噌炒めなど)。
秋の時期に山村の民宿などに泊まると、アケビの素朴な料理が出てくるかもしれません。

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美しきモダンフレンチ「COLLAGE」@CONRAD TOKYO

2015-10-24 14:45:46 | レストラン&店
今日も、仕事でご案内いただいたレストランを紹介します。

東京・汐留のホテル“CONRAD東京”のフランス料理店「COLLAGE」(コラージュ)です。

ここは、非常に洗練された、新スタイルのモダンフレンチの店。
この日は、特別なコースをいただきました。


シェフからの可愛らしい一皿


様々なビーツの調べ ヤギチーズと松の実と共に

白っぽいのが山羊のシェーブルチーズ。
スティック状の中身も、ビーツとシェーブルを練り込んだものが入っていました。
甘酸っぱさがおいしい。色彩も美しく、目でも楽しませてくれました。


金目鯛のムニエル ブイヤベースの再構築

金目の上に乗っている味の濃いそぼろ状のものがポイントで、ふっくら仕上げたやさしい味の白身の金目のいいアクセントになっています。敷かれているソースがブイヤベースソース。見た目の優雅な佇まいも素敵な一皿。


蝦夷鹿のロースト 栗とコーヒーの誘惑

華麗で躍動感のあるメインは蝦夷鹿。厚みのある肉が絶妙の火加減でローストされています。
素朴で飾り気のないビストロのジビエ料理も好きですが、こういう形で出てくるモダンフレンチのジビエ料理にもトキメキますね。



パンは、料理一皿ごとに違った種類がサービスされました



温かいモワールショコラ ココナッツとパッションフルーツ

茶色いのが、中が温かくてトロンとしたクリーミーなショコラ、白いのが、パッションフルーツの外側にココナッツをまぶしたもの。
これも美しく、立体的な絵画のようです。そして、食べると甘美


トリュフ オ ショコラ

見た目は同じに見えますが、塩キャラメルとジャンドゥーヤの2種のチョコトリュフ。
コーヒーによく合いました。



素晴らしい食事を堪能させていただきました。
ごちそうさまでした。

伺ったのは、お天気のいい日のランチタイム。
28Fにあるこの店は天井が高く、一面ガラス張りの窓から光が差し込み、とても明るく気持ちのいい空間でした。
ランチタイムも素敵でしたが、きれいな夜景も楽しめるようなので、ディナータイムも良さそうです。




“コラージュ”とは、さまざまな素材を貼り合わせるように組んでいく現代絵画の技法のひとつのこと。
最初にテーブルに置かれる位置皿は、その“コラージュ”を表現しているようです。


COLLAGE コラージュ
東京都港区東新橋1-9-1 CONRAD東京 28F
http://www.conradtokyo.co.jp/collage/

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シャンパーニュJean Vesselleの新作キュヴェはBlanc de Blancs

2015-10-23 10:08:15 | ワイン&酒
シャンパーニュの生産者 「Jean Vesselle ジャン・ヴェッセル」から、当主のデルフィーヌさんと夫のダヴィッドさんが来日し、この秋にリリース予定の新しいキュヴェ を紹介してくれました。


デルフィーヌさんと 夫のダヴィッドさん

モンターニュ・ド・ランスのブジー村を拠点とするジャン・ヴェッセルでは、90%がブジーのピノ・ノワールをつくっています。ブジーといえばピノ・ノワールのグラン・クリュ畑で有名ですからね。

だからこそ、デルフィーヌさんは、「ブジーのシャルドネのシャンパーニュをつくってみたいと思ったんです。新キュヴェは ブジーのシャルドネ100%のブラン・ド・ブランで、ヴィンテージは2011年です」と言います。


Jean Vesselle Par B3 2011 Blanc de Blancs de Bouzy

2011年は1700本のみの生産で、他の国ではまだ紹介していません。
今回は日本にいち早く紹介しようと、スーツケースに3本入れて持ってきてくれました。
リリース予定は2015年11月頃だそうです。


Blanc de Blancs de Bouzy の頭文字のBが3つ並ぶのでB3

花のような、春のような、雪のような、非常にデリケートなタッチの辛口。やさしく繊細なフルーツと、フレッシュな酸が上品に広がり、洗練されたスッキリとした味わいのシャンパーニュです。まさにエスプリ系。


熟度の高いブドウを使うため、ドサージュは2.5g/Lと低く抑えています

このB3に合わせるなら、水分を含んだ、しっとりとした質感の料理がいいと思います。
かつお節の出汁、濃すぎないしょうゆ味の料理、生湯葉、蓮根まんじゅうなど、味わいの濃くない、繊細な料理が良さそうです。そう考えてみると、和食系もいいかもしれません。


明るいゴールデンカラー

シャルドネにこだわったのは、ダヴィッドさんがシャルドネを産するコート・デ・ブランのシュイイ出身だからだそうです。
ダヴィッドさんの実家はブドウ栽培農家ですが、ワインはつくっていません。ダヴィッドさんのお父さんが、この実家のシュイイの畑のブドウを使っていいと言ってくれたので、また別のシャルドネのシャンパーニュをつくり、2019年頃にリリースを予定をしているとか。それも楽しみですね。




今回は、B3を含め 7つのキュヴェを紹介してくれました。



Jean Vesselle Brut Grand Cru Prestige 2005

ブリュット グラン・クリュ プレスティージュ 2005は、ピノ・ノワール75%、シャルドネ35%のブジー・グラン・クリュ・シャンパーニュで、熟成期間は9年。

複雑な香りがあり、泡はクリーミーでふっくらした口当たり。ボディに厚みがあり、丸みがあり、余韻も長く、ワイン的な落ち着きがあるシャンパーニュです。これは乾杯用というよりも、食中酒として食事とともに楽しみたいタイプだと思いました。
上等な牛肉、できればそれほど脂が多くない繊細な肉質のものをていねいに焼き、ピリリとするえホースラディッシュなどを添えて。
飲み進めていくと、まったりしてくるので、スイーツでもいけそうな感じでした。
ピノ・ノワールが入るとボディが出るので、色々な料理と合いやすくなります。



次はロゼシャンパーニュ2つを飲み比べました。
上の7本の画像では、左から3本目と4本目です。


Jean Vesselle Brut Rose de Saignee / Jean Vesselle Brut Oeil de Perdrix

セニエのロゼ(左)と、ウイユ・ド・ペルドリのロゼ(右)。
ペルドリは淡い桜色、セニエは赤ワインに近い濃い色をしています。
どちらもピノ・ノワール100%

ウイユ・ド・ペルドリはブドウをプレスする際、ピノ・ノワールの黒い果皮からにじみ出る色素の影響で色づいたもので、セニエは、プレスした後に果皮をしばらく漬け込んで色をより引き出したもの。

味わいは、ペルドリはふわり軽やかでチャーミングで、少し官能的なニュアンスも加わります。
セニエは果実の厚みがあり、ボディがビシッと引き締まり、フレッシュ感があってタンニンの骨格があり、いいバランスです。

シャンパーニュでは、ロゼの生産はアッサンブラージュ(赤ワインの添加)が90%と多く、セニエは少ないため、デルフィーヌさんはセニエのロゼをつくりたかったと言います。
ただし、果皮の濃い色は欲しいけれど、タンニンは出したくなく、それが難しいとか。

ちなみに、ジャン・ヴェッセルでは、ペルドリの方は、“ロゼ”というよりも、“白とロゼの中間的存在”と考えているようです。



同じつくり手のロゼシャンパーニュなのに、これだけ色が違い、味わいも違うので、合う料理も違ってきます。

刺身なら、ペルドリはマグロのトロを少しのしょうゆで、セニエなら、中トロから赤身にかけての部分をミネラリーな塩で食べたいですね。
ペルドリは、鱧を塩で食べるのもよさそうです。
ペルドリは質感がしっとりしてなめらかなもの、セニエは身質が比較的しっかりして味の濃いものが合いそうでしょうか。

※2つのロゼについては以前に詳しく取り上げたので、過去の記事をご覧ください → コチラ



Jean Vesselle Extra Brut (画像右から3番目)
エクストラ・ブリュットは、ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%、ドサージュ2g/L
フレッシュでバランスよく、日本の料理によく合う、とデルフィーヌさん。
広島の牡蠣、白身魚の寿司や刺身、天ぷらなど。
これは入手しやすいキュヴェです。

Jean Vesselle Brut Grand Cru Cuvee "Le Petit Clos" 2000 (画像右から2番目)
プティ・クロは、ジャン・ヴェッセルで最も生産量が少ないキュヴェです。ピノ・ノワール100%で、畑は8アール、生産量はレギュラーボトル800本とマグナム50本のみ。
2000年はセラーで14年熟成させています。
シャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランス製の樽の中でアルコール発酵を行ない、マロ(MLF)は行なっていません。マロをしないのは、長期熟成させるためには酸が必要だからです。樽に入れたのは、少量ゆえ、ちょうどいいサイズのステンレスタンクがなかったからだそうです。
味わいはがっしりとした厚みがあり、香りとともに複雑味があります。

※プティ・クロの詳細は過去の記事をご覧ください → コチラ

Jean Vesselle Demi Sec Rose Friandise (画像右端)
ドゥミ・セック・ロゼ・フリアンディーズは、ピノ・ノワール100%で、ドサージュが32~33g/L
ベースはセニエ・ロゼで、ドサージュの量が異なります。よって、色は非常に濃いです。
上品な甘さのあるロゼシャンパーニュで、デザートに合わせるにはもってこい。



つまり、セニエと、ウイユ・ド・ペルドリと、フリアンディーズの3つのロゼシャンパーニュがある!
ひとつの生産者で、これだけのロゼシャンパーニュの飲み比べができるのは嬉しいですね。



今回は3つのロゼを含む7つのシャンパーニュを試飲し、それらの味わいの違いを私なりに認識することができたことは、非常に貴重な体験でした。
デルフィーヌさんとダヴィッドさん、そして輸入元の皆さんに感謝いたします。

(輸入元:大榮産業株式会社)


※ジャン・ヴェッセルは、昨日紹介した「ワイン割烹 神楽坂 宙山」ハウスシャンパンに使われています

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巨大椀盛りの刺身に驚愕!ワイン割烹「宙山」@神楽坂

2015-10-22 09:30:00 | レストラン&店
昨日は 肉好きのための薪窯ステーキの店を紹介しましたが、今日は魚介好きに嬉しい店を紹介します。
伺ったのは7月なので、料理が今の季節とズレていることをご承知おきください。



「ワイン割烹 神楽坂 宙山」(ちゅうざん)は、2015年4月に開店したばかりの新しい日本料理店です。
料理長は京都の「たん熊」出身。
本格的な京料理とワインのマリアージュが楽しめる店となっています。

梅雨が明け暑さ全開となった7月下旬にご案内いただきました。

料理の順番が前後しますが、まずは、出てきた途端に皆がどよめいた一品を紹介します。


向付け

天然マグロ、鱧焼き〆、活貝極炙りなど、お刺身の盛り合わせなのですが・・・


その器が土鍋のような巨大な椀で、これにはビックリ!


盛り合わせの量もたっぷりで、山葵、梅肉、土佐醤油、天塩でいただきました


さて、ここからはスタートに戻り、順番通りに紹介していきましょう


先付二種
京都産 加茂茄子煮 湯葉あんかけ


黒毛和牛もも肉 ローストビーフ 黒胡椒ソース


先付の後に向付のお刺身が来ました


煮物椀
薄葛仕立て 菊花ちらし 翡翠冬瓜 きんき塩麹焼きのせ 管牛蒡 丘ひじき 車酢橘


蒸物  蓮根饅頭


焼物八寸
神戸牛ロース網焼き、とろ湯葉、鬼灯玉子、蛸柔煮etc...と、盛りだくさん


止め椀  赤出汁
御飯   特製五目御飯



水菓子
メキシコマンゴーコンポート ミニトマト 宙山ジュレかけ


お抹茶と季節の和菓子


和菓子はいくつか種類がありました



会席コースは1万円からあります。
個室もあるので、会食にも利用できます。

ワイン好きにオススメなのは、料理とワインがセットになったマリアージュセット8000円。

ココは、ワインが充実しており、グラスワインも豊富です。
店にはソムリエがいますので、気軽に相談しましょう

詳しくは店のHPを確認してください。



ワイン割烹 神楽坂 宙山
新宿区神楽坂6-65 アミシュマン神楽坂2F
http://chuuzann.com/

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薪窯で焼くこだわりの肉がおいしい!「Caro-Fuego」@赤坂

2015-10-21 09:11:11 | レストラン&店
仕事柄、素晴らしいレストランにご案内いただく機会があります。
今日は、肉好きの方にオススメの、“こだわりのお肉を薪窯で焼く”薪窯ステーキレストランを紹介します。

今年の7月30日に赤坂にオープンした「Caro-Fuego」(カロ フェゴ)は、
“特製の薪窯で焼き上げるこだわりのお肉”がコンセプトのレストランです。

店の中央にある薪窯で、こだわりの肉が塊のままじっくり時間をかけて焼かれます。

この日いただいたのは、通常にはない特別なコースでした。


薪窯焼き 熊本県産 あか牛 サーロイン 赤ワインとイチジクのソース

この日いただいたサーロインは、薪窯でじっくり50分かけて焼いたもの。
塊のまま焼いたものをカットしているので、火の通り方がいい具合で,しっとりジューシー。


この厚み!


スズキ・ホタテ貝のセビーチェとアボカドのガトー仕立て 
オマール海老とフォアグラのムース



茸のラビオリとエスカルゴ トリュフ・マッシュルームをかけて

このお皿が素晴らしくて感動!トリュフたっぷりで、ソースがおいしい!


こっくりとしたシャルドネによく合い、果実味豊かなピノ・ノワールにもよくマッチ。

特別なコースだったので、同じメニューはないかもしれませんが、似たメニューがあれば、ぜひ!



店はランチタイムから営業していますが、昼は薪窯に火を入れないそうなので、薪窯焼きの肉を食べたいなら、ディナータイムへどうぞ。
前菜からメインの肉、デザートまでいただけるコース料理がありますが、アラカルトもあります。

Caro-Fuego 赤坂店
東京都 港区赤坂3-7-11 レジーア赤坂
http://www.barjapan.co.jp/caro-fuego/

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イタリアワインキャンペーン「イタリアワイン三千年」はじまりました

2015-10-20 10:00:00 | ワイン&酒
イタリアワインのBigプロモーション 「イタリアワイン三千年」 が今年も始まりました。





この秋で5回目を迎えるこのプロモーションでは、レストラン、ワインバー、小売店、ホテル、百貨店、輸入業者などにより、イタリアワインの多彩な魅力が数多く発信されます。



10月14日に都内で開催された発表会を取材してきました。 
在日イタリア大使館 ロレンツォ・モリーニ公使参事官がプロモーション概要を紹介。

プロ向けでは、ガンベロロッソ試飲会をはじめ、各ワイン産地の試飲会やセミナー、キャンペーンetc...が、一般消費者対象向けでは、百貨店やイタリアフェア、レストランやショップなどのイタリアワインキャンペーン、ワインディナーなど、54の多彩な公式イベントが、10月、11月を中心に約50日間にわたって開催されます。

2014年の公式イベントは35でしたから、今年はますますヒートアップしていますね!

公式イベントの内容とスケジュールは、「イタリアワイン三千年」のサイトにアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。

今年は 、大都市だけでなく、日本全国の地方都市でもさまざまなイベントが開催されるのが特徴です。
地方の方もぜひ公式サイトを覗いてみてくださいね。

イタリアワイン三千年 2015 公式イベントコチラ



たくさんあるイベントの中で、私が気になっているのは…

[一般消費者対象]
南イタリアワインセミナー
開催日時:10月7日~11月30日
開催場所:イタリアンレストラン11店舗
主催:イタリア大使館 貿易促進部

銀座三越 食のイタリアフェア
開催期間:10月21日(水)~27日(火)
開催場所:銀座三越(東京都中央区銀座)

イタリアフェスタ BUONO! BUONO! ITALIA!
開催期間:10月29日(木)~11月3日(火)
開催場所:東急百貨店 東横店(東京都・渋谷駅直結)


イベントは実にたくさんあります!
食いしん坊なら、ワインディナーのイベントはいかがでしょうか?





10月14日の記者会見の後には「イタリアワイン試飲会 BORSA VINI」が開催されました。
イタリアの4州(シチリア、カンパーニア、カラブリア、プーリア)から7社他が出展しました。

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コノスル初の瓶内二次スパークリングワインが来春にも登場!?

2015-10-19 17:52:56 | ワイン&酒
先週はずっとチリワインを取り上げてきましたが、いよいよシメをしたいと思います。
現在のチリワインを語る際にハズせない生産者が、1993年創業の「コノスル -Cono Sur」です。

コノスルは、ワイナリー経営によくある“ファミリー”や“伝統”といったものを持たず、
Innovation-革新-を追求し続ける、勢いのあるワイナリーです。

輸出量ではチリ第2位
今やチリを代表する生産者のひとつであることは間違いありません。
コノスルのことは何度も取り上げましたし、実際に私もチリのワイナリーを訪問しました。

そのコノスルの新たなプロジェクトのひとつが、瓶内ニ次発酵のスパークリングワインで、
ちょうど先日、コノスルのチーフワインメーカーのアドルフォ・フルタードが来日し、そのスパークリングワインを紹介してくれました。
まだコノスルのセラーで瓶内二次熟成中のものを持ってきたので、ラベルがありません。


Centinela 2013 Cono Sur(Chile, Casablanca Valley)

カサブランカ・ヴァレーのセンティネッラ畑で育ったシャルドネ100%で、早く収穫したブドウを使います。

瓶内二次発酵は2013年8月から行ない、2016年3月頃にデゴルジュを行ない、4月以降いリリースの予定(瓶内二次を約2年半)だそうですが、実際のリリース時期はアドルフォ次第とのこと。

ガス圧は6気圧ですが、今回は、途中のものを手で処理して日本に持ってきたため、ガス圧が抜け気味かもしれないとアドルフォが言っていました。

飲んでみると、非常にフレッシュで、若々しい状態のエスプリ系。泡は繊細で細かくやや弱め。持続性はまずまずですが、瓶内二次ならではのうまみが足らず、少々単調気味。
まだ熟成途中なので、今後どう熟成し、変化を遂げていくのか、期待したいところです。
日本での発売時期も価格もまったく未定です。


アドルフォ・フルタード氏(コノスル社チーフワインメーカー) 

ちなみに、同じセンティネッラの畑のシャルドネを仕込み、新樽100%で9カ月熟成(マロなし)したワインが、「Cono Sur Barrels Limited Edition Chardonnay 2013」になります。こちらはなめらかで濃密で、カスタードのニュアンスがありますが、酸の支えがしっかりあり、非常によくできています。今からおいしく飲めて、価格もお手頃なので、このワインは超お買い得です。サービス温度は低すぎない方がいいです。
同じ年の同じ畑のシャルドネのワインなのに、収穫時期と醸造過程が違うと、こんなにも違うワインになるのが面白いですよね。


左から2番目のボトルが 「Barrels Limited Edition Chardonnay 2013」

※コノスルの既存スパークリングワインについては以前の記事を参照ください → コチラ



今回は、コノスルのピノ・ノワールの最高峰「オシオ -Osio」と、昨年発表したカベルネの新ワイン「シレンシオ -Silencio」最新ヴィンテージのお披露目もありました。


「Osio」は 2012年(グラス右)と2013年(グラス左)を飲み比べました

オシオのファーストヴィンテージ2002年の頃と比べると、10年が経過し、だいぶ変化していると感じました。
特に最新の2013年はキレイな果実味が絶妙に凝縮し、フレッシュな酸、エレガントなタンニンとともに、バランスの良さが際立ちます。外観も紫が濃く、若々しさがあります。
好みが分かれると思いますが、私は2013年が素晴らしいと思います。2013年は若干涼しい年です。カサブランカ・ヴァレーのブドウを85%、サンアントニオ・ヴァレーのブドウを15%ブレンドしています。

年のキャラクターもあるかもしれませんが、ブドウが樹齢を重ねてきていること、栽培技術も醸造技術もより進化していることの表れだと思います。



「Silencio」は ファーストヴィンテージの2010年と最新の2011年を飲み比べました

シレンシオも新しいヴィンテージの方が非常にいい出来だと感じました。
2010年はアロマが豊かで、なめらかで凝縮感もあり、熟成が進んできているのを感じます。
2011年はスパイシー感があり、煙っぽさがりますが、味わいがとてもキレイで、ふわっとしたやわらかさがあり、とてもユニーク。より果実味がイキイキとし、表現力が豊かになっているのを感じます。なお、2011年は、プエント・アルトのカベルネ・ソーヴィニヨンを98%、カルメネールを2%ブレンドしています。

※「シレンシオ 2010」については、初登場時の記事を参照ください → コチラ

安定したおいしさとコスパの良さが魅力のコノスルですが、同社のトップワインである「Osio」と「Silencio」のクオリティは、これから先もどんどんアップしていくであろうことは、間違いないと感じました。



最後に、アドルフォから聞いたコノスルの新しい試みを二つ紹介します。

1)エルエンカンテ・エステートの展開
北東部にある標高1100mのサンフェリペの畑100haで、4年前に黒ブドウのみ13種(カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、カルメネール、プティ・ヴェルド、グルナッシュ、カリニャン、アリカンテ、カベルネ・フランなど)を植樹。
アコンカグアの中でも周りに何もない場所。暖かい土地で、夏の昼間は37、38℃にもなるが、夜は11、12℃まで下がり、昼夜の気温差が大きいのが特徴。
「気温の日較差が大きいと、果実の凝縮度が高まり、色もよく出る。非常にポテンシャルの高い畑だと期待している」とアドルフォの談。

まだ樹齢が若く、グルナッシュやカリニャンなどは樹齢が若いといいブドウが得られないが、すでにいい成果がでているようです。
現在、これらサンフェリペの若木のブドウは、コノスルのバラエタルシリーズのワインにブレンドされていますが、樹齢が上がってきたら、シングルヴィンヤードも視野に入れているようです。
「コノスルのこれまでのワインは単一品種で仕込むモノセパージュ主体だが、ブレンドワインをつくっても面白いかもしれない」と、アドルフォ。

コノスルの成功の理由は、上質で分かりやすいモノセパージュワインを魅力的な価格で販売してきたことだと思います。よって、ブレンドするなら、ユニークな組み合わせを期待したいところです。
13品種で思い浮かべたのは、フランスはローヌのシャトーヌフ・デュ・パープ。このワインには最大13種の指定ブドウの使用が認められています。
サンフェリペ畑の13種の黒ブドウは、シャトーヌフ・デュ・パープのブドウとは完全に一致していませんが、シャトーヌフ的なブレンドワインをつくるとしたら面白そうです。

2)新しいピノ・ノワールの畑
太平洋から4kmという海岸近くにあるサントドミンゴ(サンアントニオ・ヴァレー)に15haの畑を拓き、ピノ・ノワールのみを植樹しました。
ピノ・ノワールの各クローンを植えています。

どちらのプロジェクトも、他にブドウ畑がないような極端な場所を選んで畑を購入していますが、こうした試みが面白いのだとアルドフォは言います。

また、畑だけではなく、ワイナリーの方にも新たな投資を行ない、拡張(400万本分)を行なっています。
オーガニック栽培も80haとなりました。

勢いありますね、コノスル!

(輸入元:株式会社スマイル)

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人気の「COEDOビール」を川越のラボ&レストランで楽しもう!

2015-10-18 16:03:33 | ワイン&酒
2015年8月には香港にも進出し、ますます人気のCOEDO Beer -コエドビール”を飲むため、COEDOビールの本拠地、川越までワイン仲間たちと一緒に出かけてきました。



COEDOビールの現在のメイン工場は埼玉県内の三芳町にありますが、川越市内のCOEDO誕生の地の工房をリニューアルし、醸造所COEDO Craft Beer 1000 Labo (コエド クラフトビール・ワンサウザンド・ラボ)」が2015年6月に誕生しました。

この醸造所のコンセプトは、名前にもあるように「ラボ」、つまり「ラボラトリー、試験所、実験室」。
1000リットルのタンクで、小ロット醸造の試験的な取り組みが行なわれます。

このラボには、COEDOビールが全て生で楽しめるレストラン「香麦 -XIANG MAI」 (シャンマイ)が併設されています。




エントランス

ここでは、COEDOビールの定番6アイテムのほか、ブルワリー限定や、季節限定のビールが料理とともに楽しめます。



今回は、COEDOビール朝霧社長のご案内で、料理とCOEDOビールのペアリングを楽しませていただきました。


高い天井が開放的

シャンマイでは、「キハチチャイナ」出身の長瀬シェフによるモダンクラフトチャイニーズがいただけます。
料理はどれも店でていねいに仕込まれます。



店の奥にビール工房(ラボ)があります


ドイツ製のタンク -13基ほどあるそうです



この日、ここで飲めるビールは8アイテム。
どうせなら全制覇しましょうということで、ミニサイズグラス(280ml)で全種にチャレンジしました。
グラスサイズは、ミニ(380円)、M(700円)、L(900円)と3サイズで展開。




8種のビールそれぞれに合わせた料理を長瀬シェフが提案してくれました



「毬花」×「鴨のスモークと葉野菜のサラダ」

トップバッターとして登場したのは「毬花 マリハナ -Marihana」です。
定番の各ビールには、日本の色名が付けられていますが、2014年に新定番として追加された緑色のラベルの「毬花」は、“ホップの花”のこと。

この「毬花」は、飲食店専用商品で樽製品のみ。アルコール度数が低いセッションIPAです。アルコール度数は4.5%。
柑橘系の風味が出るホップを複数ブレンドしているため、大量に造れず、飲食店専用にしたそうです。
フルーティーで柑橘のニュアンスが爽やかなビールで、ピュアで軽やか。

合わせたのは、鴨のスモークと葉野菜のサラダ。葉野菜(ルッコラ、パクチーなど)の苦みと合うというシェフの説明がありましたが、葉野菜の苦みに加え、ジューシーでほどよい塩気と旨味のある鴨肉が加わって三位一体となった時が、素晴らしいハーモニーでした。
飲食店でしか出合えない「毬花」なので、見つけたらぜひ飲んでみてください。



「伽羅」×「胡麻ダレ水餃子」

「伽羅 -キャラ -Kyara」は白ブドウのフレーバーが特徴のニュージーランド産ホップを使用したラガービール。
これは、昨年、朝霧社長に紹介してもらった時にも感じたのですが、とっても白ワイン的!
白ブドウのソーヴィニヨン・ブラン的な独特のフレーバーがアロマティックです。
コクのある胡麻ダレにも、添えてある青菜にもよく合いました。



「瑠璃」× 「宮城県産ムール貝の白ワイン蒸し」

「瑠璃 -ルリ -Ruri」は、COEDOのラインナップの中で、最もシンプルな味わいのプレミアムピルスナーです。
モルトも1種類のみとのこと。フラワリーな香りが心地よく、シンプルでピュア。でも、こういうシンプルなピルスナーこそ造るのが一番むずかしいと朝霧社長は言います。
貝のうまみと塩気が濃縮したテイストのムール貝と、その対極にあるシンプルな瑠璃がよく合いました。



「白」×「肉団子の甘酢あん」

「白 -シロ Shiro」は、その名前の通り、白っぽくにごった色調の無濾過の小麦ビール。
香りに香ばしさがあり、ふわっとまろやか。やさしい味わいのビールで、重湯とかパン粥を飲んでいるかのように、だんだんとお腹が膨れてきます。スモーキーなニュアンスもあるので、スモークサーモン、スモークチーズといったものにも合いそう。
今回合わせた甘酢には黒酢が使われているので、甘酢の香ばしさが白によく合いました。また、添えられている野菜の中に地元産(ごく近所だそうです)のマコモダケがありましたが(写真では白っぽいスティック状のもの)、シャキシャキした食感と、ふわりとした白とのマリアージュも面白かったです。



「紅赤」×「フルーツトマトの海老チリソース」

「紅赤 -ベニアカ Beniaka」の原料には、サツマイモが使われています。川越といえばサツマイモ。ビールの色も、サツマイモを思わせる赤みがあります。エールタイプですが、サツマイモを使っているため“ビール”ではなく、“発泡酒”となります。アルコール度数7%と、ラインナップの中で最も高くなっています。
やさしいタッチで、ナッティで、カラメルのニュアンスを感じます。これはローストしたサツマイモから来るようです。
甘いフルーツトマトのソースとよく合います。カラメルのニュアンスがあるので、クレームブリュレなどのデザート系にも合いそうでは?朝霧社長のオススメは、ウナギの蒲焼のタレだそう。これは試してみたくなりますね。



「CX Golden Ale」×「担担麺」

このラボで初めて醸造した記念すべきビール(#0001)で、「COEDO」×「Xiangmai」の頭文字をとって「CX Golden Ale」と名付けられました。酵母入り、無濾過で、アルコール度数は5%。
原材料には、花椒(四川山椒)、四川青山椒、レモンピールが使われているため、山椒をきかせた担担麺とのマリアージュが提案されました。
スーッと清涼感のある香りが爽やかで、レモンピールのほのかな柑橘のニュアンスも加わり、暑い季節にピッタリな、スッキリとした味わいです。レモングラスも加えたという担担麺のスープとのマリアージュもバッチリ!担担麺には「毬花」もよく合いました。



「漆黒」×「スイーツ」

クッキリとした黒さの「漆黒 -シッコク Shikkoku 」は、その名前の通りのブラックラガー。アルコール5%。
黒いからガツンとヘビーかと思いきや、チョコ、コーヒー、ローストモルト、カラメルを思わせる香ばしさがあり、クリーミーでふわっとした感じもあります。しっとり、キメ細かなテクスチャーで、思いのほか、スーッと入って行きます。
この黒ビールなら、ナッティなスイーツ、黒胡麻のソルベなどにいい感じ。朝霧社長は、「紅赤」を使って作ったソルベにもオススメと言います。



「星月夜 Hoshidukiyo」

2015年秋限定のシーズンビールは、黒っぽい色調の樽生ダークエール。アルコール6%。
苦みと香ばしさのある、日本初登場のジャリロというオレゴン産のホップを使っています。
このホップは、そのままだと香りはしませんが、醸造するとチョコバナナの香りが出てくるとか。
たしかに、ほんのりとバナナのフレーバーがあります。また、濃い色調ならではの香ばしさもあり、チョコレートムースといったチョコ系デザートにいいですね。スバリ、「チョコバナナパフェ」で試してみたいかも




そんなこんなで8種、ミニサイズとはいえ、かなり飲みました(笑)
お腹も大満足





日本のワインも置いてます -丸藤の「ルバイヤート」、勝沼醸造の「アルガブランカ クラレーザ」など、絶妙なチョイス!


レストランスタッフの皆さん 左端が朝霧社長




COEDO Brewery は、川越に1996年に創業した地ビールが前身ですが、2006年にリブランドし、観光地の地ビールではなく、“クラフトビールとしてのCOEDO” を提唱しました。

地ビールとクラフトビールの違いとは?
クラフトビールのCraftは、“手工業、手わざ、技能、工芸”といった意味がありますので、クラフトビールとは、大規模な工場で大量に醸造されるようなタイプのビールとは逆の、大規模ではなく、職人の手による、品質を追求する手作りビールでしょう。
地ビールは、“その土地”を前面に出しているビールです。
かつて、あちこちに出現した地ビールには、おいしいとはいえないものも多々あったと聞きます。

COEDOの成功の鍵は、土地の地ビールから、品質のクラフトビールへのシフトでしょう。
日本の古来からの色とビールの色をかけあわせたブランディングもわかりやすく、シンプルでセンスのいいデザインは、新しい消費者層に目でも訴えかけたと思います。



この2006年のリブランド以来、COEDOは日本のクラフトビールを代表するブルワリーのひとつに成長しましたが、2015年6月のラボオープン、8月の初海外(香港)進出と、さらなる展開し続けているのは素晴らしいことだと思います。

また、1996年創業時のオリジナルといえるサツマイモ原料の「紅赤」を2015年2月にリニューアルしました。

前は、糖類とサツマイモ、ホップ、麦芽(比率25%)を原料とし、ラガー酵母、濾過あり、
新「紅赤」は、サツマイモ、ホップ、麦芽(比率50%)を原料とし、エール酵母、無濾過

このリニューアルには賛否両論あったそうですが、今の「紅赤」は非常に個性的で、よくできていると思います。



どんどん新しいことを仕掛けてくる「COEDO Brewery」は、今後も目が離せないクラフトビールのひとつです。

川越市内のラボでは、ブルワリー限定や季節限定のビールも楽しめるので、機会があれば出かけてみてください。


平日限定のランチあり


川越駅からバス、またはタクシー利用 -殺風景な交差点「福田」からすぐ


黄色い看板が目印 駐車場あり(ビールを飲む場合は運転NGですよ!)




COEDO Craft Beer 1000 Labo
COEDO Brewery HP http://www.coedobrewery.com/jp/
COEDO News Blog http://www.coedobrewery.com/blog/


レストラン 香麦 -XIANG MAI(シャンマイ)
ぐるなび http://r.gnavi.co.jp/bxcnant00000/

※住所:埼玉県川越市福田59-1(レストランとラボは同じ敷地内に併設)

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ハード系パン好きにオススメ「セーグルオーヴェルニュ」@ビゴ

2015-10-17 16:31:51 | パン
銀座周辺でパンを買うならココ、と私が決めている店が、プランタン銀座の地下にある
「ビゴの店」

ここのハード系パンは私の好みにドンピシャなんです。

今回のチョイスは、ライ麦入りの “セーグルオーヴェルニュ”


セーグルオーヴェルニュ  1/4カット  350円(税込378円)

セーグルはライ麦パン、オーヴェルニュはフランスの中央南部あたりの地方名。
直訳すると、“オーヴェルニュのライ麦パン”。
原材料は、ライ麦、小麦粉、塩、イーストと、超シンプル。



皮はゴツゴツして硬く、生地はみっちり詰まり、水分多め。むっちりした食感と、素朴なライ麦の味わいが香ばしく、食べ始めると、止まりません(笑)
スライスしてそのまま食べてもよし。
クリームチーズやパテを塗ると、ワインのお供に最高です。

硬くなってきたら、軽くトーストしてもおいしくいただけます。
ハード系パンが好きな方にオススメのパンです。

ビゴの店 Douce France 
東京都中央区銀座3-2-1 プランタン銀座本館 B2F

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